【都市伝説】インターネットで最も深い場所にあるマリアナ・ウェブの真相を考察【深層web】【2019年更新】

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 今回は、深層webに関する都市伝説の記事です。

 

みなさんは深層webをご存知でしょうか?

 

特殊な方法でのみアクセスできるネットのことです。

 

その中でも、最も深い場所にあると言われているのが、マリアナ・ウェブです。

 

 

マリアナ・ウェブ

 

 我々が利用しているインターネットには、いくつかの階層に分かれている。

 

普段、いつでもアクセスできる領域は最も浅い階層に存在する。

 

その下に、特殊な方法でアクセスできるダークウェブが存在するが、それよりも深い所にあるのがマリアナ・ウェブである。

 

マリアナ・ウェブには膨大なデータと、超高性能なAIが存在しているという。

 

アクセスする方法は、量子コンピュータを用いてのみ可能だ。

 

 深層ウェブよりも深い場所に存在するマリアナ・ウェブは、アクセスすることはほぼ不可能なようです。

 

さて、そんなロマンに溢れるマナリア・ウェブは本当に存在するのでしょうか?

 

考察

 

量子コンピュータは存在する?

 そもそも量子コンピュータって何かと言うと、従来のコンピュータとは比較にならないほど計算能力が高いコンピュータのことです。

 

理論上は作ることができると言われているようですが、まだ存在していません。

 

 つまり、現在はマリアナ・ウェブにアクセスできる人間は存在しません。

 

ちなみにマリアナ・ウェブには現在のコンピュータでは計算しきれないほどのデータが存在するので、量子コンピュータじゃないとアクセスすることはできない言われているんです。

 

【2019年追記】

量子コンピュータは存在します。

厳密に言えば、まだ開発段階なので、一部の人間しか使えません。

また、噂が囁かれ始めた2011年当時は、実用的な量子コンピュータはまだできていません。

 

・本当に存在するのか?

 これに関して、噂の発端となった画像があります。

 

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https://www.quora.com/How-do-I-access-Marianas-web

 

 深層webを知っている人なら見たことがある人も多いのではないかと思います。

 

ちなみにこの画像、ほとんど嘘だと言われています。

 

 この画像に書かれていることのほとんどが嘘だ。

 

深層ウェブ自体は存在するが、深層ウェブに「レベル」は存在しない。

 

https://www.quora.com/What-is-a-gadolinium-gallium-garnet-quantum-electronic-processor-I-found-this-while-watching-a-video-about-the-deep-web

 詳しくは上記のリンクで解説しているのでよかったらご覧ください。

 

話を戻しますが、マリアナ・ウェブの噂はこの画像が発端だと言われています。

 

そして、前述した通り、この画像自体の真偽が疑わしいのでマリアナ・ウェブが存在する可能性は低いと思います。

 

・【2019年更新】

 もうちょっと詳しく書いていきます。

 

・深層ウェブの階層

  深層ウェブの階層は、上記の画像によればレベル8まであるようです。

 

しかし、一般的には表層ウェブと、深層ウェブの2つしか存在しないと言われています。

 

深層ウェブは、検索でヒットしない場所のことですが、それぞれ接続方法は独立しています。

 

例えば、ダークウェブに接続するソフトもTorだけではないです。

 

・分散ネットワーク42 (研究目的であり匿名用ではない)
Freenetはデフォルトで人気のダークネット(friend-to-friend)。バージョン0.7以降は「オープンネット」として実行できる(peerノードは自動的に検出される)
・GNUnetはF2Fネットワーク・トポロジーオプションが有効な場合にダークネットとして利用が可能である
・I2P (不可視インターネットプロジェクト)はダークネットとしての特徴を持つ別のオーバーレイ・ネットワークであり、そのサイトはEepsitesと呼ばれる
・OneSwarmはfriend-to-friendのファイル共有用のダークネットとして実行できる。
・RetroShareはDHTと検出機能が無効な場合にデフォルトで匿名ファイルの転送を実行するためのダークネット(F2F)として実行できる
・Riffleは堅牢な匿名性(少なくとも一つのサーバーが妥協しないままでいる限り)、効率的な計算および最小の帯域幅の負荷を同時に提供するクライアント・サーバーのダークネットシステム
・Syndie
・Tor (The onion routerの略語)はダークネットの特色もなす(hidden services)匿名ネットワーク。Torはダークネットの最も一般的な例である
・Triblerはファイル共有用のダークネットとして実行できる。
・ZeroNetはTorのpeer-to-peerユーザーのインターネットに似たコンピュータネットワークの構築を目的にしたオープンソースソフトウェア

ダークネット – Wikipedia

 

 これらのソフトは全て独立しており、「深さ」という概念はないと言っていいです。

 

仮に、複数のネットを経由しなければ行けない場所があるなら、「深い場所」にあると

言えるでしょう。

 

つまり、あの画像は、見た人の好奇心を煽るために創作されたものだと考えられます。

 

量子コンピュータについて

 「マリアナ・ウェブは量子コンピュータを使わなければいけない」という噂に関して興味深いことが分かりました。

 

マリアナ・ウェブに関する話題は、「mariana web」で検索時期を絞った結果、2011年以降から存在していると考えられます。

 

ちょうどその頃、量子コンピュータに関する報道がありました。

 

2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功したと発表した。

量子コンピュータ – Wikipedia

 

ちょうど、マリアナウェブの噂が出始める時期と、一致してます。

 

もしかしたら、この報道から都市伝説が作られた可能性も考えられますね。

 

まとめ

 

 マリアナ・ウェブに関する噂はちょっとSFチックで面白いと思いますが、現実的な話で言えば、存在する可能性は低いです。

 

しかし、深層ウェブ自体は実際に存在しますし、そこでは様々なデータがやりとりされているのも事実です。

 

まだ、深層ウェブに関して勉強不足なので、もし間違えていたら指摘していただけると助かります。

 

【お知らせ】

youtubeチャンネルを開設しました!

オカルト系の考察動画を作っているので、よろしければご視聴ください。

 

www.youtube.com

 

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