無表情の女「THE EXPRESSIONLESS」真相を考察

今回は、「THE EXPRESSIONLESS」日本語で「無表情の女」という海外の都市伝説を調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらもよろしくお願いします!

無表情の女「THE EXPRESSIONLESS」

まずは、この都市伝説を概要をご紹介しましょう。

1972年6月、とある病院に女性が現れました。

彼女は血に染まった白地のガウンを羽織っていた、そして周りにいた人たちが突然逃げ出してしまいます。

なぜなら、その女性はマネキンのような見た目で、眉毛はなく完璧に化粧をしていました。

そして、口には潰された子猫の死骸を咥えていたというのです。

対応に当たった病院スタッフの誰もが彼女を直視できないほどの不気味さだったといいます。

彼女を拘束しようと複数人で、ベッドに押さえつけようとします。

スタッフが話しかけても、彼女は一切反応することはなく、表情一つ変えることもなかったといいます。

男性医師が到着すると、彼女はその医師のほうを向き始めて表情をあらわにします。

歯を見せ、にっこりと笑ったのだ。

その歯は、細長い針がびっしりと生えている。

驚いた医師は、警報を鳴らして警備員を呼びつけた。

その音に驚いたのか、女性は周りの人間を襲い始め、生存者はその場に気絶した

看護師ただ一人だったといいます。

警備員が駆け付けたときには女性はいなくなっていました。

以上が病院で起きた一連の出来事です。

海外ではかなり有名な話らしいです。

そして、実際に撮影された「無表情の女」の写真があります。

怖い画像好きの方なら、一度は見たことがあると思います。

それがこちらです。

怪談】夏にぴったり!ゾッとする未解決事件や体験談を集めました

本当にマネキンみたいで、かなり不気味です。

一体この女性は何者なんでしょうか?

海外では、この話を元に再現映像まで作られています。

ちょっとショッキングな映像が含まれているので、閲覧注意です。

考察

こちらの都市伝説、海外のwikiでもまとめられていて事件が起きたのは、1972年で

Cedar senai病院で起きた事件だと書かれいます。

実はこの病院、実在しています。

1902年に設立された病院ですので、事件の1972年当時も存在しています。

しかし、先ほど紹介してたような事が起きた記録は見つかっていません。

どこからこんな噂が来たんでしょうか。

実は先ほど紹介した画像にヒントがありました。

この写真の元ネタは、Lord Snowdonという写真家が撮影した写真でした。

写真のタイトルは「蝋人形の患者を持つ看護学生」です。

つまり、「マネキンのような女」ではなく本物の「マネキン」だったということです。

そして、この写真を掲載している本は「Assignments」という名前で、調べてみると1972年に出版されています。

思い出してみると、この事件が起きた年も1972年です。

この写真から都市伝説が生まれてきたといって間違いないでしょう。

そもそも、1972年から都市伝説が存在していたわけではなく、2012年頃から噂され始めています。

病院は実在していますが、事件に関する記録は一切なし、実際の写真とされている画像は、まったく関係ないものでした。

それにしても、あの画像から事件のエピソードを考えたんでしょうか?

この都市伝説より、こんな話を考えつく人間のほうが怖い気がしますね…

無表情の女「THE EXPRESSIONLESS」真相を考察” に対して5件のコメントがあります。

  1. さつき より:

    想像力豊かだなあ

  2. 匿名 より:

    表情筋の病気か何かで笑えない女の人の話と混ざったのかな?

  3. 匿名 より:

    初めて見たけど話と画像の相乗効果が抜群に面白い

  4. 匿名 より:

    写真1枚で1連のエピソードを作るというとSCPっぽいですよね
    というかオチはSCPだと予想して読んでました(笑)

    1. ラクスマン より:

      不死身の爬虫類とか彫像とかそんなかんじですね。

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