Blank room soup真相を解説

Blank room soup

これは深層web上にアップロードされ、数々の噂を生み一躍有名になった都市伝説のひとつである。動画の内容はアジア系のシャツを着た男性がスープを飲んでいるという内容なのだが、周

りには着ぐるみをきた何者かが男性をなだめるように頭を撫でている。そして男性は泣きながらスープを飲み続けているのだ。 一説には、「妻の人肉のスープを飲まされている」「殺害された彼女が入っている」「処刑が行われる前の最期の食事をしている」などという噂が広がり、年々その不気味さは増していっている。

以下が問題の動画である「Blank room soup」だ。

 

 

実際に動画を見ると底知れぬ不気味さを感じるのではないだろう。しかし、この動画に関する噂、情報がデマである可能性があったということをこの記事では解説したいと思う。

 

オリジナル動画の所在について

第一に、この動画が恐ろしいとされる要因のひとつに「深層ウェブにアップされた動画である」ということが考えられると思うが、それは違う。

本家の動画は2005年にアップロードされており、「freaky soup guy」というタイトルであった。動画概要欄には「We don’t know what this is.」日本語に訳すと「これが何なのかわか

らない」と記載されている。 つまり、この動画が深層webからきたという情報はどこにも書かれていない。この噂はここ数年で出来たデマに過ぎないということがわかるだろう。 どうしてこ

のような噂が広まってしまったのか。

おそらく2014年に当動画を再アップロードした投稿者の名前が「creepypaste」(海外の都市伝説の意味)であったためではないだろうかと考えられる。 オリジナル動画の所在がわかる

と一気に不気味さ、怖さが軽減されるのではないだろうか?

※深層web自体は2005年からアクセスする方法が存在しているが、この動画に関する噂はまったく存在しない。

この動画の意図

では、この動画は何の意図があり作成されたのだろうか。この動画に関して手がかかりが一切ないというわけではない。例えば、動画に登場している着ぐるみのキャラクターの名前や作者は

判明しているのだ。 動画に登場しているキャラクターはRaymondという作者のRayrayというキャラクターということがわかっている。

 

 

では、Raymond氏が作った動画であるという可能性が示唆されているが、それを断言するにはまだ早い。 実際にRaymond氏にインタビューをした人間が存在する。

 

この人物曰く、「Raymond氏が所有する着ぐるみが盗まれた」「メールで例の動画が送られてきた」と発言しているという。インタビュー動画についての真偽は不明だが、もしもこの動画

が本物だとすると動画の正体はさらにわからなくなってしまった。

※Raymond氏の実際のインタビューの解答かどうかの証拠は存在しない

しかし、この動画はやはりRaymond氏が制作したものであるというのが有力な説だ。

 

Raymond氏が動画作成者だという可能性

 

まずはこちらを見てほしい。

まず、前述のrenaissancemenがアップしているこの動画を観てほしい。 「Video from My Phone (Sierra walks.3g2)」

次に、Raymondのオフィシャルアカウントがアップしているこちらの動画を。 「Sierra’s Journey」

動画のタイトルを信じるなら、どちらの映像にも「Sierra」という女性が登場する。 この女性は恐らく、Raymondの妻のSierra Aiko Persiだ。 下記のflickrに彼女の写真がある。 https://www.flickr.com/photos/rebeccadru/13684061944 Raymondのアカウントに、Sierraの動画があるのは分かる。 だが、renaissancemenがSierraのプライベート動画をアップしているというのはどういうことだろう? renaissancemenが、どこかにアップロードされていたSierraの動画を無断で転載している可能性も無くはないが、正直これはrenaissancemen=Raymond S. Persiである、と考えるのが妥当だろう。 引用 https://anond.hatelabo.jp/20170526020059

 

上記に出てくる「renaissanceman」とは、2005年にこのオリジナル動画をアップロードした最初の人物だ。この人物がなぜか、Raymond氏の妻であるSierra Aiko Persi氏のプライベー

ト映像を同Youtubeアカウントでアップロードしている。 つまり、Raymond氏と「Blank room soup」を初めにアップロードしたrenaissancemanは同一人物であるという可能性が高い。

また、renaissancemanについて以下のような考察も存在する。

 

renaissancemenがアップしている動画には、バッドテイスト的なものも多い。 例えば、下記の動画を観てほしい。

動画説明によると、1993年にドイツで発見された野生児の映像だ…ということらしいが、どう考えてもこれはジョーク・フィルムだろう。そして注目すべきは、この映像のVHSテープ風の画質処理が、「freaky soup guy」に酷似していることだ。 恐らく、どちらの映像もRaymondがジョークとして作ったものなのではないか?彼はこういうバッドテイストな冗談を好む人なのだろう。 引用 https://anond.hatelabo.jp/20170526020059

 

このことからわかる通り、「freaky soup guy」自体もジョーク作品のひとつと考えるのが妥当だろう。 Raymond=renaissancemanとするならば、彼自身が着ぐるみを使用して作成した

動画であるというのは納得の行く話しだ。

 

Blank room soupの真相

前述した実際にインタビューされた人物がいるという情報もあったが、この動画自体2015年のものであり、creepypasteから動画が再アップロードされた2014年の1年後、この動画が話題

となり噂が拡散された時期と同じなのである。

つまり、あのインタビュー動画自体アクセス稼ぎを目的としたデマであると考えられるのではないだろうか。 以上の理由から、「深層webで発見され非常に残酷な内容の動画」であったと

いう噂は嘘であったと断定してよいだろう。 あのインタビュー動画のせいで、情報が混濁してしまったがRaymond氏が作成した動画で間違いない。

彼は、何も人々を怖がらせることが目的で動画を作成したわけではなく、一種のジョーク動画として作成したものが海外で色々な噂がが広まり、現在に至っていると私は考えている。

Blank room soup真相を解説” に対して7件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    素晴らしい解説ありがとうございます。
    これのように虚偽の動画を作って捜査をかく乱するのは謎を解明する側としては
    かなり悪質ですよね!
    真相は作者の宣伝かジョークだったというのに。

    1. thetuburo より:

      そういっていただけると嬉しいです。
      海外都市伝説動画あるあるですね。
      視聴者が多いほど、噂が広がり、収拾がつかなくなるので厄介です。

  2. 匿名 より:

    レイモンドはイギリス人でしたっけ、スープ食わされてる出演者が日本人に見えるので妙な感じですね

    1. thetuburo より:

      そうなんですよね。
      出演者がアジア人っぽいのでそこがなんとも不可解なのです。
      レイモンド氏がなにか言ってくれればいいんですが笑

    2. ブイイ より:

      レイモンド氏はアメリカ人ですよ。苗字(Persi)からしてイタリア系ではないかと思いますが。黒髪でパッと見なら東洋人で通りそうです。目線してるのでハッキリしませんが、スープ飲んでるのも本人では?という説もあります。
      これ、もともとはシュールな笑いを狙って即興で撮ったコントのつもりだったのが、顔出ししたくなくて目線を入れたら思いのほか薄気味悪いものになり、閲覧者の想像が膨らんだ結果『深層ウェブ』なんて尾ひれが付いちゃったんだろうな、と私は思ってます。

      1. thetuburo より:

        情報ありがとうございます~。
        確かに言われてみれば、本人でも違和感はないかもしれませんね。
        当時は、深層ウェブが流行していたのも大きな要因かもしれません。

      2. 匿名 より:

        情報ありがとうございます。レイモンド本人だったとしたら面白いですね。

thetuburo へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

次の記事

エリサ・ラム事件の真相