映画ポルターガイスト・真相を考察

今回は、本物の人骨を使った呪われた映画「ポルターガイスト」について調査していきたいと思います。

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ポルターガイスト

1982年にアメリカで公開された映画「ポルターガイスト」

スピルバーグが制作したシリーズの1作目である。

勝手に物が動いたりする心霊現象、ポルターガイストの被害者になる家族の物語なのだが、この映画には恐ろしい噂が囁かれている。

この映画に出演した人は、次々と亡くなっており、この映画に呪われていたというのだ。

一人目の犠牲者は、長女役だったドミニク・ダン

一作目のポルターガイストの出演者で、公開から数ヶ月後、殺されている。

ボーイフレンドによって絞殺されているのだ。

二人目の犠牲者は、子役のヘザー・オルーク。

彼女は12歳で突然亡くなった。

死因については諸説あるが、腸梗塞の手術後による敗血症だと言われている。

三人目は、悪霊役を演じたジュベリアンベック。

彼は二作目の出演者だが、公開前に病死した。

胃癌を患っていたという。

四人目はウィル・サンプソン。

この方も二作目の出演者であるが、公開前から1年後に病院で亡くなっている。

腎不全だった。

どの出演者も、映画の公開から短期間で亡くなっているのだ。

これは呪いだと言っても過言ではないが、一体なんの呪いだったのだろう。

実は呪われた理由として、ある小道具が原因だと言われている。

その小道具とは、映画のワンシーンで使われた骸骨だ。

普通は模型を使っていると思うだろうが、この映画で使われていた骸骨は本物だったというのだ。

スピルバーグは別作品で本物の人骨が使われていることを知り、それに感銘を受けて本作でも人骨を使用したのだという。

出演者が次々と亡くなった理由は、映画で使われた人骨の呪いだったというわけだ。

考察

この話、紹介した通り本当に次々と亡くなっているんですよね。

ポルターガイストは1982年から1988年で、3作品まで公開されましたがこの期間に全員亡くなっています。

まずは、使用されていた人骨について調べてみましょう。

にわかに信じがたい話ですが、本当に人骨が使われていたのでしょうか。

これに関しては複数人の関係者が話しているのですが、小道具係の発言を引用します。

小道具係のブルース・カッソンは「骸骨はCarolinnaBiologicalから来ました」と説明したそうです。

CarolinnaBiologicalは、1980年代頃に主に医学部で使用する人骨を販売していた会社です。

つまり、本物の人骨が使われていたわけです。

映画用に売ってくれるのかは疑問ですが、昔は日本の学校にも人骨標本が置いてあったくらいですし、ありえない話ではないでしょう。

ということで、さらに呪いの存在を信じたくなってしまいますが、出演者の死は本当に映画に出演したせいだったのでしょうか。

出演者の死因をよく見ると、実は映画に出演したから亡くなったと言い難い例もあります。

悪霊役のジュリアン・ベックさんですが、この方は胃癌でなくなられました。

1986年公開の2作目に出演していましたが、彼は1983年には既に胃癌だと診断されています。

出演したから癌を患っていたわけではないので、映画の呪いは関係ないでしょう。

また、4人目の犠牲者であるウィル・サンプソンさんも同様です。

この方も、長年苦しんでいた病が原因で、映画公開後に心肺移植手術を行いました。

この移植手術の合併症が原因で亡くなっているのです。

彼の術前の体調を考慮すると、亡くなる可能性も低くはなかったと思われます。

以上はあくまで一例ですが、よく調べてみると映画に出演してから突然亡くなったというわけではなく、元々病に苦しんでいた方もいたというわけです。

全ての死因が呪いのせいではないということはお分かりいただけると思います。

最後に余談ですが、この映画は出演者が亡くなるだけではなく、怪奇現象も起きているようです。

長男のオリヴァー・ロビンスが休憩中に事故にあっています。

その事故というのが、映画で使われるピエロロボットの誤作動です。

現場で休憩していたところ、ピエロの腕が絡まり、締め上げてきてたまたまその場にいたスピルバーグが彼を救ったそうです。

もし、あのまま窒息死していたとすれば、ポルターガイストの都市伝説もまた違ったものになっていたかもしれません。

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