Evil stick・真相を考察
今回は、海外で話題になった不気味なおもちゃについて調査していきたいと思います。
動画化もされていますので、こちらもぜひ!
Evil stick
海外の100円ショップで、このような玩具が売られていました。
よくある魔法の杖のような玩具です。
パッケージには魔法少女っぽい女の子が描かれておりまして、明らかに子供向けの玩具にしてか見えません。
この玩具、前面に銀の紙が貼られているのですが、これを剥がすと恐ろしい物が入っていると話題になったのです。
剥がしてみると、リストカットしながら不気味に微笑む女性の写真が出てきます。
この玩具のパッケージ、一見すると普通の子供向けの玩具に見えますが、製品名が「EvilStick」と書かれています。
日本語にすると邪悪な杖ということで、確かに内部に邪悪な写真が入っていたというわけです。
母親が娘に知らずに買い与えたところ、このような玩具だと判明したということで、2014年にニュースになったそうです。
この店のオーナーは、知らずにこの商品を仕入れて売っていたようです。
今回は、この奇妙な玩具についてできる限り調べていきます。
考察
さて、この奇妙な玩具について現状わかっていることをまとめていきます。
この玩具、2014年にニュースになっていますが、存在自体は2008年頃から確認されているようです。
このときに発見されたものは、中にはいっているイラストが違うようで、ゾンビのような写真が入っていました。
他にも様々なイラストが確認されており玩具の色違いも存在するようで、かなりバリエーションが豊富です。
パッケージを詳しく見てみると、一応3歳未満の子供には適さないと書かれていました。
特に警告のようなものは見当たらず、確かに間違えて購入してしまう可能性はあります。
MADE IN CHINAと書かれており、恐らく著作権を無視して作られた海賊版の様な玩具なのでしょうね。
しかし、中国製という情報以外は特に製造元に関しては書かれておらず、やはり誰かが作ったのかは不明です。
ですが、中に入っていたこの女性の画像は判明しておりまして、「Butcher Ludwig」というアーティストがネットに公開している画像でした。
他にも様々な不気味な写真が玩具に使われておりましたが、恐らくネットから拾って来た適当な画像を入れていた可能性が高いです。
ネットの画像を勝手に使われてしまうのは、中国産の海賊版にはありがちな話らしいですね。
以上が玩具に関する、現状わかっている情報になりますが、これらの情報を踏まえてこの玩具はなんだったのか、考えていきましょう。
仕入れていた100円ショップのオーナーが知っているのではないか、と思う人が多いかもしれませんが
当時の報道を見てみると、「オーナーは2年前なにかの催しで購入したと言っているが、メーカー名を覚えていない」と話しています。
redditに、2008年に発見したという人物の書き込みがあり、この方によれば「購入した店は中国人一家が経営しておりほとんどが中国の輸入品だった可能性がある」と話しています。
やはり、中国の業者から安い玩具を大量に輸入した中に、この玩具が入っていたのではないかと思います。
いずれにしろ、この玩具自体は単なるジョークグッズとして作られたのではないかと思います。
あくまで「EvilStick」と書かれていますから、よく見れば商品の意図が分かるものですし
一見普通の玩具だけど、実は怖い玩具だったという演出のために、このようなパッケージになっているのでしょう。
ちなみに、オーナーは誤って購入した母親に対して「EvilStickと書かれているので、何を買ったのか理解して購入したはずだ」と主張しているそうです。
できれば製造元も知りたいところですが、かなり前に製造された可能性が高いこと、明らかな海賊版なので足がつかないようになっているのではないか、と思いますので特定は難しいでしょうね。
汝のあるべき姿に戻れ!シ-ルペリペリ
いわゆるビックリグッズみたいなものなのでしょうね。
パッケージも可愛らしいし安いからEvilStickと書かれているのを気にせず買ってしまった。
業者が適当に著作権ガン無視で怖い画像集めてきてその中の一つがたまたまこれだったという…探せば他にもありそう。。
(それにしてもこれはカードキャ○ターさ(ry
イラストがめちゃくちゃカードキャプターさくらなのですがそれは
顔や髪型どころか衣装までほぼそのままだし…
これ、真ん中のシールは剥がすものじゃなくてボタンを押したら光ってホラー写真が浮き出る仕組みだったんじゃないかって言われてますね