10万人の宮崎勤・真相を考察

今回はコミケに纏わる都市伝説「10万人の宮崎勤」について調査していきたいと思います。

こちらYouTubeで動画化されていますので、是非!

ここに10万人の宮崎勤がいます

世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」

このコミケで不思議な都市伝説がささやかれている。

都市伝説を紹介する前に、ある事件について先に説明する。

1989年、この年は昭和の時代が終わり、平成が始まった年である。

平成元年にとんでもない事件が発覚した。

知らない人はいないほど有名な事件「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」が発覚したのだ。

1989年6月に犯人である宮崎勤は、東京都八王子で幼女にわいせつ事件を起こしていたところを現行犯で逮捕され、今まで起こしたわいせつ事件も明るみになった。

彼は複数人の幼女を誘拐し、殺害していたのだ。

当時の法務大臣は「死刑くらいでは収まらない残酷な出来事だ」

と話ほど残虐な事件であった。

この事件を起こした宮崎勤の部屋を捜索すると、多くのアニメ、猟奇的な作品が発見され、当時のマスコミは宮崎勤はオタクだったと報道した。

この報道によって猛烈なオタクバッシングが行われた。

マスコミの矛先が向いたのは、あの「コミケ」だった。

ここからが本題の都市伝説になるが、マスコミがコミケを取材した際に信じられないような発言をしているという話がある。

「ここに10万人の宮崎勤がいます」

当時ですら許されないような差別発言をレポーターがしたというのだ。

しかし、この話は現在でも証拠となる映像が存在していない。

だが、不思議なことに目撃証言は多数存在する。

ある者はレポーターはショートへアーの女性だったといい、またある者は男性だったという。

本当に存在していたのだろうか…

考察

この都市伝説はかなり昔から噂されてきました。

ちなみに宮崎勤はホラーマニアでもあったそうです。

この件については詳しく調査していた方がいらっしゃいますので、まずはその情報からご紹介しましょう。

宮崎勤10万人発言があったのはコミックマーケット36です。

1986年9月13日から14日にかけて行われました。

当時は宮崎勤の件もあって、スタッフはマスコミ対応に追われています。

次に、どのような形で発言が行われていたのか。

こちらに関しては冒頭に述べた通り、目撃証言はあるものの、どれも食い違ってばかりです。

YouTubeのコメント欄でも見たことがあるという方がいました。

ツイッターで行われた調査によればレポーターの性別が女性だったと答えた人が4件、男性が4件、不明が5件という結果だそうです。

では噂は嘘だったのか?というとそう言い切れるものでもありません。

コミケ36直後に発行された「おたくの本」にこう書かれていました。

「ここに10万人の宮崎がいると書いたマスコミもあった」と。

著者はコミケ準備会代表の米澤氏です。

当時のコミケ事情に関してはかなり詳しい人物といえます。

ですが、2004年に米澤氏は別の著書でこう書いています。

「『ここには、10万人の宮崎勤がいる』というコメントを加えたTV局もあった」

1989年では「マスコミが書いた」ですが、2004年は「コメントを加えたTV局」となっており、米澤氏はこの発言を行ったテレビ番組を即答したともいわれています。

米澤氏の著書が真偽の論争となるわけですが、2つの説が考えられます。

10万人の宮崎勤は、「書かれていた」説と「テレビで発言されていた」説です。

まずは10万人の宮崎勤について、どこかに書かれていたという説ですが1989年8月21日の埼玉新聞にてこのような記事が出ています。

宮崎勤事件とともにコミケを報道した記事ですが「10万人」が集まったコミケ会場の中の一人だった「宮崎」という記載があります。

その後に、ほかのファンとの違いは何だったのかと書かれていますが、見方によっては、10万人の来場者と宮崎勤を同一視しているようにも読み取れます。

当時、オタクバッシングが行われており、その手の話題に関しては敏感になっていたコミケ関係者である米澤氏は、この記事について「10万人の宮崎」だと書かれていたと著書に記した可能性があります。

2004年には「書いた」ではなく「発言した」と一転していますが、これは米澤氏の記憶違いだとするのが自然な気がします。

というのも、2004年にはすでにネット上で「10万人の宮崎勤発言があった」という噂が広まっていました。

当然、米澤氏の周りも知っていたでしょうし、本人も噂通りに書いてしまった可能性があります。

次に、本当にテレビで発言してたとする説です。

先ほどの件だと、どこかに書かれていた説が濃厚なのですが私が調べていた際に気になる情報を見つけました。

実際に放送を見たという人の情報ですが、こちらの方は具体的な番組名と放送日まで記載しています。

TBSの3時にあいましょう、でそのような発言を聞いたという話で、実際に見たのはネットに挙げられていたニュースの切り抜きだそうです。

実際の映像は見つかりませんでしたが、当時の番組表は見つかりました。

1989年8月17日の朝日新聞です。

確かに「宮崎予備軍は増えるか」と書かれています。

宮崎予備軍なんて、当時のオタクを揶揄するために使われたとしか思えません。

少なくとも、3時にあいましょうでオタクに対する偏向報道があった可能性は高く10万人の宮崎勤とは直接言わないまでも、そういった意味にとらえかねないような発言はあったのかもしれません。

映像が一切ないのが不思議ですが、個人的には10万人の宮崎勤に関しては「根も葉もない噂」というわけではなさそうだと思っています。

10万人の宮崎勤・真相を考察” に対して6件のコメントがあります。

  1.    より:

    この噂
    確か自分はレポーターの東海林さんが
    発言したと聞いた記憶があります。

    1. こんにちは。
      東海林のり子さんはご自身が否定してらっしゃいましたよ。
      下記の記事を参照ください。
      https://nikkan-spa.jp/1755621

  2. 匿名 より:

    宮崎は特撮とかTVドラマとかを集めていた映像系のコレクターで、コミケに来るようなタイプのオタクとはタイプが違ったとか
    あと宮崎に関する都市伝説といえばウルトラマンセブンの封印回「遊星より愛をこめて」をダビングしてコレクター仲間に配っていたらしく、今残ってる映像は宮崎がコピーしたものでは?なんてのがありますね

  3. 匿名 より:

    テロップやテレビ欄での見出しと番組中のリポートの様子が結び付けられて
    特定のリポーターが発言したと記憶違いをしている人が多いのかも?

    コミケの運営側もだいぶ後になってから噂を認識したようですし
    (ここで運営側がインタビューに答えています
    https://news.yahoo.co.jp/byline/dragoner/20170929-00075748)、
    当時の映像が動画共有サイトにあがることもないのは不思議です。
    まあ平日昼間の情報番組を録画してる人はかなり少ないでしょうから
    仕方のないことかもしれません。
    ただコミケがどんな感じで取り上げられるのか気になって
    普段は見てもないけどこの時は録画したという人は
    いてもおかしくはないと思います。

    実際の放送が確認できたらいいんですけど難しそうです。
    放送ライブラリーという一般の人でも昔の番組を見ることができる所はあるのですが、
    ドラマ・バラエティ主体で情報番組はほとんど見られません。
    そもそも月曜から金曜まで放送されるいわゆる帯番組は
    昔(90年代初頭ぐらいまで?)は保存されないことが多かったようなので、
    まず放送局側に映像が残ってない可能性があります。

  4. 匿名 より:

    切り抜き動画を見たなら一度はネットに上がったことになるのに、誰一人保存してないというのはどうなんだろう
    そもそも見たと言う人、番組の日付けを暗記するくらい興味があったなら何故動画自体を保存しなかったんだろ
    証拠無しの情報はどうにも嘘くさいなあ

    1. 匿名 より:

      しかし、オタクを一括にして「宮崎予備軍」なんて表現していたのは事実なんだから、番組内容も推して知るべしでしょ。

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