wayfairのロッカー・真相を考察

今回は、とある海外の通販サイトで売っていったロッカーについて調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらも是非！

不気味なロッカー

海外の家具通販サイトで、wayfairというサイトがあります。

非常に多くの種類の家具が販売されておりますが、その中で奇妙な物が売っていました。

それがこちらのロッカーです。

一見、普通のロッカーなのですが、値段がなんと15000ドル。

日本円で150万円ほど。

商品名を見てみると、さらに奇妙なことにそれぞれ女の子の名前がつけられていたのです。

ロッカーの商品名は「○○Storage Cabinet」となっており、○○の部分に女の子の名前が入っています。

これらの不可解な商品に関して、ネットでは人身売買ではないか？という疑惑が浮上します。

その後、通販サイト側も対応を行い、結果的に商品は全て削除されました。

さらに、ある検索エンジンで商品コードを検索すると、なぜか女の子の画像が表示されるという噂もあります。

また、行方不明者の名前と商品名の名前が一致している場合もあるそうです。

行方不明になった女の子、まさか通販サイトで売買されていたのでしょうか？

今回は、この闇が深いという疑惑のサイトについて調べていきましょう。

考察

さて、まずはこのサイトに関する問題をまとめてみます。

1つ目がロッカーの値段がなぜここまで高額なのか、ということ。

2つ目に、商品名に何故人の名前が使われているのか、ということ。

3つ目が、使われている名前と行方不明者の名前が一致すること。

そして4つ目、商品コードで検索するとなぜか女の子の画像がヒットするということです。

さて、これらの問題を一つ一つ紐解いていきましょう。

• 1つ目の疑問

この騒動、サイト側もかなり重く受け止めているようで、海外のメディアに対して声明を出していました。

まずは、そちらを見ていきましょう。

価格についてですが、このように述べています。

この価格については正常だったようで、誤っているのは写真や商品説明だったようです。

確かに、現在のサイトでもロッカーを調べてみると、元の値段が9000ドルで売られているものもありますね。

ロッカーにしては高い気がしますが、生涯保証がついていたり耐久性がかなり高いようです。

• 2つ目の疑問

次に、商品名に人の名前が付けられていた件についてですが、こちらもサイト側から説明がありました。

広報担当者によれば、サイトで販売する製品はアルゴリズムを使用して名前が付けられるらしく、人名、地名、一般的な単語が自動的に命名される使用だったようです。

今回のケースも、アルゴリズムによって自動で命名された結果、あの様な名前になってしまったのでしょう。

現在のサイトでも、例えば「Neriah」で調べてみると、商品名に「Neriah」が含まれている商品が今でも出てきます。

• 3つ目の疑問

次に行方不明者との関連性ですが、アルゴリズムによって適当な人名が使われていることが判明したましたので、単に偶然だといえるのですが、

この関連付けられている行方不明者のうち一人が名乗り出ています。

というのも、この騒ぎが大きくなりすぎて、この行方不明者と関連付ける画像もかなり広まったんですよね。

で、この中の画像にある女の子が「最初から行方不明になったことなどない」とFacebookでキレていました。

恐らく、この画像の中にも人身売買と結びつけるためにでっち上げたものも含まれているのでしょうね。

• 4つ目の疑問

そして、最後の商品コードで検索するとなぜか女の子が出てくるという件です。

商品コードで検索すると、実際に販売されている女の子が出てくるということなのでしょうが、これについては情報が曖昧です。

確かなのはロシアの検索エンジン「yandex」で検索すると出てくるというものです。

下記のキーワードで検索すると出てくるらしいのです。

私も試しましたが、確かに水着の女の子がヒットすることもありました。

ただ、これに関しては商品コードでなくても、適当な文字列でも女の子の画像が出てきます。

ヒットするサイトにある何かのキーワードで偶然引っかかっているだけですね。

いまだと検索されすぎて、例のロッカーのコードと関連付けられているっぽいです。

というわけで、人身売買説があった通販サイトですが、情報をまとめるとこんな感じになります。

このような噂が出た大きな原因としては、やはり商品名を決める際の謎のアルゴリズムですね。

ただ、人の名前を家具に使うというケースもあるようなので、サイト側はそこまで違和感はなかったのでしょうね。