【都市伝説】昭和65年の1万円硬貨は別の世界からやってきたのか?【考察】【2019年更新版】

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 今回は、とある奇妙な事件についての記事です。

 

みなさんは、昭和65年に発行されたお金、持ってますか?

 

持っているはずはないですよね。

 

だって、昭和65年はないんですから。

 

しかし、実際に昭和65年の硬貨を使って逮捕されるという事件が起きています。

 

【2019年更新】

どうやらガチャの景品だったっぽい・・・?

 

 

事件

 

  茨城県警つくば中央署は23日までに、コンビニで一万円記念硬貨の模を使ったとして、同県つくば市高野、建築作業員、長谷川三郎容疑者(47)を詐欺の疑いで逮捕した。

 

「昭和六十五年」と記されていたことから、売上金を確認した男性店長

(60)が不審に思い、発覚した。

 

逮捕容疑は21日午前11時40分ごろ、つくば市内のコンビニで、一万円記念硬貨の模造品を使って清涼飲料(147円)を購入し、お釣りをだまし取った疑い。

 

同署によると、長谷川容疑者は「(硬貨を)使えると思った」と容疑を否認している。

 

「昭和65年製」の硬貨使う 模造1万円で男逮捕 (写真=共同) :日本経済新聞

 

実在しない”昭和65年”の偽硬貨で逮捕です。

 

2017年1月、北海道函館市で、1万円の記念硬貨の模造品を使い、商品などをだまし取ったとして、詐欺の疑いで男が逮捕されました。

 

実在しない”昭和65年”の文字。表面には1万円と印字されています。裏には橋のような図柄も。

 

岐阜県派遣社員佐々木直也容疑者(31)は、2017年1月、函館市のコンビニで、偽物と知りながら1万円の記念硬貨1枚を使用して、商品とお釣り8500円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000007-hokkaibunv-hok

 

 2012年と、2017年に昭和65年発行の1万円硬貨が使われています。

 

昭和65年はそもそも存在しないため、なぜこの硬貨を持っていたのか、疑問です。

 

ネット上では、パラレルワールドからやってきた硬貨ではないか、と言われており、次はその根拠についてまとめていきます。

 

パラレルワールド

 

・硬貨が精密すぎる。

  いろいろ事件について調べたんですが、どうやら偽1万円硬貨は、非常に出来が良いらしいです。

 

本物とほぼ変わらないと言います。

 

つまり、造幣局で作られたということです。

 

この世界では、昭和65年の硬貨は作られませんでしたが、別の世界の造幣局では製造していた、ということでしょう。

 

・犯人の発言が意味深

 2012年の長谷川容疑者は、「使えると思った」と発言しています。

 

もし、1万円硬貨が当たり前のように使われている世界から来ていたとしたら、この発言は不自然ではありません。

 

硬貨だけでなく、長谷川容疑者自体も別の世界からやってきたという、とんでもない理論です。

 

考察

 

・硬貨は本当に精密か。

 とりあえず、意味深な発言は置いておいて、硬貨の出来について考えてみましょう。

 

確かに、造幣局が作っているレベルのものならば、簡単に偽造できるものではありませんし、どこか別の世界から来たとしてもありうる話かもしれません。

 

しかし、どのニュースを見ても、そのような記述は見当たりません。

 

どうやら、とあるオカルトサイトから「硬貨の出来が良すぎる」という情報が広まったようです。

 

捜査機関が偽1万円硬貨を鑑定にかけると――高価な希少金属が使われるなど上質な材料で、鋳造技術も大蔵省造幣局と比べて遜色ないレベルだというのだ。

 

(2ページ目)「8分違いのパラレルワールド」の存在がニセ硬貨事件で証明された!? 異次元トラベラーに直撃取材!

 

 自称異次元トラベラーに取材したという記事なのですが、2017年の硬貨事件と関連付けてパラレルワールドについて言及しています。

 

その中で、上記のような記述があります。

 

しかし、事件の硬貨の質に関する情報は、この記事以外で見当たりません。

 

ですが、似たような記事を見つけました。

 

偽造1万円銀貨250枚が見つかる 昭和天皇の在位60年記念、財務省が注意呼びかけ – 産経ニュース

 

偽造の1万円硬貨についてのニュースですが、偽物に希少金属が使われています。

 

何が言いたいかと言うと、捜査機関が鑑定にかけた硬貨というのは、恐らく事件に使われた昭和65年の硬貨のことではないだろう、ということです。

 

昭和65年硬貨は誰にでも作られるようなものなら、ただのいたずら目的だという結論でいいでしょう。

 

・昭和65年の硬貨の正体は。

 はっきりした結論は出ていませんが、

 

  1. 穴が空いていたことから、キーホルダーのようなもので、ジョークグッズとして売られていたもの。
  2. 外国で偽造されたもので、年号をありえないものにしてしまったのは、日本の事情に詳しくなかったから。

 

この2つの説を挙げておきます。

 

僕的には、使用している人が日本人なので、どこかのお土産屋で買ったものだと思うんですが、硬貨自体の真相は不明ですね。

 

・【2019年・追記】

 youtubeの方でコメントをいただいたのですが、どうやらコスモスという会社が作っているガチャガチャの景品だったようです。

 

middle-edge.jp

 

 上記のサイトによれば、子供向けのジョークグッズを制作していた会社だったようですね。

 

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【明日の壱萬円★補強】コスモス コインは奇跡の10000円玉なり~… – 写真共有サイト「フォト蔵」

 

 そしてこちらがガチャ景品だったコインです。

 

ニュースのコインと比べてみましょう。

 

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日本経済新聞より引用

 

景品は昭和65年、コインの周りがギザギザになってますが、穴の位置とコインのデザインが同じなので、どちらもコスモス製のガチャ景品だと見ていいと思います。

 

調べると結構簡単に出てくるみたいで、当ブログの調査不足が露呈しましたね!

(確かいただいたネタだったと思います。申し訳ありません!)

まとめ

 

 この硬貨は、パラレルワールドからやってきたものではなく、ただのいたずら目的で製造された可能性が高いです。

 

情報源のサイトを見ると、ちょっと信憑性が薄いんじゃないかなと思います。

 

あくまで僕の個人的な意見です。

 

今回のネタは、Twitterでいただきました。(だいぶ遅くなってしまい申し訳ない)

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