【怖い話】マイナスドライバーについて解説

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 今回は、怖い話「マイナスドライバー」についてのまとめと解説の記事です。

 

マイナスドライバーとは、みなさんが思い浮かべるあの工具のことです。

 

そのマイナスドライバーに関して、恐ろしい話を紹介します。

 

 

マイナスドライバー

 

そんなに怖くないのですがきいてください
私がまだ4~5歳の頃の話です。
当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。
まだ小さかったので母と女湯に入っていました。
或る日のこと、身体を洗った後飽きてしまった私は、湯船の
中でプールよろしく遊んでいました。
今迄気付かなかったのですが、湯船の横から階段状になりドア
が付いているんですね(何処もそうなのかも知れません)
私はふとそのドアが気になって段々を昇りドアの前まで行った。
ドアノブの直下に大きな鍵穴があるのです。
ワクワクして覗きました。・・・・・向こう側は何かに覆われて見えない。
なんだ、ツマらない。いったん顔をあげました。
何を思ったかもう一度鍵穴を覗き込んだのです。
ぼんやりとした明かりの中、ボイラーとおぼしき器械が見えました
おわースゴい。夢中になって覗いていました。
ドアの向こうの気配、それとも何かが知らせてくれたのか
突然、私は目を離し身を引いたのです。
そして次の瞬間、鍵穴からはマイナスドライバーの先端が狂ったように
乱舞していました。・・・・・・
私は息を呑みそこを離れ、コワくて母親にさえ話すことが出来ませんでした。

 

http://syarecowa.moo.jp/1/076.htm

 

 もし、身を引かなければ、目をマイナスドライバーによって刺されていたでしょう。

 

結局、鍵穴から飛び出してきたマイナスドライバーは一体何だったのか、真相は分からず話は終わってしまいます。

 

それでは、この話について解説していきたいと思います。

 

解説

 

・主人公は女湯にいる。

 よく母親と銭湯に行っていた。という描写から、現場は女湯であることが分かります。

 

そして、ボイラー室のような部屋を鍵穴から覗くと、何者かの気配を感じます。

 

つまり、ボイラー室の中に人がいたと考えられます。

 

そのことから、ボイラー室から覗きを行っている人物がいた可能性が高いです。

 

・マイナスドライバー

 覗きを行っている不審者が鍵穴から、女湯を覗いていたと仮定しましょう。

 

すると、最初に覗いた時は、何かに覆われて見えないと書かれています。

 

不審者も鍵穴から覗いていたため、中が見えなかったのです。

 

もう一度覗いた時、室内が見えたことから、驚いて相手が身を引いたのでしょう。

 

その後、例のドライバーが鍵穴から乱舞します。

 

覗きがバレたと焦った不審者が、鍵穴にマイナスドライバーを刺したのです。

 

・心霊話ではない

 まとめると、不審者に目を刺されそうになったというのが、この話のオチだと思います。

 

突然マイナスドライバーが鍵穴から出てくるのは怖いですが、幽霊の仕業ではなく、人間の仕業です。

 

本当に恐ろしいのは人間だということです(いつもの名言)

 

考察

 

  最後に、この話で最も不可解なのは、鍵穴にマイナスドライバーを刺すことは可能かということです。

 

そもそも、鍵穴から中を覗くということ自体、疑わしいのです。

 

あなたの玄関の鍵を見ていただければ分かりますが、内部は手でロックするようにできていますよね。

 

つまり、穴が貫通していないのです。これでは中が覗けません。

 

仮に内部からも鍵をかけられるタイプだとしましょう。

 

しかし、鍵穴はかなり複雑です。

 

当たり前ですが、ピッキング対策が施されているため特殊な工具以外は入れることすらできません。

 

マイナスドライバーを突き刺して、なおかつ乱舞していたと描写するほど動かすことは不可能です。

 

まとめ

 

 マイナスドライバーに刺されそうになったという怖い話でしたが、実は覗きの不審者がいたというオチでした。

 

しかしながら、鍵穴にマイナスドライバーを入れるなんて少し考えれば無理だって分かりますよね。

 

そこが少し残念な話です。 

【怖い話】マイナスドライバーについて解説” に対して7件のコメントがあります。

  1. ahohachiro より:

    こんにちは。
    一昔前の鍵穴は文字通り穴が空いていて、覗けるようになっていました。マイナスドライバーが入るほどの大きさだったと思います。
    ボイラーマンが覗きをするのも昔は結構あったそうです。

  2. sumaapu0 より:

    コメントありがとうございます。
    調べてみましたが、確かに古いタイプの鍵穴であれば覗けそうですね。
    マイナスドライバーを貫通させることも可能なほど大きな穴だったのでしょうか?

  3. harayoshihiko より:

    (横からすみません)
    今ではもう見なくなりましたが、昔は古い倉などに、こんなような鍵が使われていました。
    https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn%3AANd9GcRogw0bU6hqdwuRUDsE3VMlbJOrAm92hb4hzxqBlQQZnILij1oR
    ドライバーはサイズによっては入りそうです。

  4. sumaapu0 より:

    コメントありがとうございます。
    自分もこの鍵穴を想像していました笑
    確かにこれならば入りそうですが、このような西洋風の錠前は第二次世界大戦前後で生産されなくなったようです。
    レスの初出が2000年で、4~5歳頃の話だったそうなので、さすがに残っている可能性は低そうですが、古い銭湯だとまだある所にはあるのでしょうかね。
    また何かありましたら、コメントしていただけると嬉しいです。

  5. 紅玉亭毒林檎 より:

    でもこの話は後日談が存在して近所のキチ〇イが犯人であることを匂わせて
    そいつと遭遇するところで終わってますよね
    それが同一人物による書き込みかどうかがまず問題ですけど
    もしもそうだとしたら確実に創作になると思います

    1. thetuburo より:

      後日談のことは知りませんでした・・・。
      確かに、同一人物なのか気になるところですね。

  6. 匿名 より:

    子供の目を潰そうとしたから妥当

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