みんなのうた・真相を考察
NHK「みんなのうた」にちょっと不気味な曲が流れた事があったそうです。
今回はその曲について調査していきたいと思います!
動画化もされてますので、こちらも是非!
みんなのうた
頂いた依頼内容を見ていきましょう。
5,6年ほど前に「みんなのうた」で自殺をテーマにしたような曲と映像が流れた事があったそうです。
依頼主さんは実際にそれを目撃したらしく、あれは何だったのだろう、と気になっているとのことでした。
詳しい内容はこんな感じです。
主人公がいじめを受けているシーンから始まります。
ネガティブな映像が流されるのですが、急に天に登っていく描写があり、楽園のような場所に辿り着いて歌は終わってしまうそうなのです。
私はこの歌に関して心当たりは無いのですが、調査してみましょう。
子供向けの番組とはいえ、トラウマになるような怖い歌が過去に流されていたことはありますよね。
「さとるくん」とか、「まっくら森の歌」なんかは怖い歌としても有名ですね。
考察
さて、まずはみんなのうたで流れた歴代の歌を調べていきましょう。
今回はアニヲタwikiさんを参考にします。
こんな感じで、年代別に曲名と説明が載っているので探しやすいです。
いじめ関連の歌がないか探してみると、2007年10月にこのような曲が放送されたようです。
「ノックは3回」という曲で、いじめ自殺防止キャンペーンの一環で作られた曲なのだそうです。
その他にも、いじめを題材にした曲がないか探してみたのですが、これ以外に見つかりませんでした。
とりあえず、この曲について調べてみます。
調べてみると、NHKの公式サイトで紹介されておりました。
木根尚登さんの曲みたいですね。
いじめだけではなく、子供に訪れるかもしれない辛い出来事に対して訴える曲だったみたいです。
映像がないか探してみたところ、ツイッターで一部アップされている方がいらっしゃいましたので、見てみましょう。
目撃証言と重なる部分がいくつかありますね。
背後からコソコソ悪口を言われているように見えるいじめを彷彿とさせるようなシーンがあります。
また、天に登っていくようなシーンもあります。
鳥や花に囲まれているわけではありませんが…
ツイッターを見た限りだと、何度か再放送されているようで、最近だと2017年にまた放送されているみたいです。
目撃証言の時期とだいぶ近いので、この曲を当時目撃されたのではないか、と思います。
さて、この歌が伝えたいメッセージがなにかまだわかりませんね。
これについても調べてみましょう。
歌詞を見てみると、この歌のストーリーが見えてきます。
恐らく冒頭のスケボーに乗った少年はタイムマシーンで過去に戻ってきた主人公です。
なぜ戻ってきたのかというと、いじめられていた女の子を助けるためですね。
そして、このような歌詞があります。
「辛ければ逃げてもいいから 生きること そこからは 逃げないで」という歌詞です。
過去に戻ってきた少年が、女の子に言いたかったメッセージであり、この歌を聞いている子どもたちへのメッセージでもあるのでしょう。
いじめの描写から、飛び立っているシーンに移るのはそれを示唆しているのかもしれませんね。
しかし、過去に戻ってきた主人公と共に歩いていくシーンがあるので、女の子の未来は変わったのでしょう。
というわけで、この歌は「いじめで自殺してしまう子供の曲」というわけではなく、女の子をいじめから救う曲だったみたいですね。
TMNの木根さんが作ってるじゃん