play with me・真相を考察
今回は、YouTubeにアップされている奇妙な人形アニメについて調査していきたいと思います。
動画化もされていますので、こちらもぜひ!
play with me
こちらの映像をご覧頂きましょう。
動画のタイトルは「play with me」私と遊ぼうです。
部屋の中に、可愛らしい人形が立っており部屋にある物が光りだします。
これらの道具を人形が選択していくようです。
最初にティーポットを選ぶのですが、突然床に叩きつけて割ってしまいます。
そして、女の子は破片を持って目をこすり始めるのです。
また画面が戻ったと思うと、洗剤の入ったコップを飲み干して倒れます。
このように、女の子の人形が不幸な目に遭う内容を淡々と流している映像なのです。
今回は、この奇妙な人形アニメについて出来る限り調べていきましょう。
考察
YouTubeにアップされているものは2008年のもので、今から14年も前の動画になっています。
概要欄を見ても特に情報はなく、この動画自体もどこからか転載してきたものだと思われます。
コメント欄を確認したところ、作者についてのコメントが見つかりました。
まず、Van氏について調べてみると、オーストラリア出身の写真家の方のようです。
Van氏のホームページには、2人の名前が記載された作品がいくつか掲載されており、やはり人形を使った作品を多く公開しているようです。
現在も活動中のようで、2022年の作品もアップされていました。
次に、Isobel氏についてですが、この方はビジュアルアーティストとして活動されているようです。
現在も、この2人で組んで創作活動を行っているようで、メルボルン国際映画祭で公開する作品を依頼されるほど有名な方々のようです。
さて、作者について判明しましたが、今回の「play with me」はいつ、どのような意図で公開された作品なのでしょうか。
「play with me」について調べてみると、2005年に投稿された日本語の記事を発見しました。
こちらの記事では、掲載元と思われるURLが紹介されており、どうやら作者の一人であるVan氏のホームページ内で公開されていたものだったようです。
ですが、既に作品を見ることはできなくなっていました。
紹介文を見る限りだと、単なる映像といわけではなく、視聴者がクリックして進めていくゲームのようなものだったみたいですね。
最初にお見せした映像で、何度かアイテムは光っていましたが、これをクリックすると女の子の行動が分岐していくみたいです。
さらに調べてみると、作者のホームページの作品リストの中に「play with me」も掲載されていました。
元々は2002年のメルボルンの現代写真センターで展示されていた作品だったようで、説明文にはこう書かれています。
どうやら、写真センターに展示されていた時はこのような感じで、訪れた人が実際にプレイする事ができたようです。
中にはパソコンとモニターが設置されていますが外から見ると、女の子が部屋の中にいるように見えます。
恐らく、部屋の中が子供の遊び場であり、中に入ってプレイヤーが女の子の行動を、自分の責任で選択していくというものだったようですね。
プレイヤー自身の選択によって女の子の行動が悲惨な結末を迎えてしまうということで、プレイした人々がその意外性に驚く仕組みになっているのでしょうね。
たしかFlashで作られてたやつを触った記憶がある。
書いてあるとおりインタラクティブに進んでいく。
子供の頃だったけどひたすら凹んだ。