【都市伝説】未だに真相が解明されていない「生き人形」は嘘なのか?【2019年更新】
今回は、生き人形についてまとめた記事になります。
みなさんは稲川淳二という方をご存知でしょうか?
オカルト好きの方は知っているかと思いますが、怖い話をすることで有名な人です。
僕もよくコンビニに売っている稲川淳二さんの漫画を読んでいました。
その中でも最も怖いと言われる話をご紹介します。
生き人形
生き人形とは、稲川淳二氏が話した怪談の一つで、当時はテレビの生放送で語られました。
簡単に生き人形のあらすじを書いておきます。
ある日の深夜、稲川は車から少女の人形のようなものを目撃する。
その後、人形劇をやるから、座長として出てくれという誘いを受ける。
そして、快諾した稲川は、舞台で使う人形を見せてもらうと、あることに気づく。
なんと、舞台で使う人形があの日みた人形と同じだったのである。
嫌な予感を覚えたが、その予感は的中し、関係者が不幸な目に遭う。
その後もその人形によって多くの人間が不幸になっていく・・・。
参考
このような話が、当時、プラスaという番組で生放送されました。
よくある人形の怖い話なのですが、本当に恐ろしいところは生放送で起こったのです。
たび重なるハプニング
生放送では、常識では考えられないことがたびたび起こりました。
- 誰も知らない男の子が映った。
- 照明が揺れだす。
- スタジオの観客がパニック状態になる。
など、多くのハプニングが起こっています。
生放送で、信じられないことが起こったことから霊が本当にいるのではないか、ということで今でも語られるほどの怖い話になりました。
考察
それでは、生き人形に関して考察していきましょう。
例の生放送の録画を見れば、手っ取り早いのですが、残念ながら20数年も前に放送されたものなので、ネット上を探しても見当たりません。
恐らく、録画をしているという人すら珍しいレベルだと思います。
動画を確認できないという点も、都市伝説化を加速された要因でしょうね。
しかし、手がかりがないわけではありません。
当時、見ていたという人の情報がいくつかあったので、引用します。
見てました『プラスα』。
関西ローカルの午後2時からの番組です。
当時小学生で、怖い話を半分聞き流しながらテレビを見ていたんですが、突然スタジオの観客のおばちゃん達がパニック状態になって、カメラが天井で揺れているライト(スタジオのでっかいやつ)を映し、視聴者からは「あの人形のそばの子どもは誰!?」ってガンガン電話がかかったそうです。
(これはテレビで言ってた、私には子どもの姿は見えませんでした)
…今のは何だったんだ?とか思っていて。
数年後。あの時の話でセンターに座っていたのが稲川淳二と知ったのは。
♯1さんの『生き人形』をコミック化した
漫画家の永久保さんは、書いてる最中にいろいろあったようですね。後日談が収録されているのを読みました。
まさか、こんなに怖い話になるとは…(^^;)
もう、20年以上前ですね。
私は大学生で関西ローカルではなかったかな、お昼のその番組を見てました。
後の旦那と2人で恐いねって、その人形にまつわる話を聞いていたら、スタジオが騒然となってきました。私たちには男の子は見えませんでした。
次の日だったか、先輩にその話をすると、「俺、男の子が見えた」と。そのとたんゾ~っとしました。
その人は絶対嘘をつくような人じゃないし、弟さんが最初に男の子が見えて(弟さんは霊感が強いと言われてる人で、この人も真面目な純朴な子)兄さんも「本当だ」って気が付いたようです。いまだにその話を思い出すと恐いです。
男の子が居たというのも恐かったけど、その人形の話も恐かったです。
さて、この2つの情報から面白いことが分かってきます。
・霊が目撃されていない
実際に、テレビを見た人は霊が見えていません。
後日談として語られているだけに過ぎないということです。
この霊は演出か、という問い合わせが殺到した話がありますが、テレビ側の作り話の可能性もあります。
つまり、生放送を見ている側からは霊が見えていない以上、霊の話はテレビ側がいくらでもでっち上げられるという点に注意してください。
・スタジオがパニックになった件
スタジオに、スタッフを仕込んでおけば演出が可能です。
打ち合わせどおりに、霊が見えた、と騒げば、他の一般の観客も騒ぎ出すでしょう。
一種の集団ヒステリーを引き起こしたと言ってもいいかもしれませんね。
以上のことから、生放送で起きたという点が、この話の信憑性を高めていたわけですが、蓋を開けてみればテレビ側の演出だった可能性が高いです。
・子供の霊について言及
これは、例のプラスαの生放送の後に放送された番組の映像ですが、当時、プラスαの生放送のダイジェストも写っています(冒頭部分)
9秒辺りから男の子の霊について言及しています。
司会「たくさんお電話いただきまして、というのもあそこのね、人形ありますね、今映ってます、あの後ろに男の子が映っていたというのが何件かある、それから真夏の恐怖っていうタイトルがありますけどこの横に、男の子が、画面で見られたっていう話がありました」
電話で問い合わせがあったのは事実のようで、その中に男の子が映っていたという問い合わせがあったようです。
1つ不可解なのが、「画面で見られた」という文言。
恐らくテレビ越しに見ている人しか男の子は見えてないんですよね。
本当に霊が映ったのであれば、スタジオ内の観客が男の子について、騒いでもおかしくないはずです。
果たしてその「問い合わせ」は本当にあったのでしょうか。
現在、「生き人形」に纏わる番組の録画がネット上にアップされていますが、例の生放送の全編は未だに出てきていません。
いつか真相が分かる日が来るのでしょうか。
まとめ
生放送に関しては、演出の可能性が高いと思われます。
しかし、生き人形の製作者が火事で亡くなった件だったり、スタッフに不幸があったことは事実のようです。
これはひょっとしたら本当に生き人形の仕業なのでしょうか・・・?
そっか、今までの疑問が何となく分かった気がする、でも面白い話しで何回も聴きました、稲川淳二さんありがとうございます。と言う感じです、
また、話しを聴きに行きたいと思ってます、
「生放送に関しては、演出の可能性が高いと思われます。」
あんた 自分で自分の首切ったな。
ご苦労さん。
???
これ生き人形のコメントだったらウケる
言うて二件のコメントだけで男の子は映っていないヤラセって言われてもね(逆に映っていたことの証明にもならないけど)
これ、ある時を境に恐怖のポイントが変わっていってるんですがそちらはご存じでしょうか・・・
「傍に霊が見える」という事は全く取り沙汰されておらず、「人形が生きているようにしか見えなくなっていく」という点で怖がられているんです。
ただ「目が今にも開きそう」や「呼吸している時がある」など、乱歩や夢野作品から影響を受けたのではという内容の為真偽はあやふやです。
どこでシフトしてしまったんでしょうねー。(更に言えば、今でもたまに動画が上がるそうですよ!)
プラスαの映像、この後に観覧席にパーンしたシーンは流石にカットなんやな
流石にあのパニック映像は一度だけしか出せないか。
え?何ですかそれ??
この時の映像って探してもなくて、真偽のほどが不明。
生放送で実際に見た人がいるのですかね?
稲川氏が枕話でオールナイトニッポンの2部の話を必ずするがあくまでも枕話。
生き人形の舞台 呪夢千年 は1975年で稲川さんはまだ本名で活動していた時代。
オールナイトニッポンのパーソナリティになったのは1976年。
時系列で並べると
生き人形の中で「高速道路で見た人形そっくりな顔をした人形」と言っているが
実際には 過去に参加した舞台人形が高速道路に現れたことになる。
稲川ファンと公言している人、怪談界の人、誰も指摘すらしていない
目の付け所がいいですね。こう言う考察には好感が持てます。
ただ残念ですが、稲川さんが座長を務めたのは呪夢千年ではなく、眞説・呪夢千年だと言うこと。怪談師も含めてこの違いを明確にしている人はいないと思う。
因みに呪夢千年は1976年の第5回がたぶん最後で、眞説・呪夢千年は1978年に早稲田の銅鑼魔館、1980年10月6日(初日)に渋谷のジャンジャンで公演されているはずです。
私の記憶が正しければ、テレビで取り上げられたのはジャンジャンでの出来事以降だったと思います。
ABCプラスアルファでの出来事は生CMが飛んでるので、やらせでは出来ないですね。
番組と言うのはCMを見せる為のものですから・・・。
まぁ、当時の番組は見てますしラジオも聞いてるので・・・。