carmen winstead・真相を考察
今回は、TikTokで流行っている奇妙な音声について調査していきたいと思います。
動画化もされていますので、こちらもぜひ!
carmen winstead
タイトルは「hi my name is carmen winstead」画質の悪い女の子の写真がサムネイルの6秒位の動画です。
「hi my name is carmen winstead…」と話す数秒程度の動画になっています。
ただそれだけの動画なのですが、どうやらミームとしてTikTokで大流行しているらしいのです。
調べてみると、確かにこの音声が使われている動画が大量にアップされていることを確認しました。
YouTubeは数秒程度の動画でしたが、どうやら続きがあるようで、内容がまた不気味なものになっています。
「私はカルメン・ウィンステッド。17歳です。数年前、少女たちに下水に落とされて死にました」
というような内容を淡々と語っているだけの音声で、一体なぜこの音声が広まっているのかは不明です。
気になって調べたところ、元はCreepyPastaであり「この前死んだと独白する女の子」というネタだったそうです。
現在、この動画のコメントには「トラウマが蘇る」というような書き込みが多くあり、CreepyPastaとして語られるようになった、大元のネタがあったのではないか、と考えられます。
今回は、このネタがなぜ流行するに至ったのか、できる限り調べていきます。
考察
まずは、音声の元ネタである「この前死んだと独白する女の子」について調べていきましょう。
「hi my name is carmen winstead」で検索してみると、このような長文がヒットします。
長いので要約しますが、17歳のカルメン・ウィンステッドと名乗る人物が、過去に自身が殺された経緯について話しています。
マンホールに突き落とされ、後日首が折れた状態で発見され、顔がちぎれていたのだそうです。
そして、チェーンメール的な分が書かれており「このメッセージを15人の人に送ってください」と書かれています。
その後にデビットという少年がこのメッセージを無視して犠牲になっいたとも書かれていました。
恐らく、今回の音声の内容、元はチェーンメールとして流行していたものだったのかもしれません。
詳しく調べていきましょう。
調べてみたところ、2006年頃からメールとMyspaceで広まっていたチェーンメールだったことが判明しました。
海外サイトの検証によれば、カルメン・ウィンステッドという少女がそのような方法で亡くなった記録は見つからなかったそうです。
このことから、単なる典型的なチェーンメールだと思われますが、当時から多くの人に広まっていたようで、有名なチェーンメールだったみたいです。
そして、今回の音声自体はテキスト読み上げツールによるもので、2014年にYouTubeに投稿されたものが最古の動画です。
この話、最近になって多くのYouTuberに紹介されているようで、2020年にアップされた動画は900万再生にもなっています。
この時点で、ネット上で話自体は広まっていたことがわかりますが、TikTokで大流行するきっかけになったのが、2022年2月にTikTokに投稿された読み上げ動画です。
「AUUUGHHHHH」というタイトルでTikTokにアップされた動画ですが、先程の読み上げ音声とともに男性のうめき声が入ったバージョンがアップされます。
6日間で7万再生されるほどだったそうです。
ちなみにこの男性の声自体もかつて流行っていたとある男性のいびきの音声となっています。
かつてトラウマだったチェーンメールの音声と効果音として使用されたいびき音声がどこかシュールで面白いということで、TikTokで有名になっていたようです。
TikTokで流行った経緯としては、何か怖い要素があったというわけではなく、むしろネタ的な意味合いが強かったみたいですね。
このことから、今回の音声については元は2006年に流行っていたチェーンメールであり、その読み上げ音声がYouTubeにアップされ流行していたと思われます。
最後の動画のサムネでびびっちゃったよーやられたー
元は絶対可愛いよあれ
怖い画像はワンクッション置いてほしいです…
ニトリで買ってきなよ
その返し、グー!グーよ!!