【都市伝説】物部天獄が作った角が生えたこけしが出品される!?【リョウメンスクナ】
今回は、面白いものがヤフオクで出品されているのを見つけたので、紹介します。
あなたは、リョウメンスクナという話をご存知でしょうか?
とある呪術師が作ったと言われる、恐ろしいミイラの話です。
さて、リョウメンスクナと、ヤフオクに出品されていた物にどのような関係があるのでしょうか?
物部天獄
まずは、「物部天獄」という人物が誰なのかを説明します。
天獄はネット上で有名な都市伝説、「リョウメンスクナ」に登場します。
リョウメンスクナに関しては以下の記事で詳しく考察しています。
かつて存在したカルト教団が、リョウメンスクナを作ろうとしました。
その教団の教祖の名前が、物部天獄なのです。
息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、 今教団が存続してるとしても、今現在の教祖とはまったく繋がりないだろうし、 名前言うけどさ・・・物部天獄(もののべてんごく)。これが教祖の名前ね」
リョウメンスクナを作り、関東大震災が起こる直前に、彼は「日本滅ぶべし」という遺書を書いて、自殺してしまいます。
日本に相当な恨みを持っていたのだと考えられます。
さて、本題に入りますが、物部天獄の名前が書かれた妙な物が6月にヤフーオークションにて出品されます。
謎のこけし
引用
「こけし 物部天獄 鬼こけし」というタイトルで出品されています。
リョウメンスクナに出てくる物部天獄と同じ名前ですが、果たして偶然なのでしょうか?
引用
鬼こけしという名前通り、角が生えてますね。
なんかビニールテープでぐるぐる巻きにしたような見た目ですね。
しっかりと物部天獄と書かれているのが分かります。
「獄」の字が収まりきらなかったのか、若干いびつな形になってますね(笑)
商品説明欄を見てみましょう。
明治期の蔵に保存されていたものです。
物部天獄と銘が書かれています。
年代物ですので傷や汚れなど画像で確認してからご入札ください。
高さ 約23cm
幅 約10cm
明治期の蔵に保存されていたと書かれています。
ということは、明治以降に作られた物だと考えられます。
「リョウメンスクナ」から察すると、天獄が生きていたのは明治後期~大正時代なので辻褄は合ってます。
考察
さて、このこけしは本物なのか、考察していきます。
・リョウメンスクナがそもそも創作だよ説
当ブログでは、「リョウメンスクナ」は創作だという結論なので、このこけしもジョーク作品である可能性が高いと思われます。
リョウメンスクナが創作であれば、少なくとも、呪術師の物部天獄なんて人は存在しないですよね。
詳しい考察は以下の考察記事をご覧ください。
・出品者が怪しい説
出品者の出品物から考えてみると、創作である可能性が高いと考えることもできます。
自作の琥珀風ペンダントや、マイニングマシンの改造品が出品されていることから、加工品を作って売っている方だということが分かります。
しかも、金◯恩TシャツやXVIDE◯STシャツなんかも出品されていて、結構ジョーク品が好きな方だということも分かりますね。
このことから、「鬼こけし」も作品のひとつである可能性があります。
・底の名前がおかしい説
天獄が生きていた時代は、前述したように明治後期~大正時代です。
つまり、戦前の時代なのです。
戦前の時代といえば、文字は右から読みます。
こんな感じで、右から左へ読み進めていくのが一般的です。
左から読むようになったのは、戦後に欧米文化が日本に入ってきた頃だと言われています。
以上を踏まえて、こけしの底に書かれた名前に注目してみましょう。
右から読むと、天獄物部になってしまいます。
なんだかとってもアメリカンですね。
ちなみに横書きに限っては、左読みも使用されていた例もあったようです。
このことから、このこけしが作られたのは戦後ということになります。
すでに物部天獄さん死んでますよ。
まとめ
リョウメンスクナの話を知っている人が見れば、怖いなと感じる人が多いと思いのではないかと思います。
角が生えたこけしなんて、普通見ないですからね。
一番驚いたのは、このこけしが1万円で売れているという事実です。
しかも送料無料ですから、とっても良心的。
買った人は一体何に使うんでしょうか・・・?
こけし自体がとっても今風ですね(笑)
自作したんでしょうね。
w
シンプルに怖い!
本物なら呪われないよう注意(笑)
此のこけしは、鳴子こけし だと思います。
頭の角の様な者は規制のこけしに取り付けたと思われます、
その為に角の付け根の画像がありませんね。
こけしの 首を回すとキュゥンキュゥンと鳴ると思います、こけしが可哀想です。
毛筆で字を書く事に慣れていない人が書いた字ですね。
戦前の人が書いたのであれば、もし字が下手だとしてももう少し毛筆に慣れている字だと思います。
なので、現代の、毛筆に慣れていない人が書いた字でしょうね…
字からして、
偽物だと思います
偽者か本物かわからないけど
個人的には偽物だと思います。
ベースとなったこけしは宮城県の鳴子系のようですね。リョウメンスクナの都市伝説の舞台であると推測される岩手県のものを用いない辺り、作者の人物像はこけしの種類をわざわざ調べる程の入念さや繊細さは無さそうです。
売れてるのがおもろい
マジそれなww