【都市伝説】ひとりかくれんぼについて考察【真相】

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 今回は、ネット上の都市伝説、「ひとりかくれんぼ」について考察していきたいと思います。

 

ひとりかくれんぼは10年以上も前から存在しますが、本当に幽霊を呼び出してしまう危険な遊びなのでしょうか?

 

ネット上の様々な噂から、考えてみましょう。

 

 

ひとりかくれんぼ

  まずは、ひとりかくれんぼの情報を簡単にまとめてみます。

 

用意するもの

・手足があるぬいぐるみ
・ぬいぐるみに詰めることができる程度の米
・爪切り
・縫い針と赤い糸
・刃物(包丁、カッターナイフ)、錐など、鋭利なもの
・コップ一杯程度の塩水(天然塩が良いとされる) 

ひとりかくれんぼ (ひとりかくれんぼ)とは【ピクシブ百科事典】

 

方法

 

・下準備としてぬいぐるみに名前をつけ、詰め物を全て出して代わりに米と自分の爪(切って入れる)を入れて縫い合わせる。余った糸は、ある程度ぬいぐるみに巻きつけて結ぶ。中に入れる米はぬいぐるみの内臓を、赤い糸は血管を表しているともいう。隠れ場所を決めておき、そこに塩水を用意しておく。

 

・午前3時になったら以下の順に行動する(以下、自分の名前:○○、ぬいぐるみの名前:△△(○○以外)とする)。

 

・ぬいぐるみに対して「最初の鬼は○○だから」と3回言い、浴室に行き、水を張った風呂桶にぬいぐるみを入れる。

・家中の照明を全て消してテレビだけつけ(砂嵐の画面)、目を瞑って10秒数える。

・刃物を持って風呂場に行き、「△△見つけた」と言って刺す。

・「次は△△が鬼だから」または「次は△△が鬼」と言い、自分は塩水のある隠れ場所に隠れる。

 

終了方法

 

・塩水を少し口に含んでから出て、ぬいぐるみを探して、コップの残りの塩水、口に含んだ塩水の順にかけ、「私の勝ち」と3回宣言して終了となる。必ずこの手順によって、1~2時間、または2時間以内に終了させなければならない。

 

・ また、ひとりかくれんぼに使用したぬいぐるみは、最終的に燃える方法で処理する必要があるとされている。

 

 

dic.pixiv.net

 

 このように、準備が大変な上に、夜遅くまで起きていなければならないので非常に面倒臭いです。

 

この一連の儀式のようなものは、一種の降霊術だと言われています。

 

幽霊を呼び出すために上記のような手順を踏む必要があるわけですね。

 

次に、体験談をいくつか見ていきたいと思います。

 

体験談

  

 

 こちらは有名youtuberさんの検証動画です。

 

適当に流し見してみましたが、扉をノックされたり、カッターが壊れていたりしていたようですね。

 

他にもいろいろ探してみたんですが、どう見ても編集だったり、釣り臭い体験談ばっかりだったので、ひとりかくれんぼによる被害を適当にピックアップしておきます。

 

ひとりかくれんぼによる恐ろしい被害

  1. 変な声が聞こえてくる。
  2. 謎の黒い影が出現する。
  3. 足音が聞こえる。
  4. 女性の霊が現れた。
  5. 精神的におかしくなった。

他にも似たような被害は多く報告されています。

 

やはり、危険な霊を呼び出してしまう危険な遊びだということでしょうか。

 

次は、ひとりかくれんぼについて考察していきましょう。

 

考察

  さて、ひとりかくれんぼは本当に危険な遊びなのか、を考えていきましょう。

 

・本当に幽霊が出るのか?

 

 ひとりかくれんぼが危険だと言われているのは、霊を呼び出してしまう、という理由です。

 

前述したとおり、降霊術だと言われていますから、危険な霊を呼んでしまった場合は恐ろしい目にあってしまうことになります。

 

しかし、いろいろな体験談を見てきましたが、何も起きなかったよ!という人が大半なのです。

 

あるブログによると、幽霊を呼び出す可能性は3割程度らしいです。

 

かなり低いですね(笑)

 

何も起きなかった人は、3割の幽霊ガチャに失敗してしまったということでしょうか。

 

・動画とブログとの体験談の違い

 

 僕はこの記事を書くにあたって、多くのブログや動画のひとりかくれんぼ検証について見てきました。

 

そして、ブログと動画の体験談とのある違いを発見しました。

 

それは、実際に幽霊が現れたり、物理的被害に会ったのはブログの体験談が圧倒的に多いということ。

 

つまり、文書ならどうとでも書けるということです。

 

さすがに動画で幽霊を出したり、発狂するフリをするのは大変でしょう。

 

よって、ひとりかくれんぼの危険性は薄いと思われます。

 

・万が一の可能性

 

 しかし、100%安全だとは言い切れません。

 

このひとりかくれんぼは、自己暗示にかかる可能性が高いのです。

 

自己暗示とは、自分の思い込みによって事実であると誤認してしまうことです。

 

例えば、試合前や大勢の前でスピーチ発表の前なんかに、「自分はできる」と言い聞かせたりすることってありませんか?

 

あれも自己暗示の一種です。

 

似たような効果で、プラシーボ効果というものがあります。

 

こちらも思い込みによるものです。

【オカルト】相手を呪う方法について考察【呪いの効果】 – THEつぶろ

(こちらの記事でプラシーボ効果について書いてます)

 

話を戻しますが、ひとりかくれんぼは、思い込みを起こしやすいと思うんです。

 

まず、手足のあるぬいぐるみに、米を入れて赤い糸で縫うということでした。

 

米は日頃から食べてる物で、生命を連想させ、赤い糸は血管のようなものを連想しますよね。(手順の方にも書いてますが)

 

まるでぬいぐるみに命を吹き込むかのような、そんな感じがします。

 

そして、刃物を用意しなければなりません。

 

刃物は、危険なイメージを抱く方が大半だと思います。

 

次に、砂嵐のテレビや、午前3時の真夜中に行うという、不安になりやすい環境を作ります。

 

そして、不気味な手順で行われるひとりかくれんぼ

 

その手順そのものに意味なんてないのかもしれません。

 

しかし、この手順を踏むと何か起こるという思い込みから、自己暗示にかかってしまう可能性があります。

 

今まで用意してきたものが、自分を説得する材料になるのです。

 

そして、この自己暗示を終わらせるために、塩水を使っています。

 

塩と言えば、誰もが除霊を想像するでしょう。

 

このように、誰もが不気味だと想像してしまうような要素が多く使われています。

 

感受性が高い人なら、自己暗示によって些細な物音が足音に聞こえたり、物陰が幽霊に見えてしまうこともあるかもしれません。

 

まとめ

  ひとりかくれんぼは、降霊術ではなく、自己暗示にかかりやすい遊びだと思います。

 

似たようなもので、こっくりさんがありますね。

 

集団ヒステリーによる事件が起きていたり、非常に危険な遊びで、学校で禁止されたこともありました。

 

思い込みは非常に危険なもので、見えるはずのないものが見えたりするなど、オカルト的な話になりやすいんです。

 

特に怖がりな人は、ひとりかくれんぼをしない方がいいです。

 

逆に疑ってひとりかくれんぼをやる人には、全く影響がないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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