監視カメラに映った男・真相を考察
今回は、とある事件が起きる前に監視カメラに映った不審な人物について調査していきたいと思います。
動画化もされていますので、こちらもよろしくお願いします!
監視カメラに映った男
とあるニュース番組のキャプチャなのですが、茨城一家殺傷事件が起きる前に、付近の監視カメラに映った不審人物がいました。
それがこの白い服を着た人物です。
住宅の敷地内に侵入してきたらしいのですが、カメラに気づき、逃げていったとのことです。
この事件に関与している人物ではないか、と話題になりました。
この事件、2021年5月に犯人が逮捕されました。
逮捕されたのは26歳の男性でしたが、被害者との接点はありませんでした。
動機については詳しくわかっていませんが、犯人は過去にも通り魔事件を起こしている事がわかっています。
さて、ここで疑問に思うのが、あの不審人物は犯人だったのか、という点です。
犯人は以前にも事件を起こしたことから2018年まで少年院におり、その後は自立支援施設にいたと報道されています。
家に戻ったのは2019年頃だと言われています。
しかし、不審人物が映ったのは2018年11月頃です。
犯人ではない可能性が高く、もしそうだとすれば何故こんな格好をしていたのでしょうか。
今回はこの不審人物について調査していきましょう。
考察
さて、先程の画像をもう一度確認します。
テロップを確認すると、一家殺傷事件自宅「付近」でと書かれております。
また、住宅の敷地に侵入、とも書いてありますから被害者宅の敷地内に入っていたのかと思っていたのですが、どうやら違うようです。
他のキャプチャ画像を見ると、被害者である小林さん宅から半径1キロほどの住宅の監視カメラに映ったことがわかります。
映ったのは2018年11月で、事件から約1年ほど前ということもあり、事件と関係があるのかちょっと疑わしいですね。
ではこの人物、結局何者だったのかという話ですが、実は同じ茨城県で、同様の格好をした人物が別の場所でも撮影されています。
茨城県八千代町で起きた殺人事件の現場のほうから走ってきたのが監視カメラに映っていたそうです。
こちらの場合、犯行時刻と映った時間が一致しているため、犯人である可能性が高く、すでに逮捕されています。
逮捕されたのはベトナム人実習生でした。
12月には懲役27年の判決が出ていますが、本人は犯行を否認しています。
また、「別の実習生がやった」とも話しており、他に仲間がいるようなことを話しておりました。
茨城では、同様の服装をした窃盗犯が複数いる可能性があるのではないか、と考えています。
こちらは2019年に撮影されたメロン窃盗の現場をとらえた映像になっています。
こちらも同様に、白い作業着のようなものを着て全身を隠しており、こちらの場合は運転手と実行犯の少なくとも二人はいました。
また、先程のスクショをもう一度確認すると、一家殺傷事件の現場付近でも、トラックの盗難事件が起きています。
事件が起きた場所と、八千代町は15キロほどしか離れていませんし、同じような窃盗犯がたまたま映り込んでしまっただけなのかもしれません。
ちなみに、メロンだけではなくぶどうやナシなども盗まれているケースがあったそうで、この近辺で窃盗犯がいることは間違いなさそうです。
逮捕されたベトナム人実習生がこの窃盗犯たちと関係があるのかは不明ですが、いずれにしても、白い作業着のような格好で夜中に忍び込む、という点で手口が似ています。
場所もそんなに離れていないことから、窃盗犯である可能性はあるのかなーと思います。
事件が起きてしまったために、過去の監視カメラの映像に映っていた姿を晒すことになったというわけで、窃盗犯からしたら運が悪かったですね。