三角の家・真相を考察

今回は愛知県某所にある廃墟について調査したいと思います!

動画化もされていますので、こちらもよろしくお願いします!

三角の家

三角の家という廃墟を調べてほしい、というリクエストを頂きました。

愛知県にある、廃墟となった住宅です。

なぜ三角の家と呼ばれているのかというと、建っている土地が三角形なのです。

風水でいえば、「三角形の土地は良くない」と言われていますね。

さて、この廃墟についての噂を紹介しましょう。

まず、この土地周辺は元々、墓地だったようです。

墓地が移転となり、更地にされたようですが、この移転時の供養が十分ではなく、土地自体が呪われてしまったそうで、ここに建つ家は怪奇現象が起こるようになったといいます。

そして、今から40年以上前、ある若い夫婦がこの土地を購入し、家が建てられましたが、それからまもなく主人の借金が原因で一家心中が起きてしまいます。

この話に関しては諸説ありますが、一家全員がなくなったというのは本当のようです。

そこから入居者が4,5回ほど入れ替わり、「この家はやばい」という噂が近所に広がり、心霊スポットになったそうです。

また、有名になってから建物内部に侵入した人も多くいました。

撮影された中で、衝撃だった写真がこれです。

まるで血のシミのようなものが付いたベッドです。

今回は、この廃墟についてできる限り調査していきましょう。

考察

  • 土地を調べてみる

さて、まずはこの土地が本当に墓地だったのか調べていきます。

地理院地図で航空写真を見てみました。

最古の年が1945年頃です。

こちらその航空写真です。

赤丸をつけたところが三角の家が建っている場所になります。

ここから分かるのが、辺り一面は田んぼです。

こちらが1961年頃の写真です。周りに家ができ始めていますね。

時間を進めて航空写真を見ていきましたが、この辺りが墓地だったということはありませんでした。

1945年までした遡れませんでしたが、この時点で既に田んぼだったので、墓地だった可能性は低そうですね。

これよりも前に墓地だった可能性もありますので、絶対にないとは言い切れませんが、そもそもそんな昔に墓地があったとしても、それを知っている人がいて、三角の家と結びつけて噂にするとは考えにくいですね。

墓地がなかったとなると、やはり三角の家の土地に家を建てた、最初の家族の呪いという線が強まります。

本当にこのような事件が起きたのでしょうか。

  • 物件を調べる

この家について詳しく知るために、登記簿を取得してきました。

登記簿に書かれていることから何か分かるかもしれません。

まず、この家は昭和51年5月19日に建築されました。

木造で、2階建てのおうちです。

次に、気になる所有権についてですが、昭和58年7月15日に売買によって所有権が移転しています。名古屋に住んでいるKという人物です。

そして、平成23年には恐らく息子と思われる人物に、この物件が相続されていました。

取り壊されたのは平成27年ですので、息子さんが取り壊す判断をしたのでしょうね。

また、相続される前、平成9年にはこの物件が借金の担保に設定されており名古屋にある「有限会社O」が債務者となっていました。

「有限会社O」についてですが、今も現存する会社でして、代表者はこの物件を相続した人物の名前になっていました。

つまり、三角の家の現所有者はご存命です。当たり前ですけどね。

一部では、取り壊すと関係者に祟りがあるとか、所有者が行方不明になったと書かれていますが、そんなことはなさそうですね。

以上が登記簿から分かる情報になりますが、少し不思議に思った点があります。

建設されてから、わずか7年で売買されていたという記録に関してです。

新築の物件をわずか7年で売りに出すというのは、特別な理由がない限りなかなか無いと思うのですが、なにかトラブルがあったのでしょうか。

売りに出して買った人物がいるということなので、そこまでひどいトラブルではないと思いますが、「かつて家族が住んでいて、何らかの理由で手放した」ことは事実だと思います。

また、その後に入居者が何度か入れ替わっていた件に関してですが、恐らくKに所有権が移ってからでしょう。

さすがに何度も入居者が変わっている物件をKを買うとは思えません。

Kという人物、前述したとおり、会社の経営者で、住所は別にあったようなので家には住んでいないと思います。

三角の家は、誰かに貸し出していたのでしょうか?

懐疑的に考えるならば、Kというの知り合い等が何度かこの家を利用しており、近隣住民はそれを「何度も入居者が変わる」と勘違いして怖い噂がでたという可能性もあるかもしれません。

事実、最初の夫婦はわずか7年ほどで新築の家を手放していますし、土地の形状もあってか悪い噂が立ちやすい状態だったと言えるでしょう。

そこから、心霊スポットとなって借りて、もしくは買い手がつかなくなり廃墟となったのかもしれません。

ただ、やはり最初の入居者には何かトラブルが起きていたことを考えると、何か良くないことが起きていた物件なのでしょうね。

三角の家・真相を考察” に対して11件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    私はあなたに情報を提供しようとしていますが、送信ボタンを押すとロードアイコンが表示されますが、待ち続けても何も起こりません。 もともとこんな感じですか?

  2. 匿名 より:

    7年で手放した理由を自分なりに考えてみると転勤で家を手放さないといけなくなったとか考えられますね
    それと三角地って角が多くてあまり使えない土地ですし、建てて住んだのはいいけど不便で売り払ったとか

    1. 匿名 より:

      楽しく拝見させていただいております。
      墓地ではなかった、については異論というか農村地特有の墓の建方がありまして、必ずしも墓じゃなかったとは言い切れないと思います。
      何かと申しますと、自己所有の田んぼや畑の中に一族の(土葬の)墓を持っていて、そこに埋葬しているというパターンですね。
      以前親戚の農地が買い取られた際、墓も移動になった所へ立ち会ったことがあります。
      棺に何故かビニール袋入の遺体だったせいで腐敗して液状のものが残っていて現場は散々でした笑

      1. ss より:

        興味深い話ですが、結局何の証明にもなってないですね。ただの噂が独り歩きした結果でしょう。

  3. 匿名 より:

    今回登記簿まで調べててガチですねw
    そういえば女賢者の記事の後になんかこの記事じゃない記事があった気がするんですけど、気のせいですかね?

  4. 匿名 より:

    昔テレビで見た怖い動画を探しています。
    中国(?)の学校の校庭で友達を撮影していたところ、校舎全体に巨大な顔が現れるという動画です。
    窓に映るとかではなく、校舎全体にモザイクアートのような形で現れていました。
    時刻はお昼すぎ?夕方?ぐらいの動画だったと思います。
    おそらく創作だとは思いますが、なかなか衝撃的で見返したいのでよろしくお願いします。

    1. 匿名 より:

      文章だけで怖い。
      実際見たら腰抜かす((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル

  5. 匿名 より:

    ここ、地元です。笑
    家から徒歩数分で行けるような場所でした。
    良くない噂に関する真偽は分かりませんが、昼夜問わず不気味な雰囲気はありました。
    地元民の中では有名で
    三角の家の近くの〜、等と言えばあーあそこね、とすぐ分かって貰える
    一種のランドマーク(?)の様にはなってましたね。笑
    いつからか駐車場になりましたが(現在は離れている為どうなっているか分かりませんが)
    誰も借りずにいつもガラガラでした。

  6. 匿名 より:

    下品な話になりますが、ベッドのシミは肛門性交の跡なのでは?と思いました。
    人の出入りが少なかったのならラブホテルが代わりに無断使用する輩がいそうです。

  7. 匿名 より:

    一家全員が亡くなったというのは何処ソースでしょうか?自分も色々リサーチしてますがそこらへんの情報までたどり着けず。

    1. 匿名 より:

      一家心中のソースが
      https://web.archive.org/web/20130302144746/http://www.geocities.jp/bowel_of_beelzebub/tafuken/j_sankaku.html
      ↑このサイトやtokanaである場合、信憑性はかなり微妙かもしれません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です