【都市伝説】シオンタウン症候群は本当にあったのか?【ポケモン・ゲーム】
今回は、ポケモンの都市伝説を扱った記事になります。
みなさんは初代のポケモンをプレイしたことがありますか?
僕も子供の頃に遊んでいました。
シオンタウンに初めて行った時は、かなり不気味で怖かった記憶があります。
特に不気味なのはあのBGMですよね。
シオンタウン症候群
シオンタウン症候群は、日本の赤・緑バージョンの発売日直後に具合が悪くなったり、最悪、自殺してしまう子供が増加した。
噂によると、これらの自殺と病気はゲームをプレイしている子供たちが周波数が非常に低い音である、シオンタウンのBGMを聞いた時に発生すると言われた。
子供の耳は大人と比べてより敏感だからだ。
シオンタウンのBGMのせいで、少なくとも200人の子供が自殺し、不調を訴える者が表れた。
不調を訴える者のほとんどは、重度の頭痛であった。
シオンタウンは現在、ゲームによってBGMが違うが、この事件は初期にリリースされたバージョンのみに発生する。
ある人物が、特別なソフトを使用して、BGMをオーディオ分析すると、周波数のグラフに「幽霊」のグラフィックが表示された。
海外だと有名な都市伝説ですね。
シオンタウンのBGMがトラウマになってしまうという話はよく聞きますが、こんな恐ろしい話があったとは・・・。
でもこれって本当にあったのでしょうか?
考察
・噂が出た時期
情報を整理すると、事件が起きたのは発売された1996年からです。
起きた国は日本で、被害者は子供です。
しかし、この都市伝説、発祥は恐らく海外だと思われます。
というのも、「シオンタウン症候群」と検索すると、ヒットする最古のページは「Lavender Town Syndrome」というページです。
「Lavender Town」はシオンタウンの英語版の名前ですね。
そこで、海外の掲示板を調べてみましたが、噂の時期は2010~2013年の間だと考えられます。
・2013年に友達から聞いたことがあるよ。
・この事件は、2010年頃になるまであまり知られてなかったよ。
pokemon – How true is the Lavender Town Syndrome? – Anime & Manga Stack Exchange
1996年ごろにゲームで子供がおかしくなるという大事件が、2010年になるまで知られていなかった上に、初出が海外なのは少しおかしいですね。
・頭痛になる可能性はある?
シオンタウンBGMは、2つのチャンネルで動作するMIDIで、ヘッドフォンを装着した子供は2つの音を混合して聞くことになるため、偏頭痛を受ける。
しかし、症状はこれ以上のものはなく、自殺はありえないし、90年代に異常に自殺率が高かったという事実もない。
https://anime.stackexchange.com/questions/2679/how-true-is-the-lavender-town-syndrome
どうやら頭痛になる可能性はあるようですね。
ちなみに僕は子供の頃、シオンタウンのBGMを聞きましたが、特に異常はありませんでした(笑)
・周波数のグラフに幽霊?
周波数トラックはポケモンの「幽霊」の形をしている。
しかし、解析の結果、奇妙な「幽霊」の噂はなかったことを確認した。
(解析に使用したのは日本版のBGM)
https://anime.stackexchange.com/questions/2679/how-true-is-the-lavender-town-syndrome
どうやら幽霊が表示されるという噂も嘘だったようです。
まとめ
この都市伝説は、噂された時期が2010年からであること、発祥の国が日本ではないことから、創作である可能性が高いと思います。
日本のポケモンアニメで似たような事件が起きたので、そこから噂が作られたのかもしれませんね。