スリーメン&ベビーに映り込んだ少年・真相を考察

今回はとある映画に映り込んだ不気味な少年について調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらもよろしくお願いします！

スリーメン&ベビーに映り込んだ少年

謎の子供が写り込んだ映画というのは「スリーメン＆ベビー」という映画。

早速見ていきましょう。

部屋に男女と、赤ん坊が登場します。

二人は、赤ん坊を抱いて部屋を歩くのですが、背後の窓っぽいところに注目してください。

はっきり、子供のような人影が映り込んでいるのがお分かりいただけるでしょうか？

この映画、捨てられた赤ん坊を拾った3人の男たちが、子育てに悪戦苦闘するコメディ映画なのです。

もちろんホラー要素はなく、子供が映り込むという可能性は絶対にありません。

また、あの子供に関して、恐ろしい噂も存在します。

「かつて、撮影場所の建物では幼い男の子が亡くなっている」という噂です。

もしかすると、あのシーンで映り込んだのはそこで亡くなった男の子だったのかもしれません。

というわけで、今回はこのはっきりつ映った幽霊に関して調べてみましょう。

考察

まず、映り込んだ子供について、有力な説としては映画内で使われていた小道具ではないか、という話があります。

映り込んだ子供を確認してみましょう。

こちらは少しだけ高画質になったキャプチャ画像になります。

カーテンの裏から、人影が映り込んでいますね。

そして顔をよく見てみると、平面に見えるんですよね。

このシーン、ジャック役のテッド・ダンソンが登場するシーンで、自身の住む部屋に母親が訪れたというシーンになっています。

ジャックの職業が俳優になっていますので、演出のための小道具である自身の等身大パネルが映り込んでいたのでは、という話です。

確かに、映像で見ると子供のようにも見えるのですが、頭身や顔立ちを考えると大人のようにも見えますね。

この説、確かにパネルに見えるといえば見えるのですが、本当にそうでしょうか？

この説の裏付けとして、実はパネルが他のシーンに映り込んでいるという話もあります。

そのシーンがこちら。

ベッドの下からニョキッと生えているのがパネルです。

ジャックの部屋にはパネルが置いてあったのはここから確認できますね。

比較してみるとこんな感じ。

ベッドの方は後ろに倒れているせいか、縮んでいるように見えいます。

しかし、服装や頭の帽子は一致しています。

さらに、なんと2017年に「The Tonight Show」にて映画に出演していたトム・セレック氏がこの件について触れました。

まず、撮影されたこの建物で、子供が亡くなっているという件について質問されますが、こう答えています。

「このシーンでの撮影はすべてスタジオのセットを用意して撮影された。何も悲劇はない」と話しました。

どこかの家を借りて撮影したわけではなく、全てスタジオで撮影されたものだったということで、いわく付きの建物というのはデマです。

また、映っていた子供についても「テッド・ダンソン氏の役であるジャックは、俳優という設定なので至るところに彼自身の等身大パネルが置いてある」と話しています。

この番組でも、パネルの写真が紹介されており、やはり置いてあるパネルが映り込んだだけのようですね。

このことから、あの子供はテッド・ダンソンの等身大パネルが映っただけです。

てっきり子供かと思ったんですが、近づいてみると全然違いますね。

ただ、あんな所に置かれていると確かに不気味思いますよね。

さて、これで一件落着なのですが、少し気になる投稿を見つけたので最後にご紹介して終わります。

こちら、yahoo知恵袋の投稿です。

「スリーメン＆ベビー」で出演者ではない男の子が映っている件についての質問なのですが、回答が不気味です。

現在発売中のものには映っておらず、カットされたバージョンが販売されているらしく、幽霊の登場シーンについても今までのものと異なります。

「背後の窓の外に眼鏡を掛けた男の子が画面の動きに合わせて口を大きく開ける」らしいのです。

背後の窓に子供映り込んでいるという点に関しては、確かにそうなのですが「眼鏡を掛けた男の子」なんて映っていませんし、それに口を大きく開けることもありません。

ただ、トム・セレックが赤ん坊を抱いたシーンとも書かれており、これに関しては違うので、もしかすると記憶違いなのかもしれません。

また、このようなコメントも発見しました。

「実は、この映画に映った幽霊のシーンは別にある。トムとスティーブが夜、部屋の中を歩いているシーンで、男の子が立っており、眼鏡と帽子を着用している」というもの。

これに関しては、一応映像を見て確認してみたのですが、それらしいものは映っていなかったですね。

どちらも「眼鏡をかけている男の子」ですが、そのシーンは既にカットされているということなんでしょうか…