謎の国メジゴーリエ・真相を考察
今回は謎に包まれた国「メジゴーリエ」について調査していきたいと思います。
YouTubeで動画化していますので、こちらもよろしくお願いします!
閉鎖都市
ロシア連邦のバシコルトスタン共和国には「メジゴーリエ」という都市が存在している。
人口は18000人ほどの都市だが、1994年までは地図上に存在していなかった。
1994年に「メジゴーリエ」という名前がつけられた。
名前が付けられる前から、この都市は人知れず存在していたのだ。
一体、何を目的に作られた都市だったのだろうか…
存在が認められた今も、一般人の立ち入りは禁止されている。
永続的には都市に立ち入ることができる人間は限られており、この都市で生まれるか、内部の企業で働いていなくてはならない。
また、この閉鎖空間で生活することになる住民には、手当として給与が20%増しで支払われており、普通の街よりも食料品が充実しているそうだ。
1990年にアメリカが衛星写真でこの都市を確認しており、掘削場と思わしき場所と駐屯地のような施設の存在が明らかになった。
アメリカ側は、ロシアにこの場所について問い合わせたのだが、「ただの堀削場だ」という回答しか帰ってこないのだという。
ただの堀削場であるなら、なぜ立入禁止の閉鎖都市になっているのだろうか。
噂によると、秘密裏に核兵器を開発している場所ではないかという話もあります。
考察
不思議な都市ですよね。
住民がどんな生活を送っているのかが気になります。
さて、この都市について少し調べてみました。
この都市、1979年に建設されたということがわかっています。
ということは、ソ連が作った都市だったわけです。
こちらがメジゴーリエの写真です。
秘密の都市かと思いきや、結構写真がネットにアップされています。
普通に人が歩いていて、なんだかイメージと違いますね。
ちなみに動画もありますので、興味のある方は覗いてみてください。
住民にインタビューも行っているようで、ロシア語わからないので何言ってるかは不明です。
次に、この都市が建設された理由を見てみましょう。
この都市ですが、1992年に関係者から「戦争に備えて、高官のために避難所が建設されている」という発表がありました。
また、施設建設の責任者が「食料品と衣料の保管場所」としての施設だと話しています。
さらに、米軍側も「核シェルター複合施設が存在する」と発表しています。
このことから、メジゴーリエは避難施設を作るための都市だと思われます。
軍事機密の施設なので、都市全体を閉鎖しているというわけですね。
堀削場があるという話でしたが、核シェルターである地下施設を作るためのものだと思われます。
冒頭に食料品が充実していた、と話しましたが食料保管庫も兼ねているので、食料品が充実しているのはそのためでしょうね。
このことから、この都市が建設された理由は「避難施設を開発するため」だと思われます。
ですが、ソ連時代にそのような理由で作られたわけなので、現在もそのような目的なのかは不明です。
しかし、ソ連崩壊後も閉鎖されていることから、軍事関連の施設が存在しているのは確かです。
ソ連時代のロシアとその構成国には、地図にない街や立ち入り禁止の街というのは他にも割と存在しまして。
例えばカリーニングラードという都市はソビエト時代を通して住民以外は立ち入り禁止の都市でした。(黒海艦隊の造船所があった為)
他にも、都市名は失念しましたが、旧東ドイツからロケットエンジニアを強制移住させた人工島は2万人以上の人口を擁する秘密都市でした。