【都市伝説】かつて存在したと言われる幻のゲームの真相【Polybius】
今回は、海外で有名な都市伝説、「Polybius」についてまとめた記事です。
ゲームセンターに設置されている、いわゆるアーケードゲームと呼ばれているゲームがあります。
僕の世代ではムシキングが大人気でしたが、アメリカにも大人気のアーケードゲームがありました。
しかし、あまりの中毒性の高さに、短期間で撤去されてしまうのです・・・。
Polybius
1981年、アメリカのオレゴン州でPolybiusというゲームが設置された。
シューティングゲームで、当時の若者はこのゲームに熱中した。
ところが、若者たちが謎の症状を訴え始めたのである。
不眠症や、夜間恐怖症など、ひどい場合は記憶喪失や自殺願望まで訴えるものもいたという。
わずか一ヶ月でPolybiusはゲームセンターから姿を消したのだった。
参考
中毒性が高いということ以外にも、危険な症状が芽生えてしまうという恐ろしいゲームでした。
わずか一ヶ月という短期間でしかプレイできなかったこのゲームは、幻のゲームと呼ばれ都市伝説化しました。
実はこのゲームに関する噂は、これだけではありません。
怖い噂
・謎の幻覚や幻聴
このゲームのプレイヤーは、女性が泣いているような声を聞いたり、グロテスクな顔が視界の隅から覗いていると言った報告をしている。
参考
・謎の黒いスーツ姿の人
このアーケードゲームのオーナーによれば、黒いスーツを着た男性が、Polybiusから何かの記録を集めていたという。
参考
考察
このゲームは、政府の関係者の実験だったと言われています。
実際に、スーツを着た男性が記録を集めていたという目撃談も存在します。
ゲームをプレイした者たちの症状を見れば、単なるゲームではないことは明らかでしょう。
さて、このPolybiusという恐ろしいゲームは実在したのでしょうか?
・ゲームは実在したのか?
残念ながら、現在に至るまでゲーム機が存在したという証拠は見つかっていません。
画像は存在しますが、全て想像で作られたものです。
アメリカでも雑誌に載るほど有名な都市伝説ですが、それでもなお見つけられていないのは、デマの可能性が高いのかもしれません。
・Polybiusの起源
Polibiusの初出はcoinop.org(アーケードゲームのデータベース)である。
2000年2月27日にPolybiusに関する情報が掲載された。
そこから、多くの掲示板へ書き込まれることによって広まった。
どうやら、噂はとあるアーケードゲームの情報サイトから広まったようです。
確認してみたところ、確かに広まっている噂と同じことが書かれていました。
・真相
Polybiusの元ネタとなった事件が存在すると言われています。
オレゴン州では、ゲームをプレイした子供が、てんかん症状を訴えるという事件が起きています。(1981年)
また、同じ1981年に、盗品のアーケードゲームを調査するためにFBIがアーケードゲームにカメラを仕掛けて記録を取るという調査が行われていました。
この2つの出来事から、このような噂が生まれたのだと考えられます。
参考
https://retrobitch.wordpress.com/2015/10/29/reinvestigating-polybius-with-2015-update/
まとめ
謎のゲーム「Polybius」は一体何の目的で作られたのか、そして、本当に存在したのかどうかは、分かりません。
しかし、噂が2000年になってから生まれたこと、元ネタとなる事件が存在することから考えると、デマである可能性が高いと言えるでしょう。