【深層web】謎のゲームsad satanの考察と真相

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 今回は、deep webから発見されたと言われる「sad satan」というゲームについて考察します。

 

このゲームは普通のゲームと雰囲気が全く異なり、怪音や、意味不明な画像が出てくるなど、不気味な作りになっています。

 

果たして、このゲームは何を意図して作られたのでしょうか?

 

 

sad satan

 

 このゲームは、Obscure Horror Cornerというyoutubeチャンネルで最初にアップロードされました。

 

 チャンネル主は、匿名の購読者から情報を得て、hidden serviceからダウンロードしたと主張した。

 

この匿名の購読者は、「ZK」が投稿したリンクから発見したと主張している。

 

参考 Sad Satan – Wikipedia

 

 このゲームは、1~5パートに分かれています。

 

FPS視点でプレイヤーが移動していくゲームです。

 

歩いていくと、不気味な画像が出てきたり、奇妙な音が聞こえてくるようです。

 

最終的には、ゲーム内で唯一のプレイヤー以外のキャラクターである、子供に攻撃され続けてゲームオーバー(?)になるようです。

 

不気味な画像と音声

 

 このゲームの怖いところは、ゲームに使用されている画像や音声です。

 

例えばこんな画像。

 

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Individual Part Analysis (Repost) : sadsatan

 

  男性に角が生えているように見えますね。

 

彼は悪魔のようにも見えますが、一体この写真は何なのでしょうか。

 

その他にも、実際の事件の音声や、画像も使用されているらしいです。

 

果たしてそれは事実なのでしょうか?

 

・sad satanで使用されている画像と音声

 結論から言いますと、実際の事件のものも使われています。

 

容疑者の画像だったり、容疑者のインタビューの音声だったり、それらは加工されてゲームに仕込まれているようですね。

 

先ほど載せた画像も情報元が明らかになっています。

 

 この写真は、Walter Sandersが撮影したものだ。

 

被写体の男性はKonopiste CastleのThurnとTaxisの第9王子であるFranz Josephである可能性が高い。

 

参考 Individual Part Analysis (Repost) : sadsatan

 

 このように、ほとんどの画像や音声が特定されているようです。

 

 凶悪殺人犯の画像や音声も使用されているのですが、それを載せてしまうとグーグルに怒られそうなので、当ブログでは取り扱いません。

 

考察

 

  それでは、このゲームの意図について考察していきましょう。

 

このゲームは、実際の殺人犯の画像や音声が使用されていると書きました。

 

そして、その犯人たちは、ほとんどが幼児に関する事件を引き起こしています。

 

また、プレイヤー以外で唯一のキャラクターが子供であることから、幼児虐待に関するなにかを訴えたかったのではないでしょうか。

 

しかし、真相はもっと単純なものかもしれません。

 

海外では、このような説が有力です。

 

・youtuberの宣伝説

 

 冒頭に書いた通り、最初にゲームを持ち込んだのはyoutubeチャンネル「Obscure Horror Corner(以下OHC)」です。

 

 OHCが送られてきたと言っていたリンクに注目します。

 

提示されたリンクはonionリンクと言われるもので、ダークウェブに存在するものです。

 

しかし、そのリンクの文字列には、数字0~7しか使えません。

 

にも関わらず、OHCが提示したURLには9という数字が使用されていました。

 

その後、「ZK」と名乗る人物が、新たな「sad satan」のダウンロードリンクを海外の掲示板に投稿しました。

 

新たに投稿されたsad satanは、ウイルスや、違法な画像を含んでいたために、有志によって、違法な部分を削除した「クリーンバージョン」がアップロードされます。

 

そこから、大勢のユーザーがプレイ可能になったわけです。

 

では、ここからOHCの宣伝だとする根拠を挙げていきます。

 

・宣伝説の根拠

 ・偽のリンクを張った理由

 

 OHCはなぜ偽のリンクを張ったのでしょうか?

 

恐らく、sad satanを宣伝目的で使用しようと考えたからです。

 

前述した通り、sad satanには違法な画像が使われています。

 

動画中ではそのような画像は見られませんでしたが、実際にユーザーにダウンロードされてプレイされると、違法な画像を使用したゲームであることがバレてしまいます。

 

そうなると、OHCの責任問題になっていまいますよね。

 

それを避けるために、偽のリンクを張ったのだと考えられます。

 

onionリンクを貼ることで、あたかも「深層ウェブで発見された」ということを演出したかったのでしょう。

 

だとしたら、なぜ違法な画像をわざわざ使用していたのか?

 

OHCが宣伝目的で創作したものならば、わざわざ使う必要はありませんよね。

 

そこで、「ZK」と名乗る人物に注目してみましょう。

 

OHCはZKからsad satanの情報を入手したと証言しています。

 

そして、偽リンク騒動の後に、ZKは新たにsad satanのダウンロードリンクを張っています。

 

こうすることで、あくまでOHCは関与せず、ZKという人物が、違法なsad satanを広めたのだ、と言えます。

 

なぜ違法な画像を入れなければならなかったのか、それはsad satanに不気味さをより演出させるためでしょう。

 

違法な画像といっても、日本では違法ではないような画像です。(主にグロや児童ポ◯ノ系)

 

このようにして、OHCは自ら作ったゲームで宣伝していたのだと考えられます。

 

最後に、OHCが創作したとする有力な証言があったので、引用しておきます。

 

 OHC(またはJamie)がゲームの作成に参加したことが証明されている。

 

Jamieは完全なバカだった。

 

なぜなら、出力ログファイルをゲームに残してしまったからだ。

 

そこから、オリジナルのゲームフォルダはJamieのドキュメントフォルダにあると判断できる。

 

さらに、彼はbuildsというサブフォルダを持っていて、最後のコンパイルは彼が動画をアップする前日だった。

 

この説があまり知られていなかった理由は、解説者の動画がスペイン語だったからだろう。

 

参考 Jamie from OHC could or is the creator of Sad Satan : sadsatan

 

 JamieはOHCの所有者の名前です。

 

解説動画はこちらの17:25あたりを見れば分かると思います。

 

しっかりJamieフォルダに入っていたことが確認できます。

 

以上のことから、OHCがsad satanの作成者であり、宣伝目的に動画をアップロードしたことは明らかでしょう。

 

まとめ

 

 以前、日本でも深層webブームのような時期がありました。

 

その頃に騒がれていたものの一つが「sad satan」でした。

 

当時、意図不明なこのゲームは、非常に恐ろしいものに感じましたが、真相は単純なものだったようです。

 

最後に、深層web関連の記事が他にもありますので、よろしければどうぞ。

sumaapu0.hateblo.jp

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