アッカADSLのCM・真相を考察
今回はとある幻のCMについて調査していきたいと思います!
動画化もされていますので、こちらも是非!
アッカADSLのCM
アッカのADSLのCMをご存知でしょうか?
2000年代前半に放送されていたCMだと言われています。
内容は下記の通りです。
懐かしいADSLサービスに関するCMでした。
主人公はサラリーマンの男性で、なぜかみんなが手をつないでいる世界です。
主人公はそれに違和感を持ち、家に帰りますがなんと妻も誰かと手をつないで終わるという、内容が意味不明のCMでした。
内容も然ることながら、幽霊が映っているのでは、と有名になったCMでもあります。
最後のシーンで、謎の女性の顔が映っているらしいのです。
気になりますが、このCMは数年前にアップロードされたものが削除されたっきり幻のCMとなってしましました。
しかし、今年になってようやく再アップロードされたようです。
早速見ていきましょう。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38703887
やはり内容は意味不明で、問題のシーンは最後です。
プロバイダのロゴが表示されたとき、窓からこちらを見ている女性がいます。
当時、2ちゃんねるでも話題になっていたようで、「窓に顔が映っているが心霊?」という書き込みがありました。
今回は、このCMは一体何だったのか、調べていきましょう。
考察
そもそも、アッカという会社を私は知らなかったんですが、皆さんはご存知でしたか?
「アッカ・ネットワークス」という会社で、現在はイー・アクセスに吸収合併されています。
さて、前述したとおりあのCMは、ADSLを宣伝するためのCMだったようですが内容がイマイチわかりませんし、最後の顔も気になりますね。
こういうCMって、よく自社のホームページでも紹介していたりするんですよね。
CMの紹介ページがあれば、何か手がかりがつかめるかもしれませんね。
ということで、ホームページのアーカイブを確認してみましょう。
2002年に「アッカのCM、見た?」というページが見つかりました。
ご丁寧にこのページからでもCMが見られる様になっています。
動画ファイルもダウンロード可能になっていました。
一応ダウンロードできましたが、画質がくっそ悪かったので見れたもんじゃないです。
さて、気になるCMの内容についても掲載されていました。
みんなが手をつないでいる、というのはADSLの特徴である「常時接続」を表したものだったそうです。
そして、帰宅すると奥さんまでもが誰かと手をつないでいるというあの演出ですが、どうやらお隣さんと手をつないでいたということらしいです。
繋がっていないのはお父さんだけ、という設定に関してはよくわからないですが「早くみんなとつながろう」みたいなメッセージも込められていたのでしょうね。
この辺のつなぎっぱなし、というのが常時接続ということでしょうか。
内容を知ってから改めてみると、そんなに違和感が無いような気がしますね。
でも最後のシーンはやはりホラーにしか見えません。
ここで窓から手を出しているのが、お隣さんです。
最後に顔が映り込みますが、恐らくこれもお隣さんの顔ではないかと思います。
シーンを少し戻して、奥さんが手を繋ぐ直前のところ、窓にうっすら顔が映っています。
腕の位置関係から見ても、そこに顔があるのは不自然ではありませんし、出しているのは右手なので、違和感はないでしょう。
ですが、照明の関係かお隣さんの顔結構怖く見えちゃってますねw
というわけで、CMの内容から考えると、この手はお隣さんの手で、窓に映っているのはお隣さんの顔ではないか、というのが結論です。
このCM、色々と不気味な演出になっているので、最後に映る顔もそのような意図があってあえて、ホラーテイストナ感じにしたのかもしれません。
映り方とか演出的に、幽霊ではなく実際の人というのは間違いなさそうですが、出てる手の服はピンクなのに対して、顔の人が着ている服は黄色に見えるので、きっとピンクの服の手はお隣さんで、その人もまた手を繋いでいて、それが顔の人なのかなって思いました!細かい指摘ですみません……
奥さんが隣の旦那と不倫してるのを示唆したブラックユーモアの類いかと思ったw