赤い帽子の女の子の画像・真相を考察
今回は、スマホに気づいたら保存されているという謎の画像について調査していきたいと思います。
YouTubeで動画化されていますので、こちらも是非。
赤い帽子の女の子の画像
2018年頃、スマホに関してこのような現象が発生した。
「謎の画像がスマホに保存されている」
これは一人のユーザーではなく、多数のスマホユーザーに発生したらしい。
画像は複数枚あり、その中の1枚がこの赤い帽子を被った女の子の画像です。
フリー画像のような、素朴なイラストとなっていますが、彼女の頭上に何やら黒い影のようなものがあるのも不気味です。
この画像は、気付いた時に削除したとのことでしたが、3週間ほど前にも同じ画像が保存されていたといいます。
調べてみると、この現象は日本よりも海外、主に中国で流行しているようです。
この現象をまとめてみると、まずスマホに勝手に画像が保存される。
削除しても、また保存されるという厄介なもの。
調べた限り、主にAndroidユーザーに発生している。
そして決まって、赤い帽子を被った女の子の画像ということです。
考察
勝手に保存されているという現象、たまに聞きますよね。
しかし、今回は複数の人がこの現象に悩まされています。
ウイルスの類はないか、と思うかもしれません。
調べてみると、ウイルスに近い現象っぽいので詳しく説明しますね。
まず、この現象が中国で流行っているというのがミソでして、中国発の「あるアプリ」をインストールしていると起きる現象のようなのです。
冒頭にご紹介した質問に画像が保存されているフォルダが表示されています。
追っていくと「tencent」という中国の有名なIT企業のフォルダ名があります。
PUBGとかLOLとか、人気ゲームの開発もやっているとこですね。
さらに追っていくと「Wallet」フォルダから「LuckyMoneyEffect」フォルダに行き、最後に例の画像が保存されています。
フォルダ名から察するに、何らかの支払い系のアプリでしょう。
これを手がかりに調べてみると、このような中国サイトの記事がヒットしました。
書いてある内容は、この保存された画像を完全に削除する方法です。
どうやら、女の子の画像は「Wechatウォレット」の画像のようです。
「Wechat」とは、中国版のSNSアプリですね。
LINEみたいなものです。
私も利用したことがありますが、iPhoneだったのでこの現象は起きていません。
削除される方法は簡単で、「LuckyMoneyEffect」をフォルダごと削除することで対処できるとのこです。
勝手に保存される仕組みは何なのかというと、恐らくアプリのキャッシュだと思われます。
キャッシュというのは、一時利用するデータのことです。
例えば、画像を閲覧した場合、再度同じ画像にアクセスした時に画像を早く表示できるように、予め閲覧した画像を一時データとして保存しておきます。
そのおかげで、二度目に画像にアクセスすると、初めてアクセスしたときよりも素早く表示できます。
アプリに置き換えてみると、アプリが使用するデータは予め保存されていたほうが動作は早くなります。
例えば、アプリ内で使用する画像などは、勝手に保存されてしまうかと思います。
今回の場合、「Wechat」が必要に応じて、アプリ内で使用されるデータを作り出してしまうので、削除してもまた作られてしまう、という事象が起きていたと考えられますね。
結論としては、中国のアプリをダウンロードしたことが原因で起きたものだと思います。
一番の謎はこんな画像をなぜ支払いアプリで何回もキャッシュとして保存されるんですかね…
ベレー帽かぶってマフラー巻いて冬の屋外のようなのに、ポットの置かれたテーブル前でお茶という、モヤモヤするイラストですね。
屋外でティータイムみたいな話題が実際あってそのために描かれた可能性もありますが、黒い影も含めると不安感を抱かせることを意図してるのかもしれません。
マフラーではなくストールだと思います。
防寒具ではなくファッションの1部なので、脱ぐ必要が無いんですよ〜
観葉植物があるので屋内の可能性が高いですね
黒い影は…分かりません
マフラーじゃなかったんですね。そこらへん疎いもので…。
「支払い用アプリ」なら「お出かけ」「外食」の表現かもしれません。
あと何枚かあったという別の画像も見たいものです。
黒い影だけは依然として不可解ですが…。
なにかのテストですかね?どのレベルのものを入れれば検出されるか否か。
原神でしたっけ?中国のアプリ。
PC版でそのアプリをアンインストールしても、スパイウェア?(実際にはアンチチートプログラム)だけアンインストールされずに残って動作し続ける、というとんでもないゲームがありまして、即炎上してましたね。
データそのものを見てないので何ともですが黒いモヤは元々透過処理された画像だったものが何らかの手違いで無透過になってしまった結果のように見えます。