【都市伝説】かぐや姫のコンサートで録音された謎の声を考察【心霊】
今回は、コンサートで録音された不気味な声について考察してみた記事です。
CDなどを聞いていると、時々、不気味な声が入っていることがあります。
レベッカの曲に「せんぱい」という声が入っていた話は有名ですよね。
今回、紹介するのはコンサートで録音されたという、ちょっと珍しいケースです。
かぐや姫コンサートの録音
実際に、聞いてもらった方が早いので貼っておきます。
動画の最後の方に入ってます。
「私にも聞かせろぉん・・・♡」
結構、はっきり聞こえるかと思います。
この手の話は大体が編集ミスだったり、バックコーラスだったりするのですが、今回のケースはコンサート中に録音されたものなので、編集ミスはありえないでしょう。
怖い噂
実は、このコンサートの前に、難病の少女からかぐや姫のリーダーである、南こうせつ氏にファンレターが届いたそうです。
その内容が、「自分は病気でもう長くないから、コンサートには行けない」というような内容だったそうです。
実際にラジオでこの内容が放送されていたらしく、南こうせつ氏本人がエールを送ったらしいです。
それでは、この録音された音声の中に入っていた不気味な声の正体は、この難病の少女なのでしょうか?
考察
これは本当に心霊現象だったのか、考察していきましょう。
まず、この音声がいたずらである可能性はないのでしょうか?
その点に関して、数年前に放送されたアンビリバボーで詳しく検証されていたので簡単にまとめます。
声はマイクから10cm~30cm離れたところで入ったものだと考えられる。
実際のコンサート会場を見ると、一番マイクに近い座席は3mなので、この現象は不可解である。
このことから、観客のいたずらである可能性は低いわけです。
・噂はどこから?
アンビリーバボーによると、初めてこの声について言及されたのは南こうせつ氏のラジオ番組だそうです。
この音源が流された後に、「この女の声は何?」というような投書が届いたのがきっかけだそうです。
当時のラジオ音源も恐らく残っていないでしょうし、本当に声が入った音源が流されたかどうかは不明です。
・実際の音源はどこへ?
音源を持っていたテレビ局によると、もう持っていないそうです(笑)
番組で検証に使われたものは、視聴者から送られてきたものです。
少し怪しくなってきましたね。
・難病の少女はいない。
難病にかかったファンの女の子と照らし合わされ話題になった。
しかし『奇跡体験!アンビリバボー』で、前日談での女の子の話は嘘情報ということを取り上げられた。
そしてその声は、ラジオでの葉書をモチーフにした悪戯とみなされている。
ウィキペディアによると、難病の女の子の話は嘘だったようですね。
最後の一文ですが、出典元が明らかにされていないので、いたずらだと断言することはできません。
じゃあこの声は誰なんだ!という話になります。
番組では事故にあったファンだということになっていますが、よくあるパターンですね。
・創作の可能性
生コンサートの音源だということで、性質上、本当に幽霊かと思ってしまいますが、話題作りのための創作である可能性が高いかと思います。
根拠は、実際に流された音源はすでに紛失しており、現在、聞くことができるのは別の音源だということです。
そもそも、現在、ネットにアップされているものはアンビリーバボーが初出のものです。
実際の音源ではなく、視聴者から送られてきたものであるため、番組側でいくらでも編集できてしまいます。
当時のラジオで流された音源を聞いてみないと、真相は分かりませんが、少なくとも現在、ネット上に溢れている音源は創作である可能性が高いでしょう。
最近貴殿の動画を見させてもらっている者です。
問題となる解散コンサートは1975年の神田共立講堂でのコンサートであり、この時の映像がDVD(かぐや姫Forever)に収録されていることから、映像テープは残っていると思いますよ。
また、奇跡体験アンビリバボーで流された音源のマスターテープ(と呼ばれるもの)は、竹内義和氏が所有しています。(竹内氏からフジテレビに貸し出しされて放送された)
時系列を整理しながら考察すると面白いかもしれませんね。