帽子を被った遺影・真相を考察

今回は、昔から存在する不思議な心霊写真について調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらもぜひ!

帽子を被った遺影

こちらの写真を御覧ください。

とある方のお葬式を撮影した写真です。

遺影には、帽子を被った男性が写っています。

これは心霊写真として有名な画像で、ネットでよく見かけるという人も多いでしょう。

それでは、どこに幽霊が写っているのでしょうか?

実はもう1枚の写真を見ることで、この写真の不可解な点に気が付きます。

よく見ると、こちらの遺影は帽子を被っていない姿が写っているのです。

故人は生前、帽子を欲しがっていたことがあったといい、その念が写真にやどり、あるはずのない帽子を出現させたという噂があります。

この写真、オカルト界でも有名な中岡氏の心霊写真本に掲載されていたものです。

中岡氏は実際に訪問し、調査を行ったらしく、やはりオリジナルの写真は帽子を被っていなかったといいます。

この写真をできる限り調べていきましょう。

考察

実際に訪問して調査をしたということは遺族も認めた心霊写真なのでしょうか?

調べてみると、どうやら1970年に発行された下記の書籍にこの写真が掲載されているらしいです。

写真自体は昭和53年に撮影されたものということで、今から情報を集めるのは難しいかもしれません。

しかし、色々と調べてみたところ、この写真の正体に関して様々な噂が存在することがわかりました。

まずはこちらの書き込みです。

「部屋の電灯の傘が写り込んだのが真相」という情報です。

単に反射したものが映り込み、帽子を被っているように見えてしまったというわけです。

確かにありえない話ではないと思います。

額縁の表面はガラスになっていますから、物を反射してしまう可能性はあります。

しかし、この写真はプロが撮影したものと言う情報がありました。

この写真が世に出ているということは写真家が現像して渡したものでしょうし、わざわざ物が写り込んでいる写真を渡すのか、という疑問は残りますね。

ただこの説について、親族が話していたという情報もあります。

「蛍光灯が写っただけ」という書き込みに対して、「テレビ番組で親族が話していた」と書かれています。

この書き込みにある番組について、他にもこの写真を同番組で見たという証言があるので、テレビでやっていたのは事実でしょう。

本当に親族が言っていたというのであれば信憑性が高いかと思いますが、もう一つ気になる情報があります。

コンビニ本に書かれていたという情報で、「写真は元から帽子がないものとあるもので2種類あった」という遺族談があったそうです。

また、こちらのツイートでは、帽子を書き足したという話もあり、これも遺族が話していたというようなことが書かれています。

写真の関係者が証言しているにも関わらず、どれも話が異なるのが不思議ですね。

これまでの話を踏まえて考えると、私は写真が元から2枚あったのだと思っています。

先程、元から2種類あった説について2つの証言があったとお話しました。

「被っていた状態で撮影した」という話と「後から書き足した」という話以外はほとんど同じです。

恐らく、この2つは同じコンビニ本で読んだ遺族談が情報源で、微妙な違いは勘違いによるものかもしれません。

どちらにせよ、写真は2種類あったわけで2つの証言を合わせると、「故人の頭部の問題で、帽子ありバージョンの写真も用意されそれを心霊写真として使われたことで、遺族が憤慨していた」というのがコンビニ本に書かれていた内容であると考えられます。

この説を裏付ける証拠として、確かに帽子がない方の写真を見ると、頭頂部に髪がないように見えます。

本人の要望かどうかはわかりませんが、帽子を被って頭部を隠した写真も一緒に撮影された可能性はあると思います。

やはり、写真は2種類あったと考えるのが一番自然でしょう。

帽子を被った遺影・真相を考察” に対して9件のコメントがあります。

  1. より:

    いつだったか、どのような事件だったかも詳細には覚えてないんですが、御手洗(みたらい)?さんという女子が殺害された事件で新聞に出ていた写真の顔が、少し違和感を覚える写真だった記憶があります
    その頃ウチの母親もそれを見て少し違和感を覚えるといった反応でしたね

    1. 匿名 より:

      名前覚えててNEVADAを覚えてないんかい
      それは佐世保の同級生殺害事件だろ

  2. 匿名 より:

    眉間付近の影の当たり方とか口元の表情も違うように見えるので、普通に2枚あるって言われた方がしっくりくるな…

  3. 匿名 より:

    ハゲを気にして自主的に帽子をかぶる霊ってお茶目で面白いですね、親族が亡くなって写真の中でだけ帽子被ってたら笑っちゃう気がします

  4. 匿名 より:

    どうでもいいが顔濃いな

  5. 匿名 より:

    勝手に幽霊扱いするとか生きた人間怖すぎw

  6. 匿名 より:

    白黒写真の時代は書き込み修正するのも写真家の仕事だったって言うし帽子描き足したってのはもっともらしいな〜 同じ角度同じ表情で帽子有り無しの2パターン撮る状況もよくわかんないし

  7. nnm より:

    最初に出版された「実写!日本恐怖100名所」は、昭和53年(1978年)10月1日の発売です。
    公式の二見書房のデータ(1970年)は間違っています。

  8. 匿名 より:

    口元にも輪のような白いものが写っているように見えるので、蛍光灯が2つ写っているんじゃないかな
    二枚とも襟の感じからして同じ写真だと思うけど、あえて違うバージョンを用意したならそもそも心霊写真扱いされないだろうし

匿名 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です