Girl Goes Psycho During Makeup・真相を考察

今回はとある奇妙な映像について調査していきたいと思います！

動画化もされていますので、こちらも是非！

Girl Goes Psycho During Makeup

先日、このようなリクエストを頂きました。

「女性がカメラに向かって明るい感じで喋っているが、突然頭を机に打ち付けて血だらけになる動画がある」というものです。

文字だけでも怖いのですが、気になったので調べてみました。

あるまとめサイトにて、このような動画が紹介されておりました。

オリジナルはYouTubeにアップされていたようで、既に削除されているようですが「Girl Goes Psycho During Makeup」というタイトルの動画です。

早速見ていきましょう、

私も視聴してみたのですが、かなりショッキングな映像なので、気になる方は調べて見てみてください。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35853592

化粧について女性が語る動画なのでしょうか。

明るい感じで、カメラに向かって話しています。普通の動画ですね。

しかし、動画の途中でだんだん映像がおかしくなっていきます。

突然、画面が二つ二分割され、何らかのウェブサイトが映ります。

さらに、急に画面が真っ暗になり「ピー」という音が鳴り響きます。

最も怖いのは、最後のシーンで女性が何かに気づいたような、驚いたような表情になります。

すると、突然カメラに向かって何度も頭を打ち付け始めます。

頭から地が出るほど、何度も何度も打ち付けます。

最終的に、呆然とした女性が映し出して終わってしまいます。

一体女性に何があったのでしょうか…

考察

この動画、元々は「The 15 Experience」というチャンネルにアップされていたようです。

当時、動画の概要欄には「動画は匿名で送られてきた。それ以上の情報はない。」と書かれていたらしく、最初にアップロードした人物も、このビデオのでどころはわからないようです。

とりあえず、YouTubeチャンネルは残っているようなので、覗いてみましょう。

他にもいくつかの動画がアップされており、見た限りだとハッカーが入手した映像を公開しているチャンネルのようです。

そして、各動画の概要欄にサイトのURLが紹介されています。

URLを見た限りだと、このチャンネル主のサイトだと思われます。

自分のサイトに誘導するのが目的なのでしょうか？

このことから、ネット上では自分のサイトを宣伝するのが目的ではないか？と言われています。

しかし、サイトにアクセスしてみると、既に削除されているようでした。

また、よく見るとYouTubeのチャンネルの更新も止まっています。

最後の動画だけ4年前にアップされているようで、「Im back」と書かれていますが、再び姿を消したようです。

宣伝目的だとするなら、あの動画は世界中で話題になっていたようなので、大成功だったと思うのですが、何故消えてしまったんでしょうか。

そもそも、本当に宣伝目的だったのか、調べてみましょう。

先程のサイトをネットアーカイブから見てみると、こんな感じのサイトでした。

ハッカーが入手した監視カメラの映像が掲載されています。

右下にツイッターやフェイスブックのリンクも貼ってありますね。

このサイト、何かを販売していたわけではなく、単に映像を掲載しているだけのサイトでした。

SNSを見てみると、4年前で更新が止まっていますが、気になるツイートがいくつかありました。

「im back」の動画よりも後に、いくつか動画をアップしたというツイートがあります。

で、それらを確認すると、削除されています。

削除理由は「YouTubeポリシー違反」です。

少なくとも3つの動画が削除されていました。

動画が削除されるというのは、滅多にあることではなく、かなり思い処罰があります。

もしかすると、収益停止になっている可能性もありますね。

恐らく、更新が途絶えた理由はこれだと思います。

YouTubeも大きな収益源だったでしょうし、これ以上違反するとチャンネル削除もありえますからね。

YouTubeで自分のサイトの宣伝もできなくなってしまうわけですし、一旦活動を停止した、という可能性も考えられます。

もう一つ、今回の動画に出ていた女性、既に特定されていたようです。

「ナキア・セクレスト」という女優が、このようなツイートをしています。

自身のインスタグラムにも、映像の一部キャプチャを載せており、あの女性は女優が演じているだけだったということが判明しています。

ちなみに、この方は今もSNSを更新しているので、生きています。

女優を使って動画を作成するということは、費用もだいぶ掛かっていると思いますし、やはり、何らかのビジネスをしようとしていた可能性は高いでしょうね。

また、こちらのサイトでは、このサイトについて「スイスの映画コンテストのために作成された短編映画だった」と書かれています。

これに関しては情報源が不明なので、真偽は分からないのですが、これらの映像が「作品」だったのは確かだと思います。