東方見文録の没データ・真相を考察
今回は「東方見文録」というゲームに纏わる都市伝説を調査していきたいと思います。
YouTubeに動画化もされていますので、こちらもよろしくお願いします!
没データ
皆さんは東方見聞録というゲームをご存知でしょうか。
主人公である「東方見 文禄」がタイムマシンを開発し、マルコ・ポーロの時代へタイムスリップし、ともに中国を目指すというゲームです。
コマンドを選択する形式のゲームで、一見普通のゲームに見えるが、ストーリーがあまりにもぶっ飛んでいるということで、ゲーマーの間では有名なのだ。
簡単に人が死んだり、描写がかなり残酷なものがあったりと、子供がプレイしたら泣き出すような内容ばかりだ。
しかしこのゲーム、実は開発当初よりかなりマシになっているという都市伝説がある。
没データには、今までのものと比較にならないほどひどい内容が残っていたらしいのだ。
マルコはストーリーの途中で死んでしまうのだが、その時のシーンがこちら。
零戦から撃たれ、「ショウシツ」してしまうのだが、修正前のデータは少し残酷な描写になっている。
こちらが修正前だと言われる画像だ。
修正前は、弾が当たってしまった描写になっている。
ドット絵なのでそこまでグロいものではないが、それでもショッキングな画像だ。
この画像、2000年代からネット上に流出しており、コラ画像なのか、没データなのか。
ゲームの隠し要素なのか、はっきりしていない。
この画像を紹介していたサイトは、他にも自作と思われるドット絵を貼っているようで、没データから見つけた顔を貼り付けたコラだというのが、当時の結論だった。
考察
これ、子供がやるようなゲームじゃないんですよね。
レトロゲームって、たまにこういうぶっ飛んでるゲームがあるので面白いとは思うんですけどね。
さて、先程の没データですが、実は実際のゲームでも見ることができるものだったんです。
サンプル版のカセットには、修正前のストーリーを見ることができます。
コチラの方が実際に入手、検証を行っていました。
そして、マルコが死ぬシーンで、冒頭に紹介した弾けている画像が出現しました。
このことから、コラ画像だと思われていたあの画像、実はストーリー上で見ることもできるシーンだったのです。
サンプル版限定ですが。
その他にも、「オカマ」「ブサイク」などの表現がサンプル版には存在しますが、製品版では「あの女は男だった」「変な顔」と表現が変わっています。
さらに、実在する名前もアウトだったようです。
「ウルトラキュー」「ピグモン」「レーガンマスク」と言った名前が出てきますが、製品版では修正されています。
このゲーム、紹介しきれないほど多くの修正が加えられているようです。
ここで疑問なのが、なぜサンプルカセットまで作った後に大幅な変更が加わったのか、ということです。
グラフィックや文言をここまで修正するなら、最初から書くなよと言いたくなります。
作ってから誰かに叱られたのでは?と多くの人は思いますよね。
サンプル版まで作ったということは、制作会社側はこれで販売しようとしたという意思は感じられます。
では、外部の審査機関に怒られたのでしょうか。
ゲームの審査委員会といえば、皆さん大好きCEROが思い浮かびますね。
パッケージによくついている年齢制限のマークはCEROが審査して付けています。
このマークの対象になる表現項目は、こちらになります。
当然ですが、このゲームがっつり当てはまっているので、審査に引っかかったのかと思いきや
CEROが設立されたのは2002年で、東方見聞録は1988年に販売されたゲームなので、CEROから怒られたわけではないです。
審査委員会がなかったのになぜ修正を加える必要があったのでしょうか。
恐らく、任天堂が原因だと思われます。
CERO設立前に関して、インタビュー記事にこのような記載がありました。
「それぞれの家庭用ゲーム機メーカーが独自の基準の下で審査を行っている」と書かれています。
東方見聞録はファミコンのゲームなので、任天堂が独自の基準で審査した結果、修正しろと言われたのでしょう。
今まで幻とされてきたものが見つかるパターンは稀ですね。
なんとも言えない感動があります…!
多分これ修正前のはファミコン史上で1番エグいゲームなのでは…?
Theツブロ最近ハマってますブログもYouTubeチャンネルの方も楽しみにしてます
ゲーム系オカルトといえばかまいたちの夜2の怪文書バグも不気味で電波な文章の中にもストーリー性があって面白いですよね
ただあれがバグではなく人為的に入れられたものなのは明らかでおそらくゲームの演出か話題作りのためにやったのでしょう
いきなり話題ねじこみからの解説までブッコむのただの知識自慢で草
このブログ見るような奴は大概知ってるわw