【都市伝説】PS2のセーブデータ「身」について
今回は、ゲームの怖い話に関する記事です。
みなさんはPS2で遊んだことがあるでしょうか?
PS2には、セーブデータを保存するためのメモリーカードというものがあります。
ゲームによってセーブデータのアイコンが変わって、眺めるだけでも結構、面白かった記憶がありますね。
さて、今日ご紹介するのは、謎のセーブデータのお話です。
身
2007年。
2ちゃんねるにとあるスレが立つ。
内容は、PS2のセーブデータが変になっている、名前が「身」という漢字一文字で、アイコンも何やらおかしいものになっている、というものだ。
スレ民全員で原因を探ろうとするも、結局真相は闇の中である。
こちらがその画像です。
グラフィックがバグっており、セーブデータの名前が「身」となっています。
身という漢字は、肉体を表す文字なので、少し不気味ですね。
スレのその後
スレの流れを簡単に説明すると、解析できる人がスレ主からセーブデータをもらっていろいろ試す→結局原因不明でスレが落ちる。
となっています。
解析している途中で勤務先にトラックが突っ込んだり、身内が危険な状態(病気)になったりと、不幸な目に遭っているので、「身」は呪われているのではないか、という噂もあります。
ちなみに一番最後のスレはこのスレで、結局、解析班がスレに来なくなって自然に落ちたようですね。
身の正体は?
恐らく、なんらかの形で破損したデータだと思われるのですが、破損したデータは以下のようになります。
きちんと「破損データ」と表示されているのが分かると思います。
また、アイコンも見えづらいですが、青い四角形のものです。
他にも破損データを調べましたが、アイコン、データの名前ともに同じでした。
・創作説
今でも様々な説が挙げられていますが、創作説もありうると思います。
コラ画像という話ではなく、セーブデータ自体の改造です。
調べてみると、セーブデータを改造できるツールが存在するようです。
実際の3D編集が不要な場合は、カスタムアイコンを作成するための非常にシンプルなツールがいくつかあります。
bmp2icon.exe => BMPファイルからアイコンファイルを作成します。 (3次元ラッピング法)
mcIconSysGen.exe =>入力したデータからicon.sysファイルを作成します(3つのアイコンファイル名を含む)
ps2save-builder.exe => MCの内容を1つのファイルに保存/抽出/編集するゲームセーブタイトルのmcIconSysGenとps2save-builderの両方で使用される奇妙なスペース文字を修正するために、16進エディタも必要です。 PS2セーブの正しいシフトJISスペース文字は、0x823F(mcIconSysGenで使用)または0x8100(ps2save-builderで使用)ではなく、0x8140(実際のゲームで使用される)です。
http://psx-scene.com/forums/f36/creating-custom-ps2-memorycard-icons-39538/
ツールを使って「身」を作った可能性も大いにありえます。
その場合、かなり巧妙な釣りスレということになりますね・・・。
・ただのバグ説
まとめサイトには、同じようなバグがあったという報告がいくつかあります。
・カードを抜き差ししてたら「僕」というデータができた。
・切り替えスイッチをいじってたらバグデータが意図的に作れた。
証拠の画像が一切ないため、なんとも言えないですが、バグの可能性もあると思います。
ですが、日本だけでなく海外もPS2のデータに関するバグがないか調べてみましたが、これといったものは見つかりませんでした。
まとめ
結局、真相は不明ですが、ツールを使えば再現不可能というわけではないと思います。
「身」はかなり昔の話ですし、データがアップされてるわけではないので真相を解明するのは難しいでしょうね。