【都市伝説】日本航空123便墜落事故の裏側・自衛隊員首吊り遺体の写真の真相を追う【陰謀】
みなさんこんにちは。
今回は、みんな大好き(?)陰謀論に関連する記事です。
あらかじめ断っておきますが、当記事では事故そのものの真相を追うのではなく、事故に纏わる噂の検証をします。
自衛官が残した写真
かつて日本で起きた、最大の飛行機事故を覚えているだろうか。
死者は500人を超え、史上最大の飛行機事故となった。
事故の原因は、機体の修理に問題があったと言われているが、真相は違うと言われている。
ネットでは米軍の接触事故や、自衛隊が誤ってぶつかったなど、様々な説がある。
こういった話題がお好きな方は、一度は耳にしたことがあるはずである。
そして、こうした話題には、物的証拠はほとんどない。
しかし、この事故に関する噂の中に、奇妙な写真が存在するのだ。
事故が起きた翌年、自衛隊員が自殺を遂げている。
しかも、写真が残っているのである。
この写真は、自殺した自衛隊員が友人に託したものであるという。
彼らは、本当に自殺だったのだろうか?
真相は闇の中である。
ネットde真実
僕自身、こういう事件の裏情報のような話題が好きでして、この写真も事件を調べていたら偶然見つけたものです。
この写真、かなりすごいと思いませんか?
だって、あの日航123便事故の翌年に、自衛隊員が、不可解な自殺を遂げていて、写真も残っているんです。
ネットで有力な説である、「飛行機は自衛隊に撃墜された説」を証明するものです。
・自衛隊員の異常な自殺率
1986年の自衛隊員の自殺者が、統計開始された1981年から73%上昇しているそうです。
1985年の事故から一年後の1986年、なぜここまで増加しているのでしょう。
ちなみにソースは以下のコピペです。
1981年より自衛隊員の自殺数の調査が行われている、そして1982年から自殺数が急激に上がり1986年には年間90人以上と81年から73パーセントも増加している。
だが実は1981年に調査を開始した記録はなく、1986年に急に以前から調査していたかのように自殺数を公表しはじめた、一省庁のなかで年間これだけの自殺者が出るのは、不自然であり不審であるが報道すらされなかった、しかもなぜわざわざ81年から調査しているなどと嘘をつかなければならないのだろうか?
ここで自殺者数に関して言及されています。
1981年から統計が開始されたとのことですが、そのようなソースは一切見つからなかったので、自分でいろいろと調べてみました。
まず見つかるのが以下の統計情報。
こちらは1994年以降の記録があります。
ここで注目するべきなのは、1994年~2002年にかけては最大約70人ですが、2003年以降急増しています。
これはイラク派遣等の特別な理由が考えられますが、90人を超えているのはその時期だけです。
つまり、1986年の90人超えというのは異常な数値であり、何らかの特別な理由があった可能性が高いです。
ですが、そもそもその自殺者数は正しいのでしょうか?
防衛省が公表している統計情報や、人口動態調査等を調べてみても、現在ネットで公表されている情報には1980年代の自衛隊員の自殺者数の記録は見つかりません。
ですが、以下の記事にこのような記述がありました。
自衛官の自殺が04年度に計94人で、これまで過去最高だった02年度の78人を大きく上回ったことが分かった。
日経新聞の引用文ですが、過去最高だった78人を、2004年の自殺者数94人が上回ったと書かれています。
2004年以前は過去最高が78人であり、1986年の自殺者数はデマである可能性が高いです。
・写真はどこから
この写真ですが、詳しく調べてみたところ、書籍「日航機墜落事故 真実と真相」に載せられていたと思われます。
実際に買って読んだわけではないですが、一部内容を紹介しているブログを見つけました。
『 救助を急いだ自衛隊員が射殺される事態が発生!?の節では、
前述したように事故当時の20時頃、NHKで「救助に向かおうとした自衛隊員を別の自衛隊員が射殺した」とテロップによる臨時ニュースが流れた。
さらに事件後に撮られた現場写真には、森の中で首吊り状態にされた自衛隊員2名が写っている。
書籍に載っているなら割と信憑性があるのでは、と思ったら発売日が2015年で、ネットに転がっていたのは2008年が最古のものでした。
上記の記事を見ると、確かにネットのコピペがそっくりそのまま書かれており、写真の出どころはここかもしれません。
どの記事も、最後にネットから拾ったであろう画像で作られたコラ画像が貼られており、内容自体も信頼性の低いものばかりです(別に批判しているわけではないです)
プロフィールを見る限り、別のサイトから内容を抜粋して載せているようですが、転載元と思われるサイトは見つからず、画像検索にかけてもこのブログしかヒットしません。
ただ、ぼかしなしの写真があるとすれば、もっと正確な情報が出てくると思いますが、関連するワードで調べても、ぼかしあり版しか見つかりませんでした。
写真の出どころに関しては、確定的な情報は得られませんでしたが、写真が事故現場で撮られたと考えるのは、あまりにも非現実的すぎます。
パラシュートコードで吊ったらしいですが、それにしては紐が太すぎますし、ぼかしがあるとはいえ、拡大して紐と木を見てみると、どこにくくっているんだっていうレベルです。
・結論
写真に纏わる噂は、信憑性が低く、写真自体も出どころが不明瞭で、明らかに合成に見えることから、少なくとも日航123便の事故関連の写真ではないと結論付けます。
あとがき
数年前に見かけた写真だったのですが、ふと思い出したので記事にしてみました。
この手の話は昔は鵜呑みにしていましたが、詳しく調べてみると情報のほとんどがソースが曖昧ということが分かります。
ただ、この事故に関して陰謀だとかそうでないとか、とやかく言うつもりはありません。
1、2日 調べただけで分かるわけないですからね。
この飛行機事故現場の第一発見者はAV監督になりましたが、その後東尋坊にて失踪したそうです。
東尋坊で失踪したということは、もしかして・・・。
123便がらみの陰謀論は非常に興味深いですよね。
自分も昔「(新)日本の黒い霧」というサイトをよく見ていたのですが、いつからかサイトの運営者がなんの音沙汰もなく変わってスピリチュアルなサイトになったのはちょっと残念です。
陰謀論を扱うサイトで陰謀論が巻き起こるのは皮肉なものですけど…
もしよかったら調べてみると面白いかもしれないです
調べてみましたが、サイトが三つぐらいでてきます。
どれも陰謀論系でスピリチュアルなかんじはしませんね。
そのなかには、なんか女性を幸せにするセーフティーネット?みたいななんだかうさんくさい気がするもあります。