Lisa Holm 「13」謎の動画を考察
今回は、YouTubeに存在している謎のアカウント「Lisa Holm」と投稿動画である「13」を調査していこうと思います。
こちらは先日動画化もしてあるので、是非ご覧ください!
Lisa Holm 「13」とは?
では、Lisa Holm というアカウントが投稿している「13」という動画がどんなのモノなのかご紹介しましょう。
動画は10秒ほどの長さしかなく、タイトルは「13」となっています。
内容は1分からカウントダウンが始まり残り50秒くらいになると動画は終了します。
以下がその動画です。
シンプルに意味不明です。
ではなぜこれが都市伝説化しているのかといいますと、チャンネル名と動画のタイトルにあります。
Lisa Holmという名前になっているんですが、実はこの女性殺人事件に巻き込まれて亡くなっています。
Murder of Lisa Holm
スウェーデンのGötene自治体のBlombergで働くSkövde出身の17歳の少女Lisa Holmが2015年6月7日に失踪し、数日後に遺体が作業小屋で発見された[1]。 彼女の失踪、捜索、そして彼女を殺害したNerijus Bileviciusの裁判と有罪判決は、スウェーデンとスカンジナビアで広くメディアの注目を集めた[2]。
https://en.wikipedia.org/wiki/Murder_of_Lisa_Holm
彼女が殺害されたのが、2015年6月7日となっています。
先ほどの動画に戻ってみると、動画の投稿日時が2015/05/24となっています。
タイトルの「13」日後に彼女が行方不明となり、チャンネル名が被害者女性の名前になっていることからこの動画が話題になったということです。
このチャンネルに他に動画はアップされておらず、謎の動画一本だけとなっています。
単なる偶然なんでしょうか…?
考察
それでは、このチャンネルと動画を調査していきましょう。
まず、考えられることとして犯人が作った殺害予告動画ということです。
しかし、警察はこの事実を否定しています。
しかし、その動画が投稿された13日後にある女性が行方不明になり、それから5日後に遺体で見つかる事件がおきた。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/2825.html
なんとその女性の名前がLisa Holmであった。
DNA鑑定から犯人を特定し犯人は逮捕された。 警察はこの動画との関連性を否定している。
偶然にしては少し出来すぎていますよね。
もう少し、事件の概要を確認してみましょうか。
まず、裁判記録を見てみます。
裁判記録によると、6月7日時点で彼女は職場で働いています。
退勤後、彼女は行方不明となり両親が警察に通報。
捜査により彼女の遺体が発見されています。
そして、6月7日に殺害されたと断定します。
よく計算してみると、動画の投稿日である5月24日の13日後は6月6日なんです。
そして、こちらのアカウントのアーカイブを確認すると、6月10日頃に動画が伸び出しています。
事件から3日後の出来事ですので、情報が曖昧ですが厳密にいうと動画のタイトルは「13」ではなく「12」でないとならないんですよね。
ここで、一度YouTubeのシステムに目を向けてみましょう。
実はYouTubeの仕様上、チャンネル名とタイトルをいつでも変更可能なんですね。
そして、問題の動画に似たような動画ってYouTube上に無限に存在しています。
試しに、「30 second countdown timer」とかで検索してみてください。
同じようなカウントダウンするだけの動画が沢山出てきます。
つまり、事件発生後にチャンネル名とタイトルを変えてできた動画がLisa Holm 「13」ということです。
人の死をネタにする悪質なイタズラだったんですね。
若干タイトルの日付がズレているのも、事件発覚後に情報が曖昧なままにやったため1日ズレてしまったんでしょう。
動画との関連性を警察が否定しているということが、何よりの証拠でしょう。
都市伝説にするにもやっていいことと悪いことがありますね。
糞みたいな結末