結婚おめでとう!・真相を考察
今回は、新聞に掲載されていた信じられないような一コマを調査していきたいと思います。
動画化もされていますので、こちらもぜひ!
結婚おめでとう!
「結婚おめでとう!」と書かれた一コマで、夫婦と思わしき「信治くん、陽子さん」の名前が書かれています。
恐らく、知人か何かが祝福のために新聞にメッセージを掲載したのでしょう。
しかし、左側にはお祝いのメッセージが書かれているのかと思いきや、とんでもないことが書かれていました。
そして、女性と思われる8名の名前と、最後に「他7名」と記載されていました。
結婚のメッセージでこのようなことを書くということは、嫌がらせ目的であることは明らかでしょう。
しかし、新聞社側がこのようなものを掲載するというのはあり得る話なのでしょうか?
この一コマは、ネットでかなり広まっている画像ではあるが、調べてみてもほとんど詳細はわかっていないようなのです。
今回はこの画像についてできる限り調べていきます。
考察
そもそも新聞に、このようなメッセージを掲載できるのか、という話なのですが恐らく可能だと思われます。
お祝いメッセージを載せてくれるコーナーがあるというわけではないのですが、個人広告という形であれば可能です。
例えば、新潟日報に定年退職する恩師へ感謝のメッセージを広告として載せたケースがあります。
しかし、今回のようなメッセージが記載できるかどうかは各新聞社の判断基準に夜と思います。
毎日新聞であれば「本社の定める広告掲載基準」によると書かれています。
ただ、「広告主の希望を尊重する」とか「生じた問題は広告主が責任を取れ」と書かれていますので、そこまで基準は厳しくないと思われます。
このことから、この一コマが本当に掲載されていたのか、絶対にありえないとは言い切れないです。
さて、画像について詳しく調べていきますが、そもそもこれはどこから広まったものなのでしょうか?
とある画像投稿サイトを見てみると、このようなコメントがありました。
「これ、大昔のVOWに載ってたよね。」という書き込みですが、「VOW」というのは宝島社が出版する雑誌です。
theつぶろでも何度か触れているのでご存知の方も多いかと思いますが、記者が発見したおもしろ画像を紹介する雑誌です。
読者から投稿された画像がそのまま掲載されるので、恐らくVOWが初出であると考えられます。
読者がたまたま見かけた新聞社から投稿されたものだったとすると、やはり実際に掲載された可能性は高いでしょう。
ただ、2010年の書き込み時点で「大昔のVOW」と書かれているので、もしかすると90年代とか、かなり古い新聞だったかもしれません。
ネットが普及した時代であれば、話題になっていた可能性もあるのですが、捜索は難しいかもしれません。
冒頭で紹介した画像はぼかしありのものでしたが、探してみるとぼかしなしの画像もありました。
そして、本名で検索してみると、とあるブログにて有力な情報が見つかりました。
こちらのブログにて、新郎自身がネタにしているという情報がありました。
どういうことなのか説明します。
現在、新郎の名前で検索すると同名の経営者のサイトがヒットします。
サイト内に、経営者である信治さんのプロフィールが時系列順に掲載されているのですが、1995年に気になる記載がありました。
「3行広告欄に”結婚おめでとう”広告を掲載して貰う。後々話題を呼び雑誌や色々な人のブログに掲載されるようになる」と書かれています。
あの「結婚おめでとう」と記載された広告、実は新郎自身が掲載してもらった可能性が高いと思われます。
新郎自身が出した広告ということは、恐らく創作だったのかもしれませんね。
料金が気になりますが、そこまで高くなさそうで、2004年時点である新聞では25000円だという情報もありました。
というわけで、今回の画像は本当に新聞に掲載されていた可能性が高いですが、15名の女性陣の私怨だったというわけではなく
新郎が仕組んだネタだったと思われます。
それにしても、ネタだとしてもすごい発想ですよね…
これぞまさしく本当の売名!w
発想が面白いですね!!
VOW持ってるので確認しましたが8巻に載ってますね
発売が96年なので元の掲載誌での掲載時期を考えるとちょうどいいくらい
VOWだとモザイクがなく新郎新婦の名字もそのまま出てますが
サイトの信治さんの名字と一致するので信憑性は高そうですね
すげー ここまでわかるのか
自虐ネタもここまでやれば寧ろ大したモノだ
なんかあの「釣神様」に通じるものを感じる
伊藤誠かよ!
すごくスッキリした
15人の連名で広告出すとなるとハードル高いからなぁ…1人なら信憑性も増しましたが、まぁ作り話ですよね。
しかしながら掲載された事実はあるとのこと。新聞広告って結構、「載せていいの?」と思うような似非医療やオカルトも掲載されてますからね。
とはいえ、「だいしゅきホールド」のように(言ってしまえば)しょーもないネタでも故意にしろ過失にしろ起源を主張する人はいますから、本件も精査する必要はありそうです。