YouTubeで流れた変な広告・真相を考察

今回は、YouTube上で流れた少し変な広告について調査していきたいと思います。

こちら動画化もされていますので、ぜひ。

YouTubeで流れたという変な広告

こんなリクエストをいただきました。

3年ほど前に奇妙な広告がYouTubeに流れていたとのこと。

広告というのは、動画を再生する前に流れるCMのことです。

広告ブロックしている人は見たことがないでしょう。

この広告の冒頭部分で「12歳未満の方は必ずスキップしてください」と表示されるそうです。

その後、男の子が帰宅するシーンになり、スキップ可能になるというものです。

それからどうなるのか気になるのですが、リクエスト主さんはそれ以降は見ていないようですね。

考察

  • どんな広告だったのか。

まずは、目撃証言からYouTubeの広告がどんなものだったのか考えてみましょう。

一番特徴的だといえるのが冒頭部分の「12歳未満はスキップしろ」という警告。

そもそも、12歳未満という境界は何の意味があるのでしょうか?

映画の年齢制限に「PG12」という表記があります。

どういう意味かというと、「12歳未満の鑑賞には成人保護者の助言や指導が適当とされる区分」です。

保護者が見せてよいか判断すれば12歳未満でも見てよいということになりますが、この基準は「小学生が真似をする可能性のある映画」が対象になるようです。

最近だと鬼滅の刃が、この基準に指定されていましたね。

この「12歳未満禁止」という基準、映画くらいしか見つからないので映画の広告だった可能性はあります。

しかし、「小学生以下」を縛るという意味でつかわれていたと考えると単に子供向けではないから見ないでほしいという意味合いで、冒頭部分にあの警告を差し込んだのかもしれません。

「子供向けの広告」ではないということはわかりました。

大したことはわかりませんでしたが、広告を探していきましょう。

  • 探してみる

とは言ったものの、過去に流れたYouTube広告を見つけるというのは非常に難しいです。

YouTube広告は、お金さえ払えば個人でも簡単に広告を流せてしまうため、かなり数が多く期間も短いものが多いです。

一応、広告をまとめた動画を一つ発見しましたが、このように誰かが意図的に録画していないと残っていないでしょう。

ある番組を録画していたらついでに撮れていたテレビCMとの違いでもありますね。

ちなみに、一応広告まとめ動画を確認しましたが、情報商材、健康器具など、この世の終わりみたいな広告しかなかったです。

というわけで、もしかすると話題になっていた可能性に賭けてツイッターで検索してみます。

もし話題になるとすれば、冒頭部分の「12歳未満はスキップしてください」の部分でしょうから、「YouTube 12歳未満」で検索して、3年ほど遡って探してみたところ、それっぽいものを発見しました。

【12歳未満閲覧禁止】優しいママの怖すぎる本音

というCMです。

皆さんご存じの、食用洗剤ジョイのCMになります。

ジョイの公式にもアップされていたみたいですが、既に削除済みでした。

ニコニコ動画に再アップされた動画があるので、興味のある方は「【12歳未満閲覧禁止】ホモと見る優しいママの怖すぎる本音」で検索してみてください。

さて、このCM冒頭部分に「12歳未満のお子様は絶対にスキップしてください」という警告がデカデカと表示されます。

さらに、目撃証言通り、男の子がただいまーといって帰ってくるシーンから始まり、中に着ている服が青いです。

CMの軽い解説をしておきます。

このCM、タイトル通り、子供の世話をする母親の本音が聞こえてくるという内容になっておりまして、割とえぐい本音が出てきます。

グラタンが食べたいという子供に対して、「もうほんとイヤ、脂っこいものばかり」とか、チーズの焦げ付きは手洗いしないと落ちねーんだよ」とか。

挙句の果てには「食費いくらかかると思ってんだよ」と言い出します。

どこがジョイのCMやねんと思うかもしれません。

ご安心ください。

「もし、彼女がジョイ ジェルタブを使っていたら」というテロップが出てきまして、後半はジョイを使うことによって心穏やかになった母親になってます。

しっかりジョイのCMです。

これ、母親の立場のほうからすればまた違った感想が出てくると思うのですが、おっさんの私が見てもちょっと嫌な気分になりますね。

「12歳未満はスキップしてください」という意味がよくわかりました。

確かに子供に見せちゃいけませんね。

これ、前述したとおり公式チャンネルにアップされていたものなのでですが、YouTube広告として流れていたのか、よくわかっていません。

ただ、リクエスト主さんはこの広告で間違いないとのことでしたので、YouTube広告として流れていたということで間違いないでしょう。

他にも、テレビCMでも見たことがあるという方もいたので、結構有名な広告なのかな?

YouTubeで流れた変な広告・真相を考察” に対して7件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    やはりホモは全てを解決する…!!

  2. 匿名 より:

    ここ最近はyoutubeの規約とか規制とか厳しくてニコニコ動画の方に動画が生き残っているパターンが多い
    14年前の無法地帯だったニコニコに戻りつつある

  3. 匿名 より:

    「この世の終わりみたいな広告」で不覚にも笑ってしまいました

  4. 匿名 より:

    こんな悪趣味なCM流してたんだ…
    ミサイルやら虐待やらメッセージ性の強い個人制作の歌CMが多かった時も、この世の終わり感強かったですw

  5. 匿名 より:

    CMとはいえひどい
    やはり買うならキュキュットだな

  6. 匿名 より:

    当時流れてたね。ブラックジョーク好きのオレにとって好きだった

  7. 匿名 より:

    最近(といっても1年前くらいかも)、カラフルなモザイクを背景に電話番号だけが書かれている広告をyoutubeで見たなあ。
    夜中見たからマジでビビった。

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