【オカルト】日本の最強の妖怪を考察してみる【まとめ】
今回は、日本に伝わる妖怪の中で、どの妖怪が一番強いのかを考察してみた記事です。
妖怪と言えば、ゲゲゲの鬼太郎や妖怪大戦争などの作品が思い浮かびます。
日本にはかなり多くの妖怪が存在しますが、一体どの妖怪が最強なのでしょうか?
最強の妖怪は?
最強だと思う候補をいくつか挙げて考察してみたいと思います。
・日本三大妖怪
日本に存在する妖怪の中でも、上位に位置する3匹は、日本三大妖怪と呼ばれています。
この3匹の妖怪について諸説ありますが、鬼、河童、天狗が三大妖怪であると定義されています。
そして、その種族の中でも酒呑童子、玉藻御前、大嶽丸が挙げられます。
・酒呑童子
鬼は、日本の昔話によく登場して、そのたびに人間を苦しめている妖怪です。
その頭領が酒呑童子です。
- 人間をさらう。
- 神通力を持ち、人を食べる。
- 首だけでも食らいついてくる。
- 討伐するために大勢で攻める必要があった。
参考
酒呑童子は、人間たちに散々悪事を働いた結果、酒で酔わされ倒されてしまいます。
ちなみに、酒呑童子が飲んだ酒は、神から授かった特別な酒で、それを飲まされてもなお、人間と戦えています。
以上のことから考えれば、かなり強い妖怪であることは間違いないでしょう。
・玉藻御前
某忍者漫画に出てくる、あの有名な九尾の狐の化身が玉藻御前です。
参考
狐って人間に化けて悪さをするだけのイメージが強いですが、玉藻御前は人間の軍に匹敵する強さを持っています。
酒呑童子は鬼の軍を従えて人間と戦いましたが、玉藻御前は単体で討伐軍と渡り合った上に、一度は勝っています。
さらに死後も人間たちを苦しめていることを考えれば、非常に高い妖力を持っていると考えられます。
・大嶽丸
鬼神と呼ばれ、山に住んでいた妖怪です。
- 峠を往来する民を襲った。
- 大嶽丸討伐軍が結成されたが、大嶽丸が起こす暴風雨や雷電、火の雨などによって、数年に渡って足止めされる。
- 三明の剣に守護されており、守護されている時は倒せない。
参考
大嶽丸は、三明の剣というチートアイテムを持っているのですが、そのうちの2本を仲間の裏切りによって取られます。
その後、千手観音や毘沙門天を味方につけた坂上田村麻呂によって討伐されてしまうんですね。
死後も三明の剣のうちの1本、顕明連の力で蘇り、田村麻呂と一戦交えるものの、再び討伐されます。
以上から考えると、三明の剣を全て持った状態の大嶽丸は最強と言ってもいいかもしれません。
さて、三大妖怪をまとめましたが、他にも候補があるので挙げていきます。
・ぬらりひょん
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる、妖怪の総大将と言われている妖怪です。
しかし、伝承に残るぬらりひょんはほとんど情報がありません。
仮に総大将とするなら、妖怪を統率する卓越した頭脳を持っていたのかもしれませんね。
ただ、ぬらりひょん単体で考えればあまり強くないと思います。
・牛鬼
妖怪最強議論でよく挙げられる妖怪です。
主に人間を祟って病気にさせたり、食い殺したりするなど、様々な悪事を働いていますね。
いろいろな地域で伝承が残っていますが、どれも1人の人間に倒されてしまうことが多いです。
参考
牛鬼がなぜ最強だと言われるのかよく分かりませんが、やはり三大妖怪と比べると見劣りしてしまいますね。
・役小角の大天狗
山で厳しい修行をする宗教、修験道の開祖である役小角が死後、大天狗になった。
- 生前、鬼神を使役するほどの力を持っていた。
- 天狗の中でも別格だと言われている。
参考
天狗は、元々は人間だったものが天狗になる場合もあります。
役小角という修験道の開祖は、死後、天狗になったという説があります。
生前でも鬼神を使役するほどの力があったのなら、天狗になった場合はさらに強くなるでしょう。
結論
最強と言っても過言ではない妖怪が大勢しますが、その中でも強いのが、役小角の大天狗か、大嶽丸でしょう。
ただし、大嶽丸は三明の剣を全て所持した場合は大嶽丸に軍配が上がると思います。
役小角の大天狗は、鬼神を使役できるほどの力がありますので、鬼神である大嶽丸は何もない状態だと勝てないと思います。
強さの基準は主に、対人間において、どれほど健闘したかを重視しました。
他にも強そうな妖怪がいたら教えてください!