連絡まつ村の真相を考察
以前から、いくつか問い合わせを頂いておりましたので今回は謎の張り紙「連絡まつ村」を考察していこうと思います。
謎の張り紙「連絡まつ村」
そもそも、「連絡まつ村」とは一体何なのか説明していきます。
大阪各地の電信柱や壁、ガードレールに貼られている謎の張り紙。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/2889.html
老人男性の顔写真と「つ待絡連 かすで気元」「連絡待つ村」という文面が印刷されている。また、変わりもので「元気ですか?連絡待つ村」と混ざっているものもある。張り紙の文面は種類が多く、バリエーションに富んでいる。
少し前にもまとめました、「さんざんしとのことお」などと同じ謎の張り紙シリーズですね。
大阪を中心にかなりの数が広範囲に渡って貼られているそうです。
参考程度にいくつか写真を載せておきます。
現在では、かなりバリエーションがありステッカーにもなっているそうです…


おじいさんの写真も色々種類があり、かなり身近な人物でないと難しいように感じます。
さらに不気味なのは、神社の屋根など普通人が届かない場所にも貼ってあるらしく異常さを物語っていますね。
考察
・いつ頃から貼られているのか?
諸説ありますが、2009年頃からがもっともピークであったようです。
2005年頃にも見たことがあるという情報がありましたが、ツイッター等のSNSで検索してみたところ、やはり2009年以降に目撃情報が現れ始めています。
この方が「連絡まつ村」の最初の目撃情報っぽいですね。
やはり2009年頃に貼られだしたというのが濃厚です。
ちなみに、模倣犯の可能性は高いですが現在でも新たな「連絡まつ村」が貼られ続けているらしい。
・誰が何のために?
肝心なところはここですよね。
可能性のある説を軽くまとめていきます。
・写真のおじいさんを探している
・借金取り等のやばい人に追われている
・私怨や奇行によるもの
・アート・イタズラ作品
こんな感じでしょうか。
それでは、これらの説を一つ一つ考えていきます。
・写真のおじいさんを探している
可能性としてはかなり低い説です。
人探しを目的としているのならば、見つけても名前や連絡先を書いていないと意味がありません。
唯一、名前っぽいのが書かれた張り紙が存在するんですが、この1例以外に目撃情報がないため、今回は詳しく触れません。

このおじいさんは捜査している人の連絡先を知っていて、このおじいさんにだけ「探している」ということを伝えているという可能性もあります。
ですが、「連絡まつ村」と流石にふざけすぎですね。(探す気ないでしょ)
・借金取り等のやばい人に追われている
このおじいさんへの脅しの意味を込めて町中に貼っているという可能性です。
おじいさんが何をしたのかはわかりませんが、かなりリスキーですよね。
先ほども言いましたが、脅しや人探しにしてはあまりにもふざけすぎです。
・私怨や奇行によるもの
可能性としては、そこそこありえそうです。
写真のバリエーションを見る限り、かなり身近な人物でないとできないことのように感じます。
画像検索をして頂ければわかる通り、色々な「連絡まつ村」さんを見ることができます。
最近では、髪の毛が後退した「連絡まつ村」が目撃されていることから、今でも身近にこのおじいさんがいるという可能性すらあります。
・アート・イタズラ作品
個人的にはこれが最も可能性が高い説だと思います。
まず、この張り紙が貼られる少し前に(2008年頃から)東京を中心に「力士シール」という謎の張り紙が流行っていました。
こちらは、アート作品であるという可能性が高いという結論に至っています。
この「力士シール」が流行りがした後に「連絡まつ村」が貼られ出していることから、一種の謎の張り紙ブームが到来していたのではないでしょうか。
また、もう一つそれを裏付ける点として張り紙に書いてある文字と張り紙が貼られている範囲ですね。
「連絡まつ村」だったり「連絡待つ村」だったり書き方にばらつきがあります。
![今年の村長選は連絡待つ村さんが熱い - 2015年05月29日の人物のボケ[32381178] - ボケて(bokete)](https://thetuburo.com/wp-content/uploads/2021/01/image-4.jpeg)

複数の人物が思い思いに変換してしまったということです。
つまり、単独犯である可能性が非常に低くなるんですね。(しかも、これだけ広範囲だと単独では無理)
単独でないとなると頭のおかしい人の奇行等の可能性も低くなります。文面もふざけていますし、イタズラの可能性が最も高いと思います。
結論
ネット上にある情報が少ないので、ある情報から可能性を考えるという感じになっちゃいましたがどうでしょうか。
「力士シール」などの謎の張り紙が出現したころから、この「連絡まつ村」が現れ始めたので町中に謎の張り紙を貼るという行為が流行っていたのかもしれませんね。
それを含めイタズラという可能性が最も高いでしょう。
現在でも、語り継がれ「連絡まつ村」が貼られ続けているのが不気味ですね。(ステッカー・シールになってるし笑)
では。
写っているおじいさんを探しているのではなく、おじいさん自身が行方不明の家族か知人を探していて、自ら顔を晒して「xx、元気か?連絡してくれ」と呼びかけているのだ、と考えることも一応可能かとは思います。
おじいさんの顔を知る当の相手が大阪のどこかにいるのなら、ですが。
チラシ作って主導してるのはおじいさん自身でなく、PCが使える関係者でしょう。写真にバリエーションがあることからして、家族?
…とまあ、いろいろ推理が楽しめるネタですね。
私個人も「アート・イタズラ作品」説が有力かなとは思っているのですが、写真のバリエーションがやたら豊富なのが気にはなります。
ちゃんと前を向いている写真ばかりで、しかも記念写真風でもないので、身近な人間によるもの、かつアート作品、かつ被写体本人は知らない、という可能性が高そうに思われます。
考察ありがとうございます。
私も現代アートかなと思います。下手するとこの写真ご本人が貼ってるんじゃないか、とか。あまりにも写真のバリエーションが多すぎる上に今現在も更新されているというのは不自然ですから。少なくとも貼っている人物のかなり身近な方だとは思います。
あー…父親(故人)という可能性もあるかもですね。
アートだとしても「じゃあこの爺さんは誰?」という新たな疑問が・・・
昔大阪西成区のあいりん地区で貼ってあるのを見かけました
このポスター以外にも手作りの何種類かの尋ね人ポスターが貼ってあったので
「連絡まつ村」も長年本当の尋ね人ポスターだと思っていました