ジョン・タイターは実在しなかった【都市伝説】
今回は、タイムトラベラーに関する記事です。
みなさんは未来人と聞いて、誰を思い浮かべるでしょうか?
ネット上には多くの未来人が出現していますが、世界で最も有名な人物といえば、彼でしょう。
ジョン・タイター
ジョン・タイターとは、2000年に出現した2036年からやってきた自称タイムトラベラーである。
彼がタイムトラベルをしている理由は、2038年に起きるコンピュータの大規模なバグを解決するためである。
解決するために必要な、特殊な機能を備えているIBM5100という1975年に製造されていたコンピュータを回収しにきたというわけだ。
なぜ彼がここまで有名になったかというと、IBM5100に特殊な機能が備えてある、という事実は一部の技術者以外知りえない情報だったのだ。
さらに、彼が残したタイムマシーンの設計図の画像が、かなり手が込んだもので、いたずらとは思えないものだったのも理由である。
とあるアニメにも登場しているので、ジョン・タイターの名を聞いたことがある人は多いでしょう。
数多のニセ未来人と彼の大きな違いは、”いたずらにしては手が込みすぎている”点です。
考察
ジョン・タイターは本当に実在したのでしょうか?
一見、信憑性があるように見える彼が残した痕跡をもう一度、見直してみましょう。
・IBM5100の特殊機能
IBM5100の特殊機能は一部の技術者しか知りえない、という情報ですが、これは事実です。
2004年に元IBMの技術者へのインタビューで初めて公になりました。
ジョン・タイターがIBM5100に関して言及したのが2000年ですから、なぜ知っていたのかという話になるわけです。(彼自身は、父がIBM関係者だったため知っていると言っています)
さて、本当にIBM5100の機能を知っていたのが特殊な技術者だけであったのか、ここが争点となるわけですね。
調べてみましたが、IBM5100の特殊機能が、一般人でも知り得る情報である、という確実な証拠は見つけることができませんでした。
しかし、少し興味深い記事を見つけたので引用します。
私はジョンタイターの記事に興味を持って、これを調査することにした。
街のあらゆるコンピュータショップに名刺を配り、ついにIBM5100を手に入れることができました。
最初、コードで遊んだ時、元のコードの本当の能力を「偶然」発見しました。
これを「翻訳」コードと呼んでいたのは誰だっけ?
インタビューに応じたBobDubke よれば、ジョンタイターの「秘密の知識」は、インターネットで捜査して見つけたのだろう。とのことだった。
https://attivissimo.blogspot.com/2007/01/il-caso-john-titor.html
(グーグル翻訳を使いながら翻訳したので間違ってるかもしれません)
上記の2つの記事から、ITに精通している人物であれば、知っていてもおかしくはないと言えます。
「ITに精通している人物」については、次の考察で言及します。
・タイムマシンの設計図
ジョン・タイターが残した設計図は、ネット上で公開されまくっているので、検索していただければすぐ見つかるかと思います。(丸投げ)
さて、見ていただければ分かる通り、非常によく出来ています。
いたずらだと仮定すると、なぜこのような「手の込んだ嘘」をついたのかという疑問が残ります。
その疑問に対する答えが、ジョンタイター財団のとある弁護士(ここではAとします)にあります。
彼はジョンタイターに関する著作権をすべて握っており、書籍の印税もすべて彼に入ります。
つまり、Aがジョンタイターという架空の存在をでっちあげ、知名度を利用してお金儲けをしようと考えたのではないでしょうか。
・Aに加担した人物
実は、Aには弟がいます。
設計図や、IBM5100の件は、弟が関わったのではないかと推察できます。
弟のジョン・リック・ヘーバーは物理や工学の知識が豊富だという。
また、以下のジョンタイターを調査した番組では、弟はITに詳しい人物であるとも言及されています。
さらに、設計図に関して特許が出願されています。
タイムマシンの特許は、オクラホマのマービン・B・ Pohlman 博士によって合衆国特許商標局に出願され、2006年に公開されている。
どのような理論でこのタイムマシンの特許を出願しているかは不明ですが、彼も理系の知識に精通している人物であることは判明しています。
この3人が、未来人ジョン・タイターを作り上げたと考えるのが妥当でしょう。
・実際に商業利用されている。
2003年にジョン・タイターの母親であるとする人物が、彼に関する本を出版している。
ジョンタイターに関する漫画やドキュメンタリーも制作されている。
以下の記事から、翻訳、抜粋 しました
https://attivissimo.blogspot.com/2007/01/il-caso-john-titor.html
このことから、やはり金儲けという目的があった可能性が高いです。
まとめ
今回は、ジョンタイターの関連人物という視点から考察してみましたが、結局、彼が実在したのかどうかは、定かではありません。(嘘という確たる証拠もありません)
しかし、周囲の人物の動きを察すると、恐らく金儲けのための嘘である可能性が高いです。
話は変わりますが、今回のネタはTwitterでいただいたものです。(問い合わせフォームの件、修正しました!ご不便おかけして申し訳ありません)
たま~にブログ名でエゴサーチしてるので、みなさんも、よかったらTHEつぶろに関して言及していただけると嬉しいです。
ジョン・タイターの顧問弁護士ラリー・ヘーバーはかつて“自称”ウォルト・ディズニーの顧問弁護士もしていたという