福知山線事故を予言した老女の真相を考察
今回は福知山線事故を予言したという謎の老女について、調査していこうと思います。
こちらについては、動画化もしていますので是非ご覧ください!
福知山線事故を予言した老女
福知山線事故とは2005年に起こった非常に痛ましい事故なんですが、原因としては以下のようになっています。
航空・鉄道事故調査委員会の認定した脱線の原因については「脱線した列車がブレーキをかける操作の遅れにより、半径304 mの右カーブに時速約116 kmで進入し、1両目が外へ転倒するように脱線し、続いて後続車両も脱線した」という典型的な単純転覆脱線と結論づけた
https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85
そして、この事故を予言して事前に被害から守ったという老女の存在が、新聞などで話題になっています。
その原因が以下の新聞記事です。
「老女に降ろされ危機一髪」

事故の翌日に書かれてた新聞記事です。
内容的には若い女性が交際相手に会うために電車に乗っていたが、突然老女に「この電車には乗ってはいけない」
と腕を引っ張られ無理やり降ろされたとのことです。
そして、乗っていた電車が数分後に脱線事故を起こします。
この女性は、老女に助けられたと考え警察に捜査を依頼しているそうです。
というのが、この事故を予言した老女の都市伝説です。
これは本当なんでしょうか?こちらを調査していこうと思います。
考察
まずは、この新聞記事の信憑性です。
そもそもこんな記事を新聞に載せていいのかという感じですが、当時の書き込みから新聞は報知新聞であることがわかります。

また、ラジオの方でもこの記事について触れているという書き込みも確認できます。

つまり、新聞記事が存在していたというのは事実のようです。
本当に奇跡が起きたということなんでしょうか?
この記事、週刊新潮(2005年5月19日)にも取り上げられています。

ここでは、駅の改札や交番ではこの話を聞いていないという風に書かれています。
そしてこちらの記事には「この電車に乗ってはいけないと叫ぶ」「腕を引っ張られ、電車から引きずり降ろされた」という風に表記されていますので、近くの人間が気づかないわけがありません。
個人的には、以下2つの説があり得ると思います。
1、老女と女性が何かで揉めていた(優先席付近で携帯電話を使っていたなど)
2、オーバーランによって危険を察知していた
シンプルに女性を注意して、それを助けられたと勘違いした女性という可能性です。
「腕を引っ張られ、電車から引きずり降ろされた」と表記されていますし、何か揉め事があった可能性があると思います。
次に記事にもありますが、電車は事故前既にオーバーランしていたと書かれています。
実際にオーバーランによって発生した事故もいくつかあります。
その危険を察知して、女性を止めたとかもしれません。
近くにいた人間の証言など、色々不自然な点が多いことから誰かが嘘というか大袈裟に表現している可能性が大いにあり得ると思います。
オーバーランによって危険を察知していたのならそれはそれで鋭いですね
言葉は悪いけど頭の少しおかしい老人が若い女性に絡んで結果的に降りる感じになった可能性もありますね
これが正解のように思います。
携帯電話の電車内マナーが厳しく言われていたころですし、私自身も同じ時期、電車内で携帯の着信音を鳴らした人が、近くにいたちょっとおかしな人から「電話を切れーッ!!!」と怒鳴られるのを目にしたことがありました。(その怒鳴り声のほうが、はるかに迷惑でしたw)
確証はありませんが、以下のような流れではないでしょうか。
・電車がオーバーランしたことを、この女性が車内から電話で誰かに報告するか、もしくはその時間帯に携帯の着信音が鳴る。
・それを、老女が注意(というか、一方的に絡んだ?)
・老女が「(電車内で電話をするような)お前は電車に乗っていてはいけない、すぐ下りろ!」「電話の電源を切れ!」と女性の腕をつかんで引きずりおろす。
・女性を引きずりおろした老女は、すぐに電車に戻る。
・電車から無理やり下ろされた女性、老女を探すが見つからず。
・事故発生。
たまたま事故が起きたから「不思議な出来事」になっただけで、真相は、こんなところではないかと思います。
「携帯の電源を切れ」という発言も、車内で着信音を響かせたら迷惑になるから、と考えれば辻褄が合います。
まぁそれは女性が携帯電話を使ってた前提での話ですので、可能性としてはありそうですね。
福知山事故から17年で、数年ぶりに慰霊式も行われたということと、さらに遊覧船事故のことが重なり、この記事のことをフッと思い出して、検索したらここに来ました。
自分も最初は予言していたかのようなことだったので、それは不思議だなぁと、その当時は思っていました。
ただ、みなさんの推測通りで、真相は携帯を優先席とかで当時は厳しく言われていた場所で使っていたから、あなた降りなさい!電話も切りなさい!と言われただけかと。
そのあと、この電車が事故になってしまい命が助かったから、それが神話のような扱いになっているんでしょうね。
納得しました。
この新聞記事で気になる点が
①交際相手に会うために電車に乗っていたという情報
②老婆を探してくださいという情報
この内容を見ると、記者がその”降ろされた女性”にインタビューないし話を聞いたか、その知人などから跨いで聞いた風な書き方かと感じる点でしょうか。(当事者視点が見られ、傍観者の憶測情報ではなさそう)
また、発車までどのくらいの時間があったかは定かではないのですが、腕を掴んで降ろしてきた人は自分なら、驚いてしばらく凝視したり動向や行動を見てしまうと思いますので、邪魔になって降ろしただけならおばあさんが乗り込む所を目撃してそうなものですが、たぶん一緒に降りてる雰囲気なんですよね。
で、降ろされた女性は訳が分からず次の電車待ってたらアナウンスで事故発覚。
おばあさん探したけどもういなかった。
という流れが自然ではありますね。
最悪作り話だった可能性も無くはないのですが、不思議ですねぇ…
重要なのは「この出来事が実際にあったのは新聞に載った程度には間違いない」ということであって
オカルトに頑張って証拠の欠ける妄想(憶測)で対抗されてもw
辻褄合えばいいならなんでもアリだね
おばさんが頭の病気、女が頭の病気、一時的な幻覚、勘違い、人違い、等々
詐欺師にカモにされやすそうだね君
実際にあったかどうかも不明。物的証拠がないし・・・
記事や番組での取り上げられ方を見る限り、少なくとも女性がおばあさんに引き留められて電車を降り、その結果事故を回避できたというのは事実なのでしょう。
おばあさんの素性や動機がどうあれ、その結果一人の命が救われた、それこそが奇跡でありオカルトだと思います。
ワイのマッマがここらの駅使ってたけどこの事故が起きる前からこのおりろお婆さんおったらしい。
ちょっとヤバめの人がたまたま奇跡起こした感じ。
伊丹市在住で医療機関に勤めていたためその話はすぐに伝わってきましたが、たしかそのおばあさんは電車に乗っていてあまりのスピードやオーバーランに恐怖を感じ伊丹駅で降りた。その時に乗車しようとしていた女性に「この電車おかしいで!乗ったらアカン!」と止めた、と聞きました。
患者さんから聞いた話なので単なるウワサだろうとその時はあまり気にとめていませんでしたが新聞に載ったということは本当だったんですね。