ツイッターの怪奇現象・真相を考察

今回は、ツイッターで起きた怪奇現象について調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらもぜひ！

ツイッターの怪奇現象

2016年頃、奇妙なツイートがあると話題になりました。

そのツイートというのが、「先月保護した猫」について書かれたものになっています。

「毛並みも抜群でかわいい」と書かれ、その下には保護した猫と思われる画像が添付されていると思いきや…

奇妙な画像が貼られていたのです。

モノクロの写真で、女性の頭部の上から帽子を被った男性が重なって写っています。

ツイートの内容から察するに、猫の画像を添付しようとして、間違えてしまったのでしょうか？

しかし、リプライを確認すると、明らかに猫の画像に対してのリプライが多く見受けられ、この不気味な画像についての言及は一切ありません。

非常に不気味な怪奇現象で、一時期このツイートが話題になりました。

果たして、この現象は一体何だったのか。

そして、この不気味な画像の正体は…？

考察

さて、かなり不思議な現象ですね。

見ている画像と、リプライの反応が乖離しているのもまた不気味です。

ただ、正体不明の怪奇現象というわけではなく、この現象についてはツイッターのバグではないかと言われています。

ツイートが話題になったのは2016年頃ですが、2015年頃から、添付した画像が入れ替わるバグがチラホラ確認されています。

このように2015年から2016年の間は「画像入れ替わりバグ」というものが起きていたようなのです。

今回のツイート、2012年にツイートされたものですが、2015年頃から発生したバグによって画像が入れ替わったと思われます。

ウェブ魚拓が残っていたので確認してみたところ、元の画像が表示されたツイートを発見しました。

やはり保護した猫の画像が表示されていたみたいですね。

このことから、リプライは正常に表示された頃に投稿されたものでしょう。

しかし、バグによって書き換えられたあの画像はどこから来たのか気になりますね。

騒動が起きた2016年当時も画像検索で調べた方がいらっしゃるようですが、有力な情報は得られなかったようです。

かなり謎な画像となっておりますが、今回起きたバグから、画像がどこから来たのか考えてみます。

入れ替わりバグについて、どの画像もツイッターの画像投稿機能で投稿された画像がバグの対象になっている事がわかります。

これはバグの一例ですが、とあるツイートに、自分の写真が勝手にアップされている事象が起きています。

これも入れ替わりバグによって起こされたものですが、どうやら別のユーザーがアップした画像と入れ替わるようです。

で、不思議なことに2017年には元の画像に戻っていたことが確認されています。

このことから、ツイッターに投稿された画像URLが何故かサーバー上にある画像と一致しないものを表示してしまっていることがわかります。

つまり、今回の不気味な画像、別のユーザーが投稿したもので、ツイッターのサーバーから猫の画像ではなく、あの画像が呼び出され、表示されてしまっているのです。

ですので、全く正体不明の画像というわけではなく、Twitterユーザーの誰かがアップしたものです。

しかし、2016年時点で画像検索に引っかからないということは、この画像が投稿された元ツイートは削除されていると考えられます。

恐らくこの画像が投稿されたツイートは削除されたものの、サーバー上に残っていたためにバグで表示され、全く情報が存在しない、謎の画像となってしまったのでしょう。

しかしながら、この画像、元の投稿者はなんの画像をアップしたのでしょうね。