【都市伝説】くねくねについて考察【真相】

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 あなたは「くねくね」をご存知ですか?

 

不気味に踊る謎の物体。

 

見た人は気が狂うと言われている恐ろしい噂もあります。

 

一体、正体は何なのか?

 

今回はくねくねについて考察していきます。

 

 

くねくね

 まずはくねくねの話から見ていきましょう。

 

 くねくね 全7話

http://www.geocities.jp/thp_jp/hora.html

 

もし見たことがない方がいらっしゃれば、上記の引用元から御覧ください。

 

そんな時間ねーよって方は1話だけでもくねくねの怖さを味わっていただけるかと思います。

 

ちなみに、某掲示板の書き込みをまとめたものなので、書き込んだ人は全て異なります。7人の体験談ということです。

 

さて、次の項では、くねくねの特徴をまとめていきます。

 

くねくねの特徴

  それでは、上記の7話全てを参考にして、くねくねの特徴をまとめてみましょう。

 

・生息地

  1. 田んぼ(1,2話
  2. 海(3話)
  3. 石切り場(5話)
  4. 路地(6話)
  5. 沼(7話)

 

・くねくねによる被害 

  1. 知的障害になる。(1、2話)
  2. ヤカンみたいな声が出る(3話)
  3. 恐怖で涙が溢れ、膝がガクブル状態になる。(4話)
  4. ヒヒヒ、と笑って気絶する(5話)
  5. 手首を糸で繋がれる(6話)
  6. 叫んだ後、放心状態になる(7話)

非常に恐ろしいですね。

 

ヤカンが沸騰したみたいな音を出すってかなりシュールですね・・・。

 

次は、見たらヤバイと言われるくねくねの外見についてまとめてみましょう。

 

話を見れば、いくつかのタイプがいることが分かりますね。

 

・白くて、くねくねと踊っている。

 

 1,2,3,4,7話のタイプです。

4,7話では色について言及されていませんが、目撃場所が同じあることから同型である可能性が高いでしょう。

こちらをタイプAとしましょう。

 

・1度来ると何度も来るが、自我を保っていられる。

 

 5話に登場するくねくねは、生息地が石切り場である、そして見てしまった場合でも会話できるくらいにはまともでいられる、という点で違います。

また、1度見てしまうと、何度も来るという恐ろしい特性を持っていますね。

ちなみん、気絶してしまうのは、病気のせいでしょう。

こちらをタイプBとします。

 

糸使いのくねくね

 

 唯一、見た目がはっきりしているくねくねです。6話では丸刈りの青年と書かれています。

糸を出して、おじさんを捕まえ(?)ようとしている新手のくねくねです。

しかし、見ても発狂しないことや、糸を出すといった特徴は

我々の求めるくねくねではない!

ので、こいつはくねくねではないことにしましょう。

だって、「不気味に踊る正体不明の生物」がくねくねの良いところなんですよ。

町中にいて丸刈りのくねくねなんているはずがありません。別の妖怪でしょう。

 

というわけで、2つのタイプに分けられましたね。

 

そろそろ考察に入っていきましょう。

 

考察

  まとめた結果を見てみると、タイプAが非常に凶悪であるということが分かります。

 

見ただけというのは語弊がありますね。正確には間近で見てしまうと狂ってしまいます。

 

一体、くねくねの正体とは何なのか、仮説を挙げて考えていきましょう。

 

・正体は人間説

 

 昔は、案山子の代わりに人間を縛ってぶら下げていたそうです。

 

ぶら下げられるのは、役に立たなくなった人間だとか・・・。

 

必死で逃げようとする人間が、くねくねしているように見えたという説。

 

ネットでも多く目にする説の1つです。

 

ですが、くねくねは田んぼ以外でも目撃されているのです。

 

仮にタイプBを考慮しなかったとしても、海や沼で目撃されています。

 

海や沼に案山子(この場合人間ですが)を置いたりしないでしょう。

 

 

 ・蜃気楼とか幻覚なんじゃないの説

 

オカルト懐疑派が挙げるであろう、最も有力な説です。

 

ちなみに、暑い日に道路がモヤモヤして見えるのは陽炎という現象です。蜃気楼の一種ですね。

 

蜃気楼は光の屈折によって物体がウネウネして見えたり、逆さまになって見える現象ですが、確かに蜃気楼なら見えなくもないですね。

 

また、見たら発狂する原因は熱中症のせいだ、と言われています。

 

しかし、待ってほしい。

 

3話では、台風が近づいている中、被害者であるkちゃんは民宿の窓から目撃していたのです。

 

このような環境では、熱中症である可能性は低いでしょう。

 

そうなると、この蜃気楼説はくねくねの見た目だけで、見ると発狂するという話は説明できないことになります。

 

・未確認生物説

 

 幽霊や妖怪ではない、この世に確かに存在するが、正体が分かっていない新種の生物だという説。

 

見た目は白く、人型で奇妙な動きをするUMA・・・。

 

ありといえばありですね(適当)

 

発狂する原因は、見たからではなく、何らかの有害な物質を出すからなのかもしれません。

 

その有害な物質が脳に影響を与えてしまう・・・。

 

そんな生物がいたら恐ろしいですが、タイプBは1度見ると何度でも来るという、オカルト的な特性があるため、この説では説明できませんね。

 

真相

  毎度毎度、ふざけた考察だなと怒られてしまいそうですが、ご了承ください。

 

これが当ブログのスタンスなんです(泣)

 

さて、最後にくねくねとは何だったのか、現実的な答えを書いていきます。

 

くねくねの初出は、2000年に投稿されたものです。

 

初出の話が引用元の1話になっています。

 

実は、この1話が洒落怖スレへ転載され、改変されたものが2話になります。

 

よく見れば分かりますが、かなり似ていますよね。

 

nazolog.com

 

過去ログが見つからなかったのでこちらから引用しました。

 

756が、「分からないほうがいい」という怪談と、自分の体験談を合わせたいという旨が書かれています。

 

「分からないほうがいい」という話は、2ちゃんねるではない所に掲載されていたもので、先程も書きましたが、1話に該当するものです。

 

そして注目していただきたいのが、最後に話の題名として、「くねくね」と書かれています。

 

2話の方には書かれていないので、恐らく省かれたのでしょう。

 

改変前の1話には「くねくねと動き始めた」と書かれてはいるものの、擬態語として書かれているだけであり、話の題名とは言い難いです。

 

つまり、「くねくね」が強調され出したのは改変後の話であり、そこから噂が広まったのだと推察できます。

 

しかし、あくまで1部の怖い話が嘘だったというわけで、全ての話が否定されたわけではありません。

 

きっと、僕たちのくねくねはどこかにいるはずです・・・。おしまい。

 

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