【都市伝説】黒い影を見た!?シャドーピープルとは?真相に迫る【シャドーマン】
今回は、主に海外で有名なシャドーピープルについて考察していきたいと思います。
あなたは、不気味な黒い影を見たことがありますか?
もし見てしまったら、不吉なことが起きる予兆かもしれません・・・。
シャドーピープル
真っ黒な人型の影が現れる謎の現象である。
それを見た者は、自身に不吉なことが起こると言われている。
黒い影が現れると、ポルターガイスト現象が起きたり、焦げたような臭いがするのだという。
シャドーピープルにまつわる話は、海外で多く報告されています。
共通している点は、現れる前兆として、焦げたような臭い、静電気のような痛みを感じることです。
シャドーピープルは、見た者へ災いをもたらすと言われており、本人へ予言するパターンもあるようですね。
実は、数年前に日本でも目撃情報があったようです。
浅草寺で、シャドーピープルが撮影されたようですね。
参考
【UMA図鑑(48)】正体は幽霊?異次元人?UMA?謎の怪人「シャドーマン」 | オカルト評論家 山口敏太郎のUMA図鑑
上記サイトに写真が載っていますが、これだけだとなんとも言えません。
果たして、シャドーピープルは本当に存在するのでしょうか?
考察していきます。
考察
まずは、この都市伝説がいつから噂され始めたのかを調べてみましょう。
・噂の出処
引用
Revenge of the Shadow People (Ghosts of Fear Street, book 9) by Jahnna N Malcolm and R L Stine
この本は、子供向けのホラー本だと思います。
下部の英字に注目していただきたんですが、「Revenge of the Shadow People」と書かれています。
出版された年は1996年ですから、少なくとも「黒い影の怖い話」はその時期から存在するのだと分かります。
以下、本のあらすじです。
VinnyeSalvoは影を恐れている。それには理由がある。
自分の影に奇妙なことが起きているからだ。
角や、爪、歯が成長しているのだ。
彼の本当の影は一体どこにいったのか?
内容を見ていないのでなんとも言えないですが、本の表紙から察すると、主人公であるVinnyeSalvoは、黒い影に何か怖い目に合わされるんでしょう。
シャドーピープルとは少し違いますが、「黒い影が何かしてくる」という話の大筋は一致しています。
引用
恐らくこちらも子供向けの本だと思われます。
2002年出版です。
以下あらすじになります。
偶然集まった4人の若者は、奇妙な絆を形成する。
4人の若者は、様々な悪さを行った。
その後、夜にシャドウ・ピープルと呼ばれる4つの奇妙な「顔のない人物」に悩まされる。
参考
こちらも、黒い影の謎の存在に悩まされているという話です。
都市伝説も含め、どれも「奇妙な黒い影」に関して書かれています。
シャドーピープルは、2006年から世界各地で目撃されていると言われていることから、都市伝説ができたのは2006年と考えて間違いないと思います。
しかし、2006年以前もシャドーピープルと似たような怖い話が作られていたため、噂の原型は上記に示した2冊の本のような怪談から創作された可能性が高いです。
・シャドーピープルの正体は?
次に、シャドーピープルが存在するとすれば、正体は何なのかを考えていきましょう。
正体は、人間の脳のエラーだと考えられます。
人間の脳は、ストレスを感じると簡単に幻覚や幻聴を感じてしまいます。
このことに関して、以下の記事で詳しく書いているのでご覧ください。
一応、この記事でも簡単に書きますが、脳は知覚運動信号という、自己意識や空間認識をするための信号を使います。
この知覚運動信号が乱されると、誰もいないのに、第三者の気配を感じたりします。
これは、実験で明らかになっていることです。
参考
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0513/toc_150513_2077981263.html
このように、幽霊を見たりするのは、脳内現象だと言えます。
シャドーピープルを目撃した人は、何らかの脳のエラーだと考えられます。
また、シャドーピープルの真相迫る記事を見つけたので、参考にしつつ、書いていきます。
スイスの神経学者は23歳の女性にある実験を行った。
実験の内容は、彼女の脳の様々な領域に軽度の電流を流すというものだった。
左耳の上に位置する左のTPJを刺激すると、彼女は突然、背後にいる謎の人、自分の行動を模倣している影の存在を感じたと報告した。
このような妄想は、統合失調症の患者に見られるものと同様である。
※TPJとは、側頭頭頂接合部のことです。
この記事では、TPJの機能が遮断されると、脳は見知らぬ存在を感じ取ってしまうと結論づけています。
こちらの実験では、「第三者の気配」だけではなく、影の存在も感じ取っていますね。
(無論、被験者の妄想ですが)
以上の2つから考えれば、やはり目撃者の脳内現象である可能性が高いでしょう。
まとめ
たまーにまとめサイトで見かける、シャドーピープルについて考察してみました。
その真相は、目撃者の脳内現象であることが実験で明らかになりました。
また、噂の出処に関しても、2006年以前から似たような話が存在します。
この都市伝説もそこから生まれた、またはそのような話の1つなのではないかと考えられます。
シャドーピープル という単語自体は最近ですが、元々「黒いモヤは悪霊」という話があったと思います
自分自身、年中の頃に、大人は家の中に誰も居ない&妹弟は全員自分の後ろで遊んでいる状態で、玄関からリビングへの廊下を自分よりも少し背の高い影が走り抜けて行くのを見ました
外で母親が洗濯物を干していたのは知っていたので、慌てて走っていって、それを話した覚えがあり、また、成人してから「そういえば〜」と実家でその話をすると、その年の頃に私はそういうことをよく言っていたらしく、「あったね、そんなこと〜」と、私より詳しく覚えていました
知り合いの霊媒師(うさんくさい)に相談したそうです
霊が家の中を通ったんだろうみたいに言われたそうですが、ただお祓いはしなかったそう
当時はシャドーピープルという言葉はなかったですが、調べると白い靄は良い霊・黒い霊は悪霊と出てきたのを覚えています
何らかの下地があると広まりやすいのかなあと思いました
考察ありがとうございます。
確かに、黒いモヤを見たという人は多いですね。
この多くの人が目撃する、謎の黒いモヤに「シャドーピープル」と名前が付けられたのかもしれませんね。