帝国陸軍第十三号坑道の真相を考察【2021/05/27更新】
動画化に伴い記事の方も情報を更新しました!
地下の井戸
帝国陸軍第十三号坑道というのは、地下の井戸という2chの怖い話に出てくる地下坑道の名前です。
今回はこの怖い話について、調査してほしいということだったので記事にしていこうと思います。
・地下の井戸
では、この怖い話について説明していきます。
少し長いので全文は紹介しませんが、面白い話なので是非読んでみてください。
2chの怖い話「地下の井戸」
https://xn--u9jv84l7ea468b.com/kaidan/376wa.html
簡単に話の概要を説明します。
・少し危ない仕事をしている主人公と仕事仲間2人で謎の袋を運ぶように指示され、謎の地下坑道に入っていく。
・その地下道には、「帝国陸軍第十三号坑道」と書いてあったりやばい雰囲気がプンプンしている。
・途中、袋の中身が生きた人間であることに気づいてしまう。
・そして、地下道の奥底にある謎の井戸にその袋を投げむが、中をのぞくと「真っ白い手、さらにつるっぱげで、真っ白な頭頂部」先ほど袋の中にいた人間とは全くの別物が何体も井戸の中でうごめいているのを見てしまう。
・よく見ると、その謎の生物は目がなく鼻の穴のような小さい穴がついてるだけだった。
・現在も、袋の中身の関係者に追われ続けている。
・誰かあの井戸の中身を突き止めてほしい。
以上が話の流れです。
最後に出てくる、謎の生物が地底人?的な意味合いをしているのかなぁと思います。
最初に怪談話ではないと話を初めているのに、しっかり怪談話なのがまた怖さを引き立ててますね。
考察
それでは考察していこうと思います。
まず、「帝国陸軍第十三号坑道」と呼ばれる場所ですが、これ自体は都市伝説みたいですね。
ですが実際に、東京の地下には地下壕が存在するようです。
しっかり公開されているようですが…
まだ隠された、地下坑道が存在するかもしれませんね。
そして、「帝国陸軍第十三号坑道」はGoogleマップでも表示されていました。
〒102-0093 東京都千代田区平河町2丁目16
画像までしっかり載っていて、本物のように見えますがこちらの画像を調べてみると、以下のリンクが画像元っぽいですね。
海外の画像からの拾ってきたものでした。
https://uk.m.wikipedia.org/wiki/%D0%A4%D0%B0%D0%B9%D0%BB:14-46-35-f-mutzig.jpg
色々なところで使われています笑
Googleマップのイタズラですね。
では、この怖い話が本当なのかということに戻りましょう。
ネット上では、元ネタと思われる映画や小説がいくつか挙げられています。
戦前の軍部が掘削した地下道に詳しい秋葉俊の『新説東京地下要塞』と、地下洞窟に住む地底人が女性を襲う映画『ディセント』を元ネタに創作した怖い話
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12131175057
秋葉俊の『新説東京地下要塞』
これ以外にも、この方はいくつか地下道に関する本を書いているようですが、レビューを見てみると想像を前提に書かれているようですので、あくまで創作物ということでしょう。
『ディセント』
こちらも、地下道と謎の地底人という部分で影響を受けているのではということですね。
また、書き込みの入りでは以下のように話を始めています。
902 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:52:13 ID:wohjQNUp0
http://occult4cica.blog50.fc2.com/blog-entry-144.html
これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。
ばれたら相当やばい。まだ生きてるって知られたら、また探しにかかるだろう。
でも俺が書かなきゃ、あの井戸の存在は闇に葬られたままだ。だから書こうと
思う。文章作るの下手だし、かなり長くなった。しかも怪談じゃないから、興味
の湧いた人だけ読んで欲しい。
そして、自分は今も追われているが井戸の中身を突き止めてほしい。
と話を終わっています。
文章作るのが下手と言いつつ、原文は誤字脱字がなく話の流れもよく出来ていて、かなり読みやすいものとなっています。
そして、いつも思うんですがこういった重要な話をなぜオカルト掲示板に書くんだろうか…
また、この書き込み以外は他に確認できませんでした。
最後の謎の生物というのでわかると思いますが、創作物と考えるのが妥当でしょう。
ただ、謎の地下道が隠されているという都市伝説も存在しますし、都市伝説好きとしては興味をそそられますね。
帝国陸軍第十三号坑道は存在するのか?
※2021/05/27更新
本当に首都高に地下坑道は存在するんでしょうか?
改めて「地下の井戸」を見直してみましょう。
環状線をぐるぐる回ったあと、トンネル内に車を止めています。
環状線内にある地下トンネルといえば、新宿線あたりになります。
こちらのトンネルについて調べてみると、深さは52mとなっていますね。
また、怪談の書き込みからトンネルの扉から入って5m下りさらに、結構下りたという描写があります。
少なくとも60m以上の深さにあの井戸があるわけです。
日本帝国軍が掘った地下壕は大規模なものだと、先程紹介した「松代大本営跡」があります。
こちらの深さは10数mとされています。
当時の状況を考えると、70mもの大穴を掘るのは非現実的だと思います。
下っていくと幅10mの通路があるとも書かれていましたが、さらに考えにくいです。
あとがき
かなり読み応えのある怖い話ですので、興味のあるかたは是非原文を読んでみてください。
もしかしたら本当に日本の地下には地底人が存在しているのかも…?
では。
この話は凄く面白いですよね。昔から知ってます。この話に出てくる怪物は旧日本軍の作った生物兵器なのか、そうではなく神様のような何かなのかはわかりませんよね。
生きたままの人間を与えなきゃいけない理由が生贄的なことなら後者で、生餌しか食べない生物でただ餌をあげてるだけなら前者ですよね。そういうところも含めてミステリアスです。
この話の考察は少ないので助かります。
調べてもらいたい事があります
https://www.google.co.jp/amp/s/w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/2685.amp
にある画像について知りたいです、昔見てからずっと気になっています。よろしくお願いします!
この画像はすでに考察されてますよ
これを書いた人のイメージは中央環状線ではなく都心環状のような気もします。
自分は読みながら勝手に霞ヶ関トンネルをイメージしていました。
話の地底人?っぽい物って世界のモンスターのグリムロックというものに近い存在なので創作作った人もそれを意識して話を作ったのではないかと思われます
マジレスするなら大戦中とはいえ、東京のような軟弱な地盤に何十メートルもの深さのトンネルを複数穿つのは現実的じゃ無いでしょう。
動画にあるような比較的地表に近いものなら兎も角、物資統制のあった当時でも其処迄立派なトンネルを複数建造するのは一苦労です。
むしろ、その手のトンネル作るなら戦後の高度成長の時代の方が可能性がある位です。
確かに。
もしその「十三号坑道」なるものが実在するなら太平洋戦争以前から、計画的に設計、採掘していると考えるのが自然でしょう。
ですがそうなると今度は…イケイケドンドンな当時の陸軍が、「そんな計画に本当にゴーサインを出すか?」って疑問が出て来ますよね?
まぁ永田鉄山とか樋口季一郎辺りが責任者だったら有り得ない話では有りませんが…矢張り当時の陸軍の体質を考えると、創作物として楽しむのが無難でしょうね。
なぜ生きたまま井戸に入れる必要があったのかが不思議でなりません
Aさんはこの生物とどういう関係があるんでしょうか
地底人物にしたことによって一瞬で創作バレしちゃうのが残念。
普通にそういった隠された場所に死体遺棄してるだけならリアリティ増して怖かったのに
後楽園の轢川(れきせん)公園と、その近くにある税務署らへんには、旧陸軍の射撃訓練場跡地として300メートル程度のトンネル複数が存在しているみたいです。
轢川公園は入り口が完全封鎖されているものの、レンガ造りのトンネルアーチが見えます。
税務署らへんも同様にアーチの痕跡があったのですが、最近は大学が建設され見えなくなりました。
話によると、この二つは別々のトンネルみたいです。
案外、知らないだけで遺構はさり気なくあったりするんですね。
大公園のすぐ隣に川が流れてて
そこでは外来種が釣れる…なんて事
前から聞きますよね!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
この話、本編もさることながら夜のお店にお花売りに行ったりしてそこそこ金になるという導入で一気にリアリティ出してるのが上手いですよね。取り立てとか人攫いより全然ありそうなのが実話らしさだなぁと。