愛論人・真相を考察
今回は、とある事件と関連があるのではないかと噂の曲を紹介します。
動画化もされていますので、こちらもぜひ!
アイロンマン
まずは、こちらの曲を聞いてみてください
「アイロンマン」という曲です。
「この世に巣食う悪魔を 懲らしめる正義の味方」「愛の夢を散りばめ、悩みを消し去る我ら」これがアイロンマンの歌詞であり、
愛によって、人々の悩みを消し去るアイロンマンというのがこの曲のテーマかと思います。
この曲、昭和の時代にリリースされたもので、どこか懐かしい雰囲気を感じますが穏やかで平和的な曲ではないでしょうか。
しかし、この曲はある事件に関連するものではなないか?という噂があります。
1987年に起きた「藤沢悪魔祓いバラバラ殺人事件」というものがあります。
事件が起きた夜、警察官が事件現場へ向かうとカセットテープレコーダーから流れる音楽を聞きながら
2人の男女が男性の遺体を一心不乱に解体しているのが見つかります。
一体何をしているのかと声をかけると、「悪魔祓いをしている」とただただ繰り返すだけだったそうです。
このときの被害者が、アイロンマンを作ったバンドメンバーの一人であり、作曲者だったのです。
彼には従兄がいました。
従兄から、「自分に神が降りた。この世は悪魔だらけだから、追い払うために救世の曲を作れるのはお前しかいない」と言われ
事件現場のアパートを借りて、作曲を開始します。
しかし、作曲も上手くいかず、やがて「俺には悪魔がついている」と言って、従兄に悪魔祓いを行ってもらいますが、効果は得られず
従兄に殺されてしまった挙げ句、従兄とその妻によって解体されているところを警察に発見されたというわけです。
この時に、作曲されていた「救世の曲」がテープレコーダーから流れていたとのことで、この曲がアイロンマンではないかと言われています。
考察
事件の話を聞いてみると、あの曲はちょっとゾッとしてしまいますね。
今回は、アイロンマンが「救世の曲」だったのかをメインに調べていきます。
まずこの曲は、コミックロックバンドの「スピッツ・ア・ロコ」がリリースした曲です。
作詞、作曲ともに事件の被害者が担当していました。
バンドは1983年にこの曲を出しデビューしました。
当初は注目されており、テレビ出演もしたようですが、その後はそこまで人気が出なかったようで他の仕事を考える者も出てきたそうです。
被害者であるDさんですが、かつては新興宗教に入っていたことがあるものの、今回の悪魔祓いに関しては従兄が言い出したことであり、そのときは既に宗教は脱退していたようです。
時系列順に並べるとこうなります。
確かに曲が出てから数年後に事件が起きていることから、関連性がある可能性もありますね。
この件に関して、ネットでは色々と書かれていますが、裁判記録が残っているのでそちらを見るのがてっとり早いです。
事件が起きた1987年、従兄がDさんに悪を封じるための作曲を頼んだことから始まります。
で、救世の曲に関する記述もありました。
1987年2月15日、事件が起きる10日ほど前に車に乗った際、「旅立ち(仮題)」という曲を吹き込んだ」と書かれています。
そして、その2日後にバンド関係者がDをさんの部屋に向かうと、Dさんのハミングを録音した「旅立ち」が大音量でテープから流れていたと書かれています。
事件当日に、テープが流れていたという話はなく、恐らくこのときの話がなぜか事件当日に流れていたということになっている可能性があります。
このときはあくまで、Dさんの様子を見に来たバンド関係者が聞いたものであり、事件当日の解体中に流れていたわけではないです。
この曲以外にも、いくつかの曲を作曲されたと書かれています。
これらの曲は、事件の一週間ほど前に作曲されたものであり、「救世の曲」があるとすれば、恐らくこのいずれかです。
このことから、アイロンマンという曲が流れていた可能性は低いと思われます。