空のレターパック・真相を考察

今回は、空のレターパックが送られてくる人が続出している件についてご紹介します。

動画化もされていますので、こちらもぜひ！

空のレターパック

知恵袋にて奇妙な質問が投稿されています。

その中の一つがこちらですが、「空のレターパックが届きました」というものです。

福岡県の住所と、「カワサキ」とだけ書かれており、奇妙なことに開けたら空っぽだったそうなのです。

回答にも「同じ方から届きました」という人がいるのです。

同じような質問が何件も投稿されており、差出人の住所ですが、公園の住所になっており差出人本人の住所ではないことは明らかです。

さらに奇妙なのは、3回も同じものが届いたという方もいます。

しかし、結局目的は不明だったようです。

今回は、この件についてできる限り調べていきます。

考察

知恵袋以外にもTwitterにて同じ報告があります。

やはり届け先には自身の住所、名前、電話番号が記載されており、心当たりは一切ないそうです。

知恵袋では、住所が存在しているかどうかの確認のためにネットの追跡機能を使って確かめているのではないかと推測されています。

しかし、個人的にはその可能性は低いと考えていまして、なぜなら住所どころか名前や電話番号もバレているようなので犯人は明らかに生きた住所を狙って送り付けています。

実は少し前に似たような出来事が起きたことがありました。

中国から謎の種子が多くの人に送られてくるということがありました。

こちらの場合、世界中の人に送られたようでなぜ種が送られてくるのか、はっきりとした原因はわかりませんでした。

しかし、専門家によれば、ある詐欺行為ではないか？と推測されています。

ブラッシング詐欺と言うものがありまして、簡単に言えば偽の販売実績を上げることです。

通販サイトには、各商品に評価が付けられています。

例えばAmazonだと星の数で優良な商品なのか見分ける人が多いでしょう。

Amazonでは買っていない商品にもレビューをつけることができますが、レビューの数に制限がありますし

購入しないとレビューが付けられないサイトもあります。

また、販売数がある商品は売れ筋ランキングに載ることもありますね。

つまり、商品を業者に買わせることによって不正に販売実績を上げ、良い商品かのように見せかける詐欺的な手法なのです。

具体的な手順は、ブラッシャーと呼ばれる業者に代金と報酬を渡し、通販サイトで購入してもらいます。

出品者はブラッシャー指定した宛先に商品の代わりに何でもいいので送り付けます。

今回の場合、大量に用意できる種子を使ったのだと指摘されています。

こうすることで、在庫を減らさずに販売実績を作り出すことが可能なわけですね。

この手法では、多くの住所を用意する必要があります。

一つの住所を使い回すと、不正がバレてしまうからです。

また、出品者側も宅配業者に送ったという記録をAmazon等の通販サイトに知らせる必要があるので

必ず出荷したという記録が必要です。

このことから、販売実績を上げるためには何かを送る必要があるのです。

今回の空のレターパックの件もブラッシング詐欺に利用されてしまったのではないかと考えます。