心霊映像「廃病院の少女」・真相を考察

今回はとある心霊映像について、調査していきたいと思います。

動画化もされていますので、こちらも是非!

廃病院の少女

今回調査する映像はこちら。

廃墟となった病院を撮影している映像ですが、カメラが窓を映し出すと女の子とが乗り出して来ます。

さらに、ネットにはこのようなコメントがありました。

この部屋のカラー画像を見たという人がおり、部屋は2階以上で、トタンのようなもので窓が封鎖されていることが分かっているそうです。

ということは、女の子は封鎖された窓をすり抜けて入って来ているということになります。

これもまた不気味ですね。

今回はこの映像を調査していきたいと思います。

果たして、本物の霊が映り込んだのでしょうか。

考察

  • 映像の出どころを探る

さて、今回の映像についてなんですが、この廃墟は「マル病院」として有名です。

正式名称は大阪にある「南海病院」ですね。もう既に取り壊されています。

この病院、昔から心霊スポットとして有名らしく、やはりあの女の子は幽霊だったのでしょうか。

この「廃病院の少女」について調べてみると、YouTubeに気になるコメントがありました。

ネットで廃墟ブーム時代に、あるサイトの管理人が販売していたという話です。

2500円。本物の幽霊が映っているとするなら安いもんです。

この情報が本当だとするならば、「販売用」に作られた心霊映像だということになり、ちょっと本物かどうか疑わしくなりますね。

「あるサイトの管理人」とは何者なのでしょうか。

映像をもう一度見てみると、画面右下に「映像提供:リザード」と書かれています。

単なる投稿用ハンドルネームなのか、これを手がかりに調べてみましょう。

取り壊される前に、南海病院に訪れた廃墟サイトを発見しました。

ここで気になる記載があります。「この場所はリザードさんに教えていただいた」という記載です。

やはり、廃墟サイト界隈に「リザード」という名前の方がいたのでしょう。

5ちゃんねるを調べてみると、このような書き込みがありました。

「リザード氏のDVD買ったけど○病院の映像にマジで写ってるやん!」という書き込みです。

投稿日は2006年なので、この頃販売されていたのでしょう。

リザード氏の個人サイトで販売されていたようで、既に削除されていますがこんなサイトだったようです。

というわけで、この映像の初出は廃墟系サイトの管理人が作成して販売していたもののようです。

次は、この映像に映った女の子、結局どうやって撮影されたのか考えて見ましょう。

もしかすると「本物」かもしれません…

  • 映像は本物か?

映像の舞台となった場所のカラー写真を見つけました。

この通り、封鎖されている窓もありますが、一部されていない窓もあるようです。

また、こちらの建物の外観ですが、建物の構造を見ると、2階や3階部には窓から出て足場になるような場所がありそうです。

これを踏まえて、映像に映っていた女の子は、生きた人間だと思われます。

先程話したとおり、人間でも十分再現可能な環境だったということは明らかです。

そして、女の子をよく見てみると、何やら不可解なものが映っています。

これ、何か光っているものが映り込んでいるんですよ。

恐らくペンライトか何かの光です。

少しわかりづらいですが、女の子が窓から乗り出す際、微妙に光が下を照らしていることがわかります。

そもそもよく見ると「女の子」なのかどうかすら怪しくなってきましたが、この暗い中で、足場の悪い場所ですからペンライトを持っていたのでしょう。

個人的には、一緒に来ていた廃墟仲間だと思うのですが、どちらにせよ生きた人間だと思います。

もう一つ、実は幽霊が映し出されるシーンになると、ノイズが突然消え、急に無音になります。

恐らく、故意的に消していると思うのですが、考えられる理由としては窓から出てくる際に出る音を消すためだと思います。

この廃墟、訪問者の方の感想を見ると、そこら中にガラス片が散らばっているらしいです。

静かな廃墟で窓から乗り出すとなると音が出てしまうのでしょう。

音が不自然に消されていること、幽霊がペンライトを持っていることから、恐らく幽霊ではなく生きた人間である可能性が高いと思います。

心霊映像「廃病院の少女」・真相を考察” に対して9件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    懐かしい!確か2007年頃に心霊番組で見たような…
    これもやっぱり作り物だったか。。。

    昔話題になった心霊映像を暴くシリーズ大好きです!

  2. 匿名 より:

    しかしこれが作り物だったとしても、
    この真っ暗で足場も悪くガラス片なども散乱した危険な廃墟に生きている人間(子供?)が存在し、
    ペンライト一本だけ持って僅かな時間でも撮影者と対面の位置で行動していたというのは、
    それはそれで怖いような気もします。

    1. まかい より:

      撮影者の仲間だったんでしょ?ちがうの?

      1. 匿名 より:

        そうだと思います。そしてその上で、
        あの様な現場に幼い子供を連れてきている事自体が怖い事だと私は感じました。

        1. 匿名 より:

          室内の画像を見る限り、この女性は幼女と言えるような身長じゃないよね。
          幼女なら頭すら見えないって。

  3. 匿名 より:

    蜥蜴さんのサイト懐かしいです!
    この映像を購入するほどではなかったですが(笑)元ファンです。
    閉鎖されて久しいですが、廃墟界隈では知らない人がいないくらいの有名サイトです。関西の廃墟に突入しまくってる方でした。
    貝塚の廃旅館に潜入した際、そこで本当に遺体を見つけてしまって大事になったこともありました(事件性等はなく、その廃墟で暮らしてたホームレスだった記憶)

    廃墟界の横の繋がりも結構なものですし、蜥蜴さんに協力する仲間もいっぱい居たんじゃないかなと思います。
    幽霊が懐中電灯持ってるってのは昔から騒がれてましたね(^^;)

  4. 匿名 より:

    昔、海外の廃墟で女の子が出てくる動画あったから真似したのかな?(それとも向こうが真似した?)

  5. 匿名 より:

    少女じゃなくて小柄な女性かも?髪型をおかっぱにして幼く見せているだけとか…
    性別も少年でもおかしくないかもしれませんね

  6. 白狐 より:

    関連する話で中山功太さんが語った怪談に興味深い話があります
    このマル病院ではないんですが、病院の外から中に入ってくるという心霊映像があって、中山功太さん曰く「知り合いの霊能力者やCGプログラマーが言うにはあれは心霊映像じゃない、生身の人間が入ってきてる。作りものだ。と言っていた。」と。
    恐らくこのマル病院もその類(作り物)の可能性は高いと思います。

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