呪いのビデオ 中古ビデオを考察【2021/07/17更新】
※新しい情報が入りましたので、記事を更新しました!2021/07/17
本日、動画化しましたのでこちらも是非。
今回は、調査依頼を頂いていた呪いのビデオ「中古ビデオ」について調査していきたいと思います。
中古ビデオ
呪いのビデオはご存知の方多いと思います。
その中でも、結構有名な回で検索してはいけない言葉なんかにもなっているのが「中古ビデオ」です。
見たことがあるという方も多いんではないでしょうか。
終始画質が悪く、カップルがどこかで観光している様子が映し出されています。
その後、画面が砂嵐となって最後には女性の顔が映り込みます。
この手のビデオの真相を探るというのは非常に難しいんですが、分かる範囲で真相を見つけていきましょう。
考察
まず、ビデオの冒頭で軽く説明がはいります。
文字に起こすとこんな感じです。
電車のホームで何者かに突き飛ばされて転落、足の小指を切断する大けがを負ったという。
犯人は不明、しかし投稿者がホームに落ちる寸前に見た顔はビデオに現れた謎の顔によく似ていた。
ご覧いただいているカップルらしき人物もこの場所も詳細は一切不明である。
この映像の場所なんですが、以下の書き込みを見つけました。
2 年前この撮影場所は沖縄県那覇市にある金城ダムですね。
間違いないと思います。 金城ダムに行ったことありますので、すぐ分かりました。 ちなみに最後のあの橋は「ヒジ川橋」という橋です。
沖縄にある金城ダムという場所らしいんですが、心霊に関する大きな噂はないっぽいですね。
ビデオに映り込んでいる、謎の女性は説明によると駅のホームで投稿者を突き落とした犯人らしいので、このダム付近の駅を調べてみましょうか。
以下の二つの駅が該当するんですが、どちらも2003年開業です。
そして、この中古ビデオの回が載っている呪いのビデオの制作年は2001年です。
ちょっと映り込んだ女性と場所の因果関係がぐちゃぐちゃなんですよね。
遠いところから、わざわざ出張してきたということでしょうか…
そして、2001年制作ということもあって最後に映り込む女性は静止画なんですよね。
後半ちょっと画像が反転するんですが、静止画なのは変わりません。
まだ編集技術がなかったためでしょうか。
画質の悪い映像から始まり、映像が切り替わって砂嵐に顔が映り込むという映像の作り方はこの「中古ビデオ」が最初だと言われていますね。
そのことから、当時は本物ではないか?と言われていたみたいです。
今見ると、霊に動きが無くて物足りないですね(笑)
他にも似たような作品があります。
https://youtu.be/WsyXe6WH3xo(動画が直接貼れないのでリンクだけ)
こちらは映像が途中でフリーズして、黒い靄が出てきたかと思ったら人の顔に見えてきます。
技術の進歩といったところでしょうか(笑)
昔は呪いのビデオ結構好きで、よく見ていましたね…
元ネタが存在する?
先日、こんなコメントを頂きました。
この途中で入る不気味な女の顔はディズニーのムーランの顔だとか…
どこで見た情報かは失念してしまいましたが、たしかにムーランに同じカットがありました
最後に出てくる謎の女の元ネタは、ディズニーのムーランというキャラクターであるかもという情報です。
ということで検証していきましょう。
似たようなのが3作あります。
この「中古ビデオ」が制作されたのが2001年ということで、おそらく対象になっている映画は「ムーラン2」ではなく「ムーラン」の方でしょう。
ディズニーの「ムーラン」ということで、こちらを見てみましょう。
ムーランは作中で前髪が少し垂れているんですが、中古ビデオの女にはそれがありません。
ですが、ムーランも同じように垂れていない場面が少しだけあります。
ただ、ピンポイントでこれだ、というものはありませんでした。
なので、ムーランの顔の特徴と比べて検証してみましょう。
2つの顔を比べてみると、こんな感じです。
こうして見ると、ほとんど似てないと思う人が大多数だと思います。
パッとみ似ているようにも見えますが、鼻の部分が大きく違うようにも見えます。
ただ、アニメは表情でだいぶ変わるので完全に違うとも言えませんね。
見落としたシーンの中に同じ顔があるかもしれませんし、他の作品かもしれないです。
前述したとおり、「中古ビデオ」の女は静止画でイラストっぽい感じなので、なにかのキャラクターの可能性は高そうです。
※2021/06/01追加
再び、気になる情報を頂いたので、記事を更新しました。
こちらをご覧ください。
自分もムーランの顔だとどこかで見たんですが、
ダビングしようとするとコピーガードの影響でああなる(もしくはあれに近い画像が出る?)
という情報が追記されてた記憶があります。
つまり、単なるダビング失敗動画なのだとか。情報の出所が某掲示板かニコニコ動画のコメントだったかだと思うんで、話半分な内容ですが。
以前、ムーランを映画を実際に視聴して検証してみましたが、本編ではなくコピーガードであのような映像が映し出されしまったとのことらしいんですね。
書き込みを調べてみると、2004年のオカルト板に書き込まれたモノが確認できました。
この時点で、ムーランのコピーガードだという噂があったようですね。
残念ながら、これ以上の情報は見つかりませんでした。
そもそも、コピーガードであのような映像になりえるのか、考えてみましょう。
まず、コピーガードとは、不正コピーを防止するためにコピーされた映像に何らかの妨害を施すものです。
例えば、まともに見れないようにノイズを走らせたり、警告を表示させたりするなど方法はいろいろあります。
実際のディズニー映画のコピーガード映像がこんな感じです。
終始、全体が青くなっていてほとんど見えません。
辛うじて、どんな感じの映像が流れているかくらいはわかるので、中古ビデオの女みたいな感じで映ってもおかしくはないですね。
最後に、呪いのビデオでは「中古ビデオ」はフリマで購入したビデオで、半分はがされたラベルに「映画」らしき文字があったとされています。
こちらの書き込みを見てみると、ビデオカセットに「ムーラン」の文字があったとか。
ほかにも、別の映画に出てくる「ポカホンタス」というキャラクターに似ているというコメントがかなり来ていました。
同じディズニー映画で、放映時期も1995年なので可能性がありそうです。
個人的にも、ムーランよりもこっちに似ていると思ったんですが、当時の書き込みだと「ムーラン」ということになっているんですよね。
まだまだ、調査の余地がありそうです。
2021/07/17更新
読者の方に新たな情報を頂いたので、記事を更新します。
以前、中古ビデオのビデオカセットに「ムーラン」の文字があったという書き込みをご紹介したと思います。
こちらについて、実際に中古ビデオを購入して確認して頂いたので、今回はそちらをご紹介します。
ご協力ありがとうございます!
さて中古ビデオの続編に当たる動画内で、投稿者が実際に送ってきたビデオにムーランと… という2ちゃんのスレがありましたね。
実際にほん呪special3を購入し確認してみました。
残念ながら「中古ビデオ」のビデオテープには「ムーラン」の文字はなかったそうです。
削れた文字を見るに市販されている普通のビデオに録画されているようですね。
書き込みはデマでしたね。
中古ビデオの元ネタがムーランだという説はどこから出てきたんでしょうか。
まだまだ謎が残りますね…
この動画はほん呪シリーズ至高の一作だと思います。かなり制作者のセンスが光ってますよね。
この途中で入る不気味な女の顔はディズニーのムーランの顔だとか…
どこで見た情報かは失念してしまいましたが、たしかにムーランに同じカットがありました
そうなんですか!?そう聞いたら怖さが薄れてきたような………theつぶろさん検証してくれないかなぁ。
こちらのブログが言及していますね
http://kimihasubayaku.main.jp/archives/1693
自分もムーランの顔だとどこかで見たんですが、
ダビングしようとするとコピーガードの影響でああなる(もしくはあれに近い画像が出る?)
という情報が追記されてた記憶があります。
つまり、単なるダビング失敗動画なのだとか。
情報の出所が某掲示板かニコニコ動画のコメントだったかだと思うんで、話半分な内容ですが。
劣化した映像と出自のわからない設定、最後の顔がとても不気味でほん呪シリーズでも大好きな作品の一つです。
ほん呪で映像が切り替わる系の有名なものには他に「黒い女」などがありますが、この手の映像は編集で制作しやすいことが予想できるのにすごく怖いんですよね…
「黒い女」ではなく「井戸」でした 連投申し訳ございません…
>画質の悪い映像から始まり、映像が切り替わって砂嵐に顔が映り込むという映像の作り方はこの「中古ビデオ」が最初だと言われていますね。
すいません、タイトルは失念してしまったんですが、同じほん呪で中古ビデオ以前にも似たような手法で「画質の悪いホームビデオ(キッチンを映していたような…)→画面が酷く乱れる→画面下半分に白目向いた女が映る」という内容の動画がありました
ほん呪初期の白い女の続きものだったかも?
たしか「ダビング」もその手法を用いてましたよね。
https://youtu.be/tMdQ-fqM8c0
見つかりました。「ほんとにあった!呪いのビデオ8」に収録されている「ダビングテープ」でした。ほん呪7をダビングしたら何故かノイズだらけになって女の顔が…という体の映像です。
(タイトルが紛らわしいんですが、先の方が書きこまれてる有名な方の「ダビング」とは別の映像です)
ポセイドンアドベンチャーの録画中のテレビCMの女の子でいいんじゃない?
「偶然手に入れたビデオに写っていた女に突き落とされた」というだけで、
ビデオの投稿者?は被写体のカップルの一人ではなく、
沖縄の駅で突き落とされたわけでもないようです。
もっとも、創作であれば全てフィクションなので、
ビデオで得られる情報からの検証はしようがありませんが…
これもモキュメンタリーにはいるのかなぁ。
調べたらブレアウィッチの全米公開1ヶ月後にシリーズがスタートしたんだね
https://www.bookbang.jp/review/article/507733
この辺とか参考になりそうですね
どうでもいいけど、ポカホンタスでも似たような画像作れそうですよね。
youtubeの米欄にも書いたけどポカホンタスのほうが似てる気がしますね
ざっとムーランと見比べてもどうしても眉が違うんですよね………前髪と眉の感じだとポカホンタスの方が近い。
例の映像が2001年制作なので、1995年公開のポカホンタスでもおかしくない。
私もムーランと聞いたことあります。
2chのオカルト板で中古ビデオが出回ってた頃(2002,3年くらい?)に、ムーランのコピーガードと言われてたような記憶が。
でも言われてみたらポカホンタスの眉とか目の角度が似てますね。
ポカホンタスっぽいイラストをプロジェクターに映した…とかそんな感じでしょうか。
どうでもいいですがポカホンタスの主題歌的な「カラーオブザウインド」は名曲です
この動画に関してですが、投稿者は渋谷の神宮寺フリマで購入したと何かで聞きました。「ポセイドンアドベンチャー」と剥がれたシールに書かれたビデオテープを再生すると、沖縄県浦添市の金城ダムを散策するカップルの映像です。「ポセイドンアドベンチャー」がムーランと因果関係ないと思いますが、最後に映る顔が、人によって違うという話しもあります。
前半のカップル散策の部分も、女性の顔がぼやけているのはプライバシー配慮の加工でしょうが、平和そうな公園内のあちこちに「危険 ハブ」と記された謎の箱が置いてあって、ラストの恐怖に備えたかのような不気味感を醸し出してますね。
調べてみると金城ダム周辺はハブ注意のエリアだそうで、実際になんらかの処置として置かれていたのかもしれません。ここらへん、園内をよく知る人の証言でもあればいいのですが。
全く無作為のプライベートビデオであったとしても、絶妙の素材ですね。
私の錯覚だとは思いますが、ポカホンタスだと目の比率と距離が違うような気がするんですがどうでしょう……
画像が不鮮明なのでなんとも言えませんが、中古ビデオの女性は私にはアニメ絵ではなく実写に近く見えますね。
というのはまぶたの部分がぼんやり白くて(盛り上がってる奥二重?)上まぶたのラインが重たくまつ毛にまぶたが乗ってるようなメリハリのない立体感のある凹凸があるので。
ポカポンタスは見たことないのですがググッた感じ腫れぼったいまぶたをハイライトで表現するような作画ではないようなので違う気がします。
VHSの半分破られた背中のラベル、書いてあるのは往年の大ヒット作「ポセイドンアドベンチャー」でしょうね。テレビで流れてたのを録画したんでしょう。
「きれい録り」は使ったことありますが、5本パックとかのおトク商品で、フリマとはいえ使い古しを買うとはシケた話です。
当時レンタルでSP3観てましたが、
ボロッボロのラベルが映った時、ポセイドンアドベンチャーやないか!ってツッこんだ記憶が…
勿論ポセイドンアドベンチャーに件の顔のようなモノが表れるシーンなんぞ無いですけどね
ムーランというよりは女囚さそりの頃の梶芽衣子さんを思い出しました
歪み具合や粒子が荒く潰れた感じだとか、映画のモノクロスチール写真の載った雑誌のページを少し斜めから撮ったような
1970年代の「女番長」映画あたりなら、アイライン強調メイクでこっち睨んでる女の顔のアップとかたくさんありそうですね。
ポカホンタスには見えないんだけど俺だけ?輪郭と目の大きさが違うような気がするんだけれども。
あと、ニコニコの静画の方にイラストを描いている方がいらっしゃったので役に立つかどうかはわかりませんが一応報告しときます。