奇妙な文字が書かれた建物・真相を考察

今回は5chで、日本一闇が深い家と紹介された建物について調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらもぜひ！

奇妙な文字が書かれた建物

５ちゃんねるで「日本一闇が深い家」として紹介された写真があります。

かなり崩壊が進んでいる民家ですが、そこら中に赤い文字で「人」と書かれています。

壁一面に「人」と書かれており、先程の写真よりも気味が悪いですね。

この写真に纏わる噂は様々ありまして、「これ三重の桑名だろ」とか「呪怨のモデルになった家やろ」などと書かれていました。

調べてみたところ、最も有力な説としては福島で撮影された震災の被害にあった建物だそうです。

震災関連の建物だということで、何らかの目印なのではないか？という説があります。

例えば、この建物に生存者がいるという印や、逆の意味で亡くなられた方を発見したということで、この印が付けられた可能性も考えられます。

しかしながら、震災関連の情報を調べてみてもこのような印を付けていたという話は見つかりませんでした。

今回は、この謎の文字について真相を追っていきます。

考察

確かに謎な文字ですよね。

噂にある通り、なにかの目印なのかなと思って調べてみたのですが、不可解なことが判明しました。

この建物、あるブログでも紹介されておりましたので引用します。

「被災地のゴミと落書き」というタイトルの記事で、例の人と書かれた文字について取り上げられていました。

この方は何度か現地に訪れているようで、文字がないときに撮影された写真も掲載されています。

どうやら2013年6月にはこの文字はなかったようで、2ヶ月後の8月にいきなり文字が書かれていたようなのです。

他にも車に書かれているケースもあり、同様に2013年8月に書かれたものだと思われます。

ここで疑問に思うのは、なぜ2013年に書かれたのか、ということです。

この建物は、2011年に起きた東日本大震災で流されたものだと思われます。

仮に生存者や死亡者を示す目印だとすると、なぜ2年後である2013年に書かれたのか謎なんです。

また、目印だと考えても、書かれている文字の数が異常であるように思えます。

こちらのブログでも目的はわからないとのことで、非常に謎が深まります。

さて、この建物の場所が特定できましたので、グーグルマップで過去のストリートビューから何かわからないか探してみましょう。

現地のストリートビューがこちらになります。

2013年に撮影されたものが残っていました。

こうしてみると、2階部分がそのまま道路の上まで流されてきたんですかね。

このように内部の壁にも人と書かれており、なぜここまでするのか、かなり気になってきます。

また、近くに駐車されている車にも書かれていることがわかります。なぜか青い車2台だけに書かれているようです。

文字が書かれている建物と車の位置関係はこのようになっていますが、これらが共通しているのは道路上に置いてあるということです。

この2台の車も道路の上に放置されているもので、もしかすると優先して撤去する必要があるものにこの目印がついていたのかもしれません。

もしくは、道路上に放置されているため、ここを通る車に対して注意喚起するという意味で書かれていたとも考えられますが

駐車場に放置されているこの車にも何故か「人」が書かれています。

だとすると、前述した2つの説に関しても可能性は低いかもしれませんね。

他にもないか周辺を捜索したのですが、この場所以外ではこの文字が書かれたものは見つかりませんでした。

様々な可能性を模索してみましたが、これといった理由は見つからず、なぜ2013年の真夏にこのようなことをしていたのか不明です。

ここまでの情報をまとめると、この「人」の文字は2013年8月頃に何者かが書いたもので、震災時に目印として使われた可能性は低いです。

現地の写真を見ても合理的な理由は見つからないのですが、関係者が供養の意味で「人」と書いていたとか、単なるアート目的の落書きだったとか、本人しか知り得ない理由だった可能性もありますね。

今回は真相がわからず申し訳ないのですが、皆さんの考察も是非お聞かせください。