【オカルト】事故物件について考察【心霊現象は本当に起きる!?】
あなたは事故物件に住んだことがありますか?
最近では、インターネットで簡単に事故物件を見つけ出すことができてしまいます。
色々と怖い話を聞きますが、事故物件にはメリットもあります。
家賃が圧倒的に安い!
「なんらかの事件、事故があった」ことに目をつぶれば魅力的ではありませんか?
今回は、事故物件に住むことで起きる様々な事象を考察していきたいと思います。
そもそも、事故物件とはなんでしょう?
事故物件として扱われる物件としては、以下のようなケースが挙げられる。
・殺人、傷害致死、火災(放火ないし失火)などの刑事事件に該当しうる事柄で死者の出た物件
・事件性のない事故、自殺、災害(地震による崩壊など)や孤独死などで居住者が死亡した物件
簡単に言えば、その部屋で死亡した人間がいた場合、事故物件になってしまうということですね。
心理的瑕疵に該当するものを言います。
心理的瑕疵とは、物理的に不都合な条件でなくても、居住者が心理的に嫌だな~と感じてしまうような条件のことです。
ですので、隣がヤ◯ザの事務所だったり、宗教団体の集会場だった場合も事故物件に含まれる可能性もあります。
ですが、物理的に害がなければ家賃も安いですし、住んでもいいと思いませんか?
ということで、事故物件に住むことで居住者に与える影響について事象を紹介しつつ、考えていきたいと思います。
事故物件で起きることと言えば、「ポルターガイスト現象」を想像するのではないでしょうか?
勝手に物が動いたり、水が出たり、ひどい場合だと発火してしまう・・・なんてこともあるわけです。
もしそんなことが起きるとしたら、絶対住みたくないですよね(笑)
しかし、本当にポルターガイストなんてあるの?と疑問に思います。
実際に新聞に取り上げられた「ポルターガイスト事件」がありますので紹介します。
1999年に完成したマンションで多くの住民が、幽霊に悩まされているという事件です。
ラップ音や水道が勝手に出たり、ドライヤーが勝手についたりするなどポルターガイスト現象が起こっている、と当時のマスコミに報じられました。
かなり騒がれたようで、何人かの霊能力者に見てもらったようですが落ち武者だの自殺者の霊がいるだの、ちょっと胡散臭いですね。
ただ、マスコミにも報じられ、実際に経験した人もいるとのことですから、ポルターガイスト現象は本当にあるということでしょうか?
この事件に関して、面白い記事を見つけました。
当時、富加町の幽霊住宅に住んでいたAさんへの電話取材にこぎつける。
するとAさんは「正直、迷惑でしたよ」と振り返り、「ほとんどの住人は心霊現象なんて全く身に覚えもなかったですから。一部の人が神経質に騒いでいただけです」と答えた。つまり、崇りもお祓いも関係なく暮らしていた住人達にとっては、マスコミや霊能者報道・除霊合戦は騒音公害でしかなかったのである。
今回の事件、多くのポルターガイスト現象の被害者がいたわけですから、この現象の信憑性があるのではと考えていました。
しかし、真実は1部の人間が騒いでいただけで、それをマスコミが大きく報じていたのが真実というわけです。
残念(?)ながら、ポルターガイストの事例は日本ではこれだけです。(他にもありますが、昔のことすぎて信憑性に欠けます)
ポルターガイスト現象は本当にあるのかどうか微妙ですね。
もし幽霊が実在するなら、見えるだけじゃなくて呪ってきたりしそうで怖いですが、そういう話ではないです(笑)
僕が聞いた話ですが、姉の知り合いが実家から離れて仕事をするために、社員寮に住むことにしたそうです。しかし数週間後、仕事をやめて地元に帰ってきてしまいました。その理由は、「社員寮に何か怖いものがいる、見える」から精神的に疲労してやめてしまったそうです。その社員寮ですが、かなりボロボロで虫が普通に部屋にいるそうなんですね。
この話を考えてみると、精神的ストレスから、幻覚を見てしまったのではないかと推察できます。
地元から離れ、不安な社会人生活。唯一の自分の居場所がボロボロの虫だらけの部屋なんて、ストレスが半端ないですよね。
人間は実際に強いストレスを感じると幻覚を見てしまうことがあります。
事故物件でも同じことが言えます。
誰かが死んだ部屋。幽霊が出るかもしれない。天井が軋む音は幽霊の仕業かもしれない。
神経質になり、ストレスを感じることで幽霊という幻覚を見てしまうことがあるかもしれません。
このことについて、面白い実験があります。
この実験は、見た目のうえでとても風変わりなものになっている。目隠しと耳栓を装着して視覚と聴覚を遮断された被験者が、目の前にある機器を人差し指で操作すると、被験者の背後にあるロボットのようなアームを持った機器がその動きを正確に再現して被験者の背中を刺激するのだ。例えば人差し指でボタンなどを押すように前方へ突き刺す動きを行なうと、”ロボット”の指が自分の背中を実際に突くのである。
この実験はロボットが被験者の動きに合わせてロボットが被験者に触れる、というものですが、ロボットが触れるタイミングをずらすと、被験者は途端に第三者の気配を感じるというのです。
この結果から、脳の知覚性運動障害に混乱が生じているのが理由だと結論付けられています。
つまり、幽霊は脳内現象であると言えるわけです。
ただ、幻覚や気配はストレスによって見えたり感じたりするわけですから、ストレスを感じやすい人にとっては幽霊はいるし、事故物件に住むべきではないですね。
精神的に強い人なら、事故物件に住んでも問題ないと思われます。
実際、事故物件を渡り歩いている芸人さんもいらっしゃいます(笑)
ですが、ストレスを感じるのは何も事故物件だけではありません。日頃のお仕事や恋愛などで強いストレスを感じてしまうと事故物件に住んでいることも合わせて、何か見えたり、感じたりしてしまうかもしれません。
ちなみに僕は家賃が安ければ何か起きてても大丈夫です(笑)