小薬剛さんの真相を考察【検索してはいけない言葉】
今回は、検索してはいけない言葉に載っている謎の広告「小薬剛」について調査していこうと思います。
動画化もされていますので、是非!
小薬剛さん
こちらのネタ、問い合わせで頂いたんですが、初めて見たときちょっと鳥肌が立ってしまいました。
THEつぶろ様、いつもブログYouTube共に楽しく拝見させていただいております。
早速なのですが、5chやニコニコ大百科の検索してはいけない言葉のスレに記載されていた「小薬剛」について調べていただきたいです。
彼は何者なのでしょうか。
どうやら、検索してはいけない言葉に載っているとのことなので、確認してみましょう。
「小薬剛」で検索すると、ライフスペースから~というページがヒットします。
とある弁護士が、ライフスペースという団体から1999年8月30日に受け取ったメールに、この「小薬剛」が出てきます。
同年8月7日の朝日新聞の夕刊に「小薬剛さん、テレビ朝日ですよ!」という内容が書かれた広告が載っていたらしいんですね。
この時点でちょっと意味不明なんですが、この実際の写真がちょっと不気味なんですよね。
検索すると「ライフスペースからの99年8月30日付けのメール」というページがヒットする。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/4387.html
弁護士の紀藤正樹氏がライフスペースという団体から1999年8月30日に受け取ったメールらしく、なぜ1999年8月7日の朝日新聞の夕刊の17ページが「小薬剛さん、テレビ朝日ですよ!」という内容の広告なのかの疑問と自分なりの考察が書かれてある。
そして、ページの最後にはリンクが貼られており、そこからメールに添付されていた画像(1999年8月7日の朝日新聞の夕刊の17ページ一面だと思われる)が見られるのだが、家の窓から顔が覗いている白黒写真とともに、「小薬剛さん、テレビ朝日ですよ!」とだけ書かれており、少々不気味である。
なお、ライフスペースとは自己啓発セミナー団体のこと。1999年11月11日に成田ミイラ化遺体事件を起こしており、現在は解散している。
こちらがその広告の実際の画像です。
「小薬剛さん、テレビ朝日ですよ!」という謎のメッセージと真っ暗な家の窓から誰かが覗いています。
一体この広告は何なのか、小薬剛さんとは一体誰なんでしょうか…
考察
ちょっと調べてみると、新聞で一面広告を出そうとすると4000万円もかかるんですね、剛さんがここまでしたとは思えませんね。
この広告がネットに広まった理由として、先ほども紹介した「ライフスペースからの99年8月30日付けのメール」という小薬剛で検索するとヒットするページです。
実際に見てみると、分かるんですがこの書き込みも支離滅裂でなかなか不気味です。
「小薬剛さん、テレビ朝日ですよ!」
http://masakikito.com/lifespace.letter990830.htm
(A) 1999年の8月7日、17page 全部が、朝日新聞、夕刊の場合、「テレビ朝日ですよ ! 」and「小薬剛さん、」だけなのです。他に無いのかと、問われれば、誠にブキ ミ な人間のような、お化けのようなお方が、のぞき窓のような、怪しげな穴から、 排便でもしているような style で、もちろん顔つきで、いったい何をしたかっ た のか、言いたかったのか、見せたかったのか、恐ろしい会社では、有りますよ ね。
とりあえず、分かることはこのメールの送り主も「小薬剛」が一体何なのかを知りたいということです。
この変なメールと不気味な広告、これらが原因で「検索してはいけない言葉」になったんでしょう。
まず、「ライフスペース」という団体についてですが、自己啓発セミナー会社でいわゆるカルト宗教と変わらない団体です。
あの支離滅裂な文章もそのせいでしょうか?
恐らく、「小薬剛」とこの団体は無関係でしょう。
20年以上前の話ですので、ほとんど情報が残っていないんですが、この広告について調べているブログがありました。
このブログによると、当時の5月から8月まで、月に一回土曜日の夕刊に同じような「テレビ朝日ですよ!」の広告が掲載されていたらしいんです。
9月6日追記
http://blog.livedoor.jp/imizumono/archives/15808791.html
図書館に行って調査をつづけたところ分かったこと
・見た限りでは5月から8月まで、月に一回土曜日夕刊に「テレビ朝日ですよ!」の広告が掲載されていた。4月、9月には見当たらず、他の月は未確認。
・掲載日時、ページ、呼びかける相手と構図
5月1日、4ページ:小池課長、ドアののぞき穴の向こうからこちらを見ている人
6月12日、13ページ:馬場先生、こちらに走ってくる子供
7月3日、13ページ:たくろうく~ん、衣料品店内にて顔だけ出してこちらに笑みを向ける女
小薬剛さん以外にも別バージョンがあるようで、「小池課長」や「馬場先生」なる人物が登場していたと思われます。
また、小薬剛以外の広告は普通の広告でここまで不気味ではなかったらしいです。
この広告主はテレビ朝日なので、何らかの企画で作った可能性が高いと思います。
ここまでが、動画化している部分なんですが、コメント欄で有益な情報を頂いたので、ご紹介します。
当時のテレ朝のキャッチコピーだったようで、ラジオでは名前を呼んでもらえるというキャンペーンやってたようです。 https://internet.watch.impress.co.jp/www/digest/backno/9811/26.htm
どうやら、テレビ朝日の企画で行っていたもののようです。
このページから当時のダイジェストニュースを見ることが出来ます。
真相はこちらです。
[プレゼント・募集]■テレビ朝日、12/24のみ「○○さん、テレビ朝日ですよ!」のCMに好きな名前を入れてオンエアするキャンペーンを実施。抽選で1名を採用。また応募者の中から1,000名に特製携帯電話ケースをプレゼント。締め切り12/4 http://www.tv-asahi.co.jp/dprio/xmas/index.html |
こちらに応募すると、どうやら「○○さん、テレビ朝日ですよ!」の広告を入れてもらえるっぽいですね。
情報提供ありがとうございました。
それにしても、あそこまで不気味な写真にしなくてもよかったのでは…
数年前フジテレビが正月に出した限定の看板。確か青山だったと思うのですが、お正月なのに、地獄絵図で鬼や亡者がテレビを見ているという、およそテレビ局が出す広告看板ではなかったんですよね。あれはどのような意図があったのでしょうか…どう好意的に捉えても不可能なくらい、ネガティブな看板だったと記憶しています。
考えすぎかもしれませんが、まるでテレビばかり見ている視聴者は地獄に落ちる、いやもう既に落ちている、とでも言いたいような。
あれって現代美術作家・天明屋尚のでしたね。
日本やアジアの古典的なイメージを使った作品が多い方のようですが
単純に日頃は苛烈な地獄もお正月はのんびりテレビ見て和んでるっていうだけのものだと思います。
ああガンダムの絵でその方知ってます。そうだったんですね。作者までは知りませんでした。
うーん、あれが和んでいるように見えますか。見える見えないは主観ですので言い合っても意味ありませんが、好意的に見過ぎかと。本人の解説によると「地獄では皆テレビを見て笑い、上の極楽浄土にはテレビがなくて悲しんでいるという図です」とのことですが、意味不明です。
ご本人の活動?を検索すると、真贋わかりかねますが色々出てきます。なるほど察しました。話が大幅にズレますので、これ以上は止めておきます。
意図した通りに内容が伝わるかどうかという点では
このテレ朝の「小薬さん」の場合も同じかもしれません。
さすがにライフスペースによる朝日新聞・テレ朝への悪意たっぷりの解釈は特殊過ぎますが。
この匿名野郎は本当にアレだな。マスコミへのネガティブキャンペーンすさまじい。就職活動でフジテレビに落とされて以来、コンプレックスに囚われてるのかな。
小薬さん、検索してみたら2015年の特許だか論文だかが出てきましたよ。
三菱化工機という会社で技術開発に携わっておられるようです。
これって細部や白黒の階調が潰れてるので不気味に見えますが(しかもライフスペースからの電波のメールの添付でこの画像)、
元の大きな新聞一面の画像なら普通にご近所のおばちゃんがフランクに声かけしてるようにしか見えなかったかもしれないですね。
まして一連のキャンペーン広告企画ものと分かって見ていたら。
フジテレビの正月の地獄絵図は上の方が言われてる通りは一見不気味でも意味があるので、怖がらせようという意図は全くないと思いますが…(意味を知らない人は怖いのかも知れないけど)
この小薬さんの広告はどういう企画なのかが発覚しても、写真や構図の意図が分からないから怖いですね……怖がらせようとしてる様にしか見えないので…。
フジテレビの地獄看板は当時のマスコミのモラル観のままイデオロギー表現したままなんだけど今のマスコミではまずありえないから当時を知らない世代には怖く感じるかもね
広告の真相は怖くないけど、ライフスペースとかいうヤバすぎる団体が怖すぎる、何あの文面…