大富豪が所持していた絵・真相を考察

今回は、とある犯罪者が所持していたと言われる不気味な絵について調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらも是非！

不気味すぎる絵

ちょっとショッキングな画像なので、興味のある方だけ覗いて見てください。

これらの絵を所持していたという犯罪者の名前は「ジェフリー・エプスタイン」この名を聞いたことがある人は多いでしょう。

2019年7月、彼は自宅で未成年の少女数十人に対して性的虐待をしていたとして逮捕されました。

この人についても、色々な都市伝説が囁かれて結構面白いので見てみるといいかもしれません。

さて、エプスタイン氏が収集していたのが、先程紹介した絵だったのです。

これを踏まえて絵を見てみると、また違った感情が湧くかもしれませんね。

彼は本当にこの絵を購入してたのでしょうか？調べてみることにしましょう。

まずは、この情報がどこから出てきたのか調べてみます。

私が知ったのは、５ちゃんねるのまとめサイトで、下記のような感じでまとめられていました。

「エプスタインが所持していた絵」というタイトルのスレがまとめられています。

で、この画像で検索してみますと、とあるツイートのまとめが見つかりました。

「画像は彼が蒐集していたといわれるアーティストの作品である」と書かれ紹介されていました。

残念ながら、元のツイートは残っておらず削除されていました。

残っているURLで調べてみると、どうやら現代美術家の方がツイートをした情報のようです。

このツイートが投稿されたのは少なくとも、2019年8月以前ですので、エプスタイン氏が逮捕されてわずか一ヶ月後の話です。

しかしながら、このツイートは「蒐集していたと思われる」と書かれており、あくまで推測となっています。

恐らく報道か何かが元の情報源だと思うのですが、私が探した限りではそのような報道は見つかっていません。

調べていて気がついたのですが、海外だとそもそもエプスタインと絵を結びつけているサイトすら見つからないんですよね。

ただ、この絵に関しては海外でも貼られていることが多いです。

どういったサイトに貼られているのかというと、ネットで「ピザゲート」が流行っていた頃にこの絵が使われていることがわかりました。

その時に、あるピザ店が犯行の拠点になっているという噂がありまして、「その店にある絵」として紹介されていました。

しかし、店で撮影されたものではなく、ある芸術家のサイトから転載されたものだと判明しています。

実は、ヒラリー・クリントンの夫であるビル・クリントンはエプスタインと親交がありました。

2019年にエプスタイン氏が逮捕されたことによって、2016年の陰謀論も再び注目されるようになり、いつの間にかエプスタイン氏が集めている絵だという噂になったのでしょう。

この絵を描いたのはキム・ノーブルさんという芸術家です。

この方は、10人以上の人格を持つ多重人格者で、それぞれの人格で異なる絵を描きます。

今回の絵は、「リア・プラット」という人格が描いた絵で、この人格は12歳の少女です。

実は、キム氏は過去に虐待を受けていたこともあり、リアと言う人格が描いたものも、彼女の記憶の一つだったのかもしれません。

ちなみに、恐らくこれらの絵の情報源はこのキム氏のサイトだと思いますが、今は削除されています。

こんな感じで、リア・プラット人格の絵が掲載されおりました。

つまり、エプスタイン氏と関係のある絵だったというのはデマである可能性は高いです。